異星壊~Star broken love~

吉良常狐

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狐指輪編

#18 輪〜ring〜

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 天狐てんこ魔狐まこが向こうに回ってから2週間が過ぎた。
 結局何も進展はなかったんだけど。
「どうしようかなぁ~マジで」
「こちらからアクセスできない以上、どうしようもないんじゃないか?」
「だけどよぉれい
「っと、そろそろ人が来始める時間だから、続きは帰ってからだな」
「だな」
「おはよう……って早いな、てる
「お前もな」
「どうせだし少しだべるかぁ」
「お前委員会とかは大丈夫なんか?」
「俺は体育祭担当だっただろ?」
「そういやそうか」
 実はこの男、スペックが高いくせにさらに執行委員会でもある。
 なんでも持ってやがる。
「そうだ、最近新しいお店ができたんだ」
「そうなのか?」
「あぁ、パン屋なんだがな、若者向けのパンが多いらしくてうちの高校の連中も結構行ってるみたいだぞ」
「そうなん?」
「そうだよ」
「あと店主が気まぐれで指輪を渡すらしいぞ」
「指輪?!」
「どうかしたか?」
「いや、別に」
 エンゲージリングは倒したよな?……じゃあ敵じゃないのか?
 でもなんだ、違和感しかないな?
「今度行ってみようかな」
「指輪もらえんのは女子だけだぞ」
「僕が指輪目当てに行くとでも?」
「昔からお前そういうの好きだっただろ?」
「まぁそうだけど」
「僕パン結構好きなんだよ?」
「でも間食基本米系かパン以外のお菓子じゃない?」
「うっ」
「でも好きなもんは好きなんだよね」
「学校でも食べたいんだけど誘惑が多すぎる!」
「それはそう」
「うちの購買って本当に人気だよな」
「ほんとね」
 そんな話をして、午後の授業を受け、そのまま帰路につく。
「一人で帰るって言ってよかったよ」
「じゃなきゃこのパン屋に来ないもん」
 目の前には『NEW OPEN』の札がかかった『FOXY BAKERY』というパン屋がある。
「FOXY……まさかな」
 カランカラン、と心地の良い音がしてドアが開く。
 やっぱりこういう音があるから店って入った気にになるんだよなぁ。
「さぁて、どんなパンがあるのかな」
 口ではそういいつつも店員の方を向く。
 魔狐か天狐がいると思うんだけどなぁ。
「お嬢さんに、この指輪をあげようか」
「!」
 来た来た……おそらく前回とは型が違うはず。
 どんな感じの指輪なんだ?
「お兄さん、のぞき見はよくないなぁ」
「いやぁすいません、うちの学校で話題になってるんでどんなか気になって」
「いたって普通の指輪ですよ」
「桜の形をした装飾があるってだけで」
「桜、ですか」
「綺麗でしょ?」
「えぇ」
 指輪をもらった女性は満足げに去っていった。
「さて、お会計と行きましょうか」
「え~と?」
「ロイヤルホールが1つとソーセージパンが1つですね」
「合計で715円になりまーす」
「ちょうど、お預かりしまーす」
「またのご利用をお待ちしております!」
 そして再度カランとドアを開け、店の外へ出る。
「っし、ビンゴ!」
「これで、何とかなるかもな!」
『何とかなるってなんでしょう?教えてくれますか?』
「?!」
 振り向くと同時に光弾が襲ってくる。
 対応なんてできずに直撃してしまう。
「痛た……なにすんだよ!」
『どうやらあなたが邪魔をしに来たようなので』
『というか光弾くらって傷一つないとは』
『貴方本当に人間なんです?』
「知らないね!」
「みんなを救えるならそれでいいさ!」
「かかって来いよ!」
『もちろん!』
 目の前からこちらに突っ込んでくる怪人。
「我が名のもとにおいて、その力を開放せよ」
「――神剣・零しんけん・ぜろ!」
≪融合承認!≫
「スゥゥゥゥ……」
「変身!」
 重装甲に背部キャノン、脚部には車輪、せなかには小型のブースターを装備した形態になる。
断衝撃リフューズインパクト!」
『何?!』
 右腕から衝撃波を放つ。
「やっぱ同じ名前で複数パターンあるのって面倒だな」
≪初見殺し性能があっていいじゃないか≫
「いやそうなんだけどね?」
『今のは不覚を取られましたが、次はそうはいきませんよ!』
「ったく、なんでこんな風なやつが多いんだか」
『と、その前に一つ聞きましょうか』
『なぜ、貴方は私たちの邪魔をするんですか?』
『ただ、私たちは自由に恋愛ができる世界を作りたいだけなのに!』
「それで他人を不幸せにしていいわけねぇだろ!」
「だから、俺はお前らを止める!」
『ならば、私がつぶしてあげます!』
「やってみろ!」
飛ぶ斬撃フライングエッジ!』
「おぉっと!」
 飛んでくる光刃を避け
断影剣・氷だんえいけん ひょう!」
 氷の刃を飛ばす。
『キャンドルフレイム!』
 怪人の右腕から火炎が放射される。
 こいつ……ケーキカットとキャンドルサービスの技を?!
「なんでお前がそいつらの技を使えるかわからんないけど!」
擬似・妖狐の魔弾レプリ キュウビ・ストライク!」
「ウォォォォ!」
 九尾の姿をしたエネルギー弾を作り出す!
 魔狐の見よう見まねだから威力は低いかもだが意味はある!
キュュュュン!っと吠えた九尾型のエネルギーはそのまま怪人へと向かっていく。
『魔狐さんの……でも!』
結びの閃光ブライダルスパーク!』
 左腕からの光線で相殺されてしまう。
 でも、
「もらったぁぁぁ!」
『何ィ?!』
「ザビ・セブ・ジオ・ガガ・ギル!」
断縁斬だんえんざん!」
「一刀両断!」
「チェストォォ!」
 緑に発光した刀で縦に斬り捨てる。
『人間風情が!』
『絶対に私たちには勝てないことをいつか知ることになるでしょう!』
 斬り口から人間が排出された後、爆発四散する怪人。
「名前、なんだったんだろうなぁ」
「さて、この人は誰かが見つけてくれるでしょう」
「ほっ!」
 ジャンプし屋根の上を経由し人がいない場所へ移動し、変身を解く
「まぁ手がかりは手に入ったな、星井」
「まぁな」
「ただ指輪ができたってことは怪人がこれからも大量に出現するってことだ」
「気をつけなきゃな」
「だな」
「誰が狙われるかもわからんし」





~~~繝倥Ν繧「繝ウ繝峨?繝悶Φ縺ョ諡?轤ケ~~~
「また一人やられてしまったみたいね」
「まぁまだ変えはいるわ」
「とくに魔狐ちゃんがこっちにいるから無限に作れるのと同義ね」
「私たちが行った方がよくない?星河ちゃん」
「うぅん……」
「まだ貴方たちが行くには早いのよね」
「もう少し兵力を増やしたいんだよね」
「そう?」
「結構いると思うけど」
「一番は照くんをどうにかすることだね」
「どうするって、彼諦めそうにないよ?」
「そこなんだよねぇ」
「どうやったら諦めてくれるのかわかんないんだよね」
「哀ちゃん、私にいい考えがあるわ」
「蜻ィ繧翫?莠コ髢薙r諤ェ謌代r縺輔○縺溘j縺薙■繧峨↓蠑輔″霎シ繧薙〒蟄、遶九&縺帙k縺ョ縺ッ縺ゥ縺?°縺ェ」
「それ本気?」
「うん」
「まぁ一番現実的な方法だし、それで行こう」
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