異星壊~Star broken love~

吉良常狐

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異形編

#34 説〜explain〜

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「この際だから教えてあげる、何があったのか、何で別れを切り出したのかをね」
「何?」
「貴方だって気になるでしょ?」
「いや、そりゃそうだけど」
「何故……教える気になったんだ?」
てるくんがこっちに来ないからね」
「なら教えてあげようと思って」
「なら話してみろ」
「何があったのかってやつを」
「そう……あれは貴方と付き合って数日後だったかしらね」
 あいは謎の空間を作り出し、俺を飲み込み過去の出来事を語り始める……
――その時、私はやっと照くんと付き合えて有頂天になっていたの――
――でも、そんな時親が会社の存続がかかってるといい出してどこかの知らない会社の御曹司との婚約を持ちかけられたの――
「婚約?」
――えぇ、あんな奴よりも照くんの方がいいのに、あのクソ親父は私のことを一切考えないで私を結婚させようとどんどん話を進めていったわ――
――だから中々デートにだって行けなかったの――
――そしてある日、決定的なことが起きたの――


「照くんと別れろって?!」
「そうだ」
「あの男はお前に相応しくない」
「なんで!なんでそんなこと言うの!」
「お前の未来を思ってだ」
「お前にはあんな男よりも、素晴らしく、相応しい人がいる」
「そのためにはこんな男捨てろ!」
「そんなのって!」
「私達がやってもいいんだぞ!」
「お前自身でけりをつけるか、我々のせいで悔いを残して終わるか!」
「そんな……」
「ゆっくりと考えるんだな!」


――これがあの日、別れた理由よ――
――それでも、私の方には来ないの?――
「あぁ!俺はお前を止める!」
「あんな力を手に入れて、俺たちを狙うのなら!」
――あんな力、ね――
――そうだ、なら何故あの力を手に入れたか、話してあげる――
――あれは照君と別れてから4日たった頃かしら――
――私は貴方と別れてから、無気力な毎日を送ることになったの――


「なんで……照君……」
「もう過去の男のことなんて忘れろ、哀」
「このクソ親父がぁ!」
「父親に向かってなんて口を聞くんだ」
「思い出させてやろう、誰が上なのか!」
「い、いや――――」

――その後、私は自室でどうすればいいかをずっと考えていたの――
――勉強なんて身が入らないし――


「どうしよう……」
『私たちが助けましょうか?』
「誰?!」
『あぁ、驚かないでください』
『私はスター・オブザ・ラブ』
『恋する乙女の味方、ですよ』そんなことを言われて、――私はこう思ったの――
――この子の力を借りて、照君を取り戻そうって――
「ねぇ、スターさん?」
『はい?』
「貴方に協力してもらいたいことがあるんだけど」
『何でしょう?』
「星井照という男が欲しいの」
「私の大好きな人」
「だけどクソ親父のせいで別れてしまったの」
「お願いできる?」
『私の仲間と協力すれば可能ですよ』
「わかったわ」
「やりましょうか」
――そして私は同じような境遇の女性をスターちゃんに頼んで、どんどん仲間にしていったの――
――気づいたら今ぐらいの規模になっていたわ――
「あの能力の数々は一体どうやって手に入れたんだ!」
 そう聞いた瞬間、空間が砕けちり、教室に帰ってくる。
「スターちゃんとは関係なしに手に入れたわ」
「どうやらうちの先祖がこういった力を扱えていたみたいなの」
「たまたま私に宿ったってところかしら」
「さて、もう一度聞くわ」
「私のところに来ない?照君」
「君のためなら、私は何だってするよ」
「戻ってきて!」
「何度も言わせるな!」
「俺はお前なんかには協力しない!」
「俺が惚れた女はそんなんじゃなかったからな!」
「俺が惚れた女はなぁ!何があっても必ず自分の意見を曲げないが!」
「そんな堕天使どもみたいな!」
「クソ野郎共を頼るなんてことは絶対にしなかった!」
「お前は星河哀せいがあいじゃない!」
「俺の惚れた女なんかじゃねぇ!」
星井ほしい……」
「だから……だから!」
「俺が、俺たちが!」
「お前を止める!」
「あぁ!行くぞ!星井!」
「できるものなら!」
『やってみなさい!』
「変身!」
≪融合承認!≫
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