あの幸せだった日々

月ノ透華

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1話:日常?の変化

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 僕の名前は「月魄妖華げっぱくようか」。
 名前は女っぽいがれっきとした男で俗にいう陰キャというものだ。

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 8年程度前の懐かしい記憶がありされど、嫌な夢だった。
「螟夂匱諤ァ鬪ィ鬮??でした」
「譛磯ュ?ヲ冶庄縺輔s残念ですがあと謖√▲縺ヲ謨ー蟷エ縺ァ縺励g縺?」
「わかりました」
「———————————」
「っあ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁ゛、、、」
 ............
 .......
 .....
 ....
 ...

 —————————————————————————

 「ふぁ~ねぇむぃ~」
 起床、現在8時である。
「って、時間ヤバ⁉︎」
 4月、僕は、高校生として新しく高校へ入学するのだが、入学早々に学校に遅刻しそうになっている。

 入学式も終わり、教室に戻るとクラスメイトの自己紹介が始まった。その場はてきとうに受け流し、家に帰った。

 あれから一ヶ月経ち、友人関係ができていたある日、学校に来るとひとつの人集りが目に入った。その人集りはある一人の人物に対してできているものだった。
 その人物とは、「柊夕歌ひいらぎゆうか」である。
 彼女は、物腰柔らかく、誰にでも分け隔てなく接していて顔もいいため、入学式の次の日から有名になっていて、あれから一ヶ月も経ってるので「家が名家」やら「親がどっかの会社の社長」やら噂の一つや二つ自然にたっていた。
 さらに、聞いた話これは多分事実だと思うが、この一ヶ月で告白された回数は20回以上らしい。が、それらを彼女は告白全て断っているんだとか。まぁ、興味ないからいいけど、、、
「よぉ‼︎」
 といきなり声をかけられた。
 彼の名前は佐藤和津斗さとうかずと。僕の唯一の友人である。
 そうして、そいつと雑談を交えていると彼女がこちらに向かって歩いてきた。
 そして、自分の前で立ち止まり一言。
「あなたが月魄さんであってる?」
 どうやら自分を訪ねにきたらしい。
 なぜ、彼女が自分の名前を知っているのかは謎であるが、その言葉に返答をした。
「あー、、、えっと、、、はい」
「そうですが」
 そう返した。
「ちょっと、夕歌ぁ~」
「は~い」
 彼女は他の人に呼ばれてしまった。
「話しかけたのにお話できなくてごめんね?」
 彼女は、それだけ言って去ってしまった。
「今のなんだったんだ?」
 とそいつが言ってくる。
 もちろん知るわけがないので
「しらねっ」
 と返しておいた。そうして机に突っ伏した。

 3時限目、体育のになってしまった、、、
 時給走だぁぁ。自分自身体力がなくて、軟弱で走るの得意じゃないのを自負している。
「ハァハァ、、、」
「ハァハァハァハァハァ、、、」
 あれぇ、急に視界がボヤけてぇ、、、、
 意識が暗転してしまった。
 またか、気づいたら、保健室に居た。どうやら誰かがここまで運んでくれたみたいだ。
 幸い、昼休み前だったので教室に戻った。
「おぉ~大丈夫だったか?」
 と和津斗にいわれた。
「うん、ただの貧血」
 そう、答えておいた。
「そりゃ~よかったぜ」
「いきなり倒れてこっちはびっくりしたんだ」
 と言われた。
「本当にごめん」
 そう返しておいた。
 そして授業が始まり、興味もないので窓から外をのぞいていた。

 寝てしまっていたみたいで、気づいたら、周りには誰もいなくなっていた。
 そうして、帰る準備をしていると彼女、夕歌さんが入ってきた。
「あの~」
「色々話してみたいから、月魄さん、一緒に帰らない?」
 彼女は赤面しながらそう言った。
「ふぇ?」
 いきなりの出来事に、頭の中が真っ白になって、変な声が漏れた。
「それで、、、」
「返信は、、」
 そう、彼女は言った。
「ひゃっひゃい?」
 舌を噛んでしまったことで思わず、恥ずかしさのあまり赤面してしまった。
 初めての人との会話で緊張してしまった。本当に、そこに包丁があるなら切腹して死にたい気分だ。
「よかった」
「それと、大丈夫?」
 そう聞かれた。
「う、うん」
 そう返した。
 そうして、柊さんと一緒に帰ることになった。
「それで、今朝はごめんね?」
「いえ、大丈夫です」
 そう返した。
「それで何故、今朝話しかけにきたんですか?」
「初対面ですよね?」
 会話が続かなくなるのは嫌なので、疑問に思ったことを聞いてみた。
「っ、、あそっか」
 小声で何かを呟いたように聞こえたが気にしないでおこう。
 そうして、柊さんが何か考えたそぶりを見せたあとに
「そうだったね」
 と返答した。
「実はすこし月魄さんのことがきになってね?」
「だって、いつもつまらなそうに窓の外を見ているでしょう」
 実際、つまらないからなと思いつつもその言葉は心に留めておいた。
「いや別に」
「そうなの?」
 返答に対して、意外そうにそう言われた。
 気にしないでおこう。
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