魂の御業 No.1〜真実を追う少年〜

風間永寿

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第3章 火炎の修行

副隊長の勉強会

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目を覚ますと周りで8番隊の隊員達が酒を飲み肉を食い、大騒ぎしていた…
「何かあったんですか?」
近くに座っていた桃色の髪をした青年に聞いた…
「あ~…お前は初めてだよな。隊長が任務遂行祝いに隊全体で焼肉パーティーをしてるんだよ。」
そうか…昼食の時に言ってたもんな…
「ありがとうございます。」
俺はそう言い自分の部屋に戻ろうとした。
「ちょっと待て…来希。」桃色の髪の青年は俺の右の腕を握り引きとめた。
「どうしたんですか?」
「お前も混ざってこい。」
「何故ですか?」
「この焼肉パーティーはただ楽しむためにあるんじゃない。心の傷を和らげるためにあるんだ。いつもは隊長や隊が大きな任務を遂行したにするはずだが、今夜はお前のために開かれてる。お前の記憶ことは知っている。大切な人を亡くした傷の痛みはすぐには消えない。だが和らげることはできる。新しい大切な仲間との出逢いだ。覚えておけ、ここにいるがお前の新たな仲間で新たな家族だ。」
それを聞き俺は少し涙を流した…そして、涙を拭きみんなが大騒ぎしているところに混ざった。俺は酒が飲めないから肉を食べまくった。隊舎が揺れるような大騒ぎは5時間ほど続いた…
焼肉パーティーが終わると隊員達は自分の部屋に戻って行った。俺が戻ろうとすると
「待て。」誰かに引きとめられた。
また桃色の髪の青年はだった。
「お前はメイズについて知らなすぎる…今から俺達と勉強会だ。」
「え?」疲れ果てて今にも眠りそうなのにこれから勉強会はキツすぎる…てか、この人は誰なんだ?
「ん?あ…名前を教えてなかったな。
メイズ戦闘部隊8番隊プロメテウス副隊長の記欧きおう空伍くうごだ。」
副隊長と聞いて驚いた。どう見ても俺と年齢は変わらないのに副隊長になっている。相当の実力を持っているのだろう…
「副隊長はおいくつですか?」
「20だが。それがどうかしたか?」
俺と2歳しか違わない…勉強会よりも戦闘訓練をしてみたい‼︎
「副隊長俺と」「戦闘訓練はしないぞ。」
「え?なぜわかったんですか?」
「顔に書いてあった。これから朝まで勉強会をするんだ。戦闘訓練は今度な。」
「はい!ありがとうございます‼︎」
「それじゃあついて来い。」
そう言うと副隊長は俺を案内し隊長の部屋まで連れて行った。
「ここは隊長の部屋ですよね?」
「さっき言っただろ。『俺達と』って。」
そう言って副隊長がドアを開けると玄関に酔いつぶれて倒れてる隊長がいた。
「あの…副隊長…隊長がこれじゃ…」
「問題ない。」そう言うと副隊長は隊長の頭に手を当てた。すると隊長が起き上がった。
「副隊長のソウルスキルですか?」
「いや魂治療トリートだ。お前は習ってないだろうが、魂源ソリュードを相手の体内に流し込み再生を促す技術だ。医療班はこの能力にけたものが集まっている。」
「助かったぜ空伍~」隊長が副隊長に後ろから抱きついて笑いながら言った。
「隊長…今から勉強会やるんで、こいつに一緒に教えてあげてください。」
「いいぜ~これから戦闘員としてやっていくには大切なことだもんな。」
そう言うと隊長はリビングに連れて行ってくれた。隊長のリビングにはテレビとソファーがあるだけだった。
「隊長ってミニマリストなんですか?」
「昔から物欲が少なくてな。」
「隊長はソファーで座ってゲームでもしていてくだい。最初の1時間は俺が教えますので、1時間交代でやりましょう。」
これから副隊長によるメイズの勉強会が始まった…
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