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8話 動物園デート
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「あ、流れ星だぞ」
「え?」
昨日と同じく一つの布団を分け合って寝ていると、夜空に一筋の光が走った。
「そういえばこの世界は星が綺麗に見えるんですね」
「異世界では見れないのか?」
「こっちほどは。邪神が空を暗く染めたらしいので」
「そりゃ大変だな」
「流れ星は普通の星と違うのですか?」
「俺は勉強が苦手だから原理は知らないぞ。ただ流れ星はその名の通り流れていくから綺麗なんだ。あと流れている間に3回願いを言えたら願いが叶うらしい」
「聖杯と同じ能力を!?」
「落ち着け、ただの迷信だ」
「むぅ」
俺から解放されたいからか、そこからリディアはジッと流れ星を待っていた。珍しいものだから1日に何回もあるものじゃないぞと言っても聞かなかった。
「あ、流れ星!」
「うそ、2回も?」
「聖杯を返してください聖杯を返してください聖杯を返してください」
「リディアに好かれるリディアに好かれるリディアに好かれる」
「何ですかその願いは!」
「そっちこそ俺から離れるための願いじゃないか」
正反対だ。一応これでも付き合っているのだから面白い。
それにしても1日に2回も流れ星とは。何かが起こる前兆なような気がして逆に不気味だ。
「どうか私の願いが叶いますように」
「どうか俺の願いが叶いますように」
流れ星が消えた後も俺たちは願い続けていた。意地を張って願いを唱え続けると普通に疲れてくる。
唱え終わったのは同時だった。
「明日はデートだ、もう寝ようぜ」
「そうですね。私が正輝さんに惚れることはないと証明する良い機会です。万全の状態で挑まないとです」
「なかなか言うじゃないか」
当てつけのように言いやがる。
俺は布団に戻り、そのまま目を閉じた。
昨日眠れなかったこともあって、今日は一瞬で夢の世界へと誘われた。
翌日。
俺たちは少し早起きをし、この辺りでは1番大きな動物園である東山動植物園に足を運んでいた。
俺は大きめのリュックサックを背負っている。中にはもちろん人質こと聖杯くんが詰め込まれている。純金製だからかわからないけど、とにかく重い。服を脱いだらリュックサックの紐の跡が残ってそうだ。
今日は平日なだけあって、客はほとんどいない。遠足で来た幼稚園児か、それより小さな子どもを連れたお爺さんお婆さんか、大学生カップルくらいだ。
快適に、ストレスなく動物たちを見ることができそうだな。
「こんな広いところに動物たちを集めているのですか?」
リディアは看板前で目を見開いた。
異世界で動物がどう扱われているのかは知らないが、規模と種類の豊富さに驚いているようだ。
「動物だけじゃないぞ。動植物園なだけあって、植物もたくさんある」
「植物も……そうですか」
植物には食いつかないな。興味がないのだろうか。
季節の花なんかが見られるから、俺としてはおすすめだ。興味を持ってもらえるようなガイドを心がけてみよう。
「あ、なんですかあの大きな動物は!」
「おいおい、転ぶなよ」
リディアは興奮した様子でゾウの広場まで走っていった。
今日のリディアはブルーのTシャツと白いスカートをチョイスしていた。リディアが可愛いからなのか、はたまた菜々緒先輩のセンスなのかはわからないが、すごくいい服に見えた。たぶん前者だな。
そんなリディアの後ろ姿を追う。手すりの前でぴょこぴょこ跳ねるリディアは中学生にしか見えなかった。
「正輝さん、鼻が長いです!」
「そうだな。あれはゾウといってめっちゃ重たい動物らしいぞ」
ガイドがクソだ。こんなことならもっと勉強して教養を身につけておけばよかった。
ふと、どこかから視線を感じた。しかし首を振っても怪しい人はいなかった。気のせいか、はたまた可愛いリディアを見つめる男の目か。
「正輝さんどうしました?」
「いや、なんでもないよ。それより次の動物を見に行こうぜ」
「はい!」
リディアは昨日の態度が嘘のように盛り上がっていた。
これは俺の持論だが、優しい子は動物が好きだ。だから優しいリディアも例に漏れず、動物が好きなのだろう。
次に訪れたのはゴリラ・サル・チンパンジーのエリアだ。
ここ東山動植物園のゴリラ・サル・チンパンジーエリアには名物キャラが2頭いる。まず1頭目は……
「あぁあぁぁぁぁあああ!」
「な、なんですかあの叫び声は!」
絶叫する猿でお馴染み、フクロテナガザルのケイジくんだ。
初見だと誰でも驚く。異世界人のリディアなら尚更だろう。
「リディアへの求愛だったりしてな」
「なるほど。正輝さんより明るくて素敵な方ですね」
「俺テナガザルに負けるの?」
泣くよ?
まぁ、おそらく冗談だろう。おそらく。そうでないとやってられない。
何度も叫んでファンサービスをしてくれるケイジくんに、リディアは目を輝かせていた。スカイブルーの瞳が、まるでサファイアのように映る。
「綺麗だな」
「え、ケイジくんは綺麗というより豪快では?」
「いや、リディアがだよ」
数秒の間を置いて、リディアは顔を真っ赤にした。
そして、
「あぁぁ……」
ケイジくんの1000分の1ほどの声量で叫び、顔を手で隠してしまった。
「そろそろ慣れてくれよ。リディアは可愛い。天使。大好き」
「も、もうやめてください! 私そういうの言われたことないんです」
「異世界人はセンスがないんだな」
「う、うぅ……」
これ以上褒めたら泣いてしまうな。何となくの線引きが理解できた気がする。
東山動植物園のゴリラ・サル・チンパンジーエリア、2頭目の名物キャラはゴリラの楽園にいた。
「な、何ですかあのイケメンは!」
「イケメンゴリラのシャバーニくんだ」
「正輝さんの何倍もイケメンです!」
「おいこら」
シャバーニには負けても仕方ないかも知れない。文句なしのイケメンだし。
ただしケイジくんに負けたのだけは納得がいかない。俺の薄いプライドがそこだけは譲れないと吠えている。
「……不思議です」
「ん、どうした?」
リディアがポツリと呟いた。
独り言のつもりだったのか、俺が反応したことに驚いた様子だった。
「いえ、その、魔力を持った動物が一頭もいないので不思議だなと」
「そっちでは動物が魔力を持っているのか?」
「そうですね。半分くらいは」
「怖いな。魔法とか撃てるの?」
「もちろんです」
もちろんなんだ。
もし地球がそんな世界だったら、人間は生態系の頂点に君臨できなかったかもしれないな。
不意にぐぅ、と腹の虫の声がした。
昨日の夜は俺の腹から。でも今日は、リディアの腹からだった。
どんな顔をしているか確認しようとしたら、すでに顔を手で隠していた。
……恥ずかしがることないのに。
「え?」
昨日と同じく一つの布団を分け合って寝ていると、夜空に一筋の光が走った。
「そういえばこの世界は星が綺麗に見えるんですね」
「異世界では見れないのか?」
「こっちほどは。邪神が空を暗く染めたらしいので」
「そりゃ大変だな」
「流れ星は普通の星と違うのですか?」
「俺は勉強が苦手だから原理は知らないぞ。ただ流れ星はその名の通り流れていくから綺麗なんだ。あと流れている間に3回願いを言えたら願いが叶うらしい」
「聖杯と同じ能力を!?」
「落ち着け、ただの迷信だ」
「むぅ」
俺から解放されたいからか、そこからリディアはジッと流れ星を待っていた。珍しいものだから1日に何回もあるものじゃないぞと言っても聞かなかった。
「あ、流れ星!」
「うそ、2回も?」
「聖杯を返してください聖杯を返してください聖杯を返してください」
「リディアに好かれるリディアに好かれるリディアに好かれる」
「何ですかその願いは!」
「そっちこそ俺から離れるための願いじゃないか」
正反対だ。一応これでも付き合っているのだから面白い。
それにしても1日に2回も流れ星とは。何かが起こる前兆なような気がして逆に不気味だ。
「どうか私の願いが叶いますように」
「どうか俺の願いが叶いますように」
流れ星が消えた後も俺たちは願い続けていた。意地を張って願いを唱え続けると普通に疲れてくる。
唱え終わったのは同時だった。
「明日はデートだ、もう寝ようぜ」
「そうですね。私が正輝さんに惚れることはないと証明する良い機会です。万全の状態で挑まないとです」
「なかなか言うじゃないか」
当てつけのように言いやがる。
俺は布団に戻り、そのまま目を閉じた。
昨日眠れなかったこともあって、今日は一瞬で夢の世界へと誘われた。
翌日。
俺たちは少し早起きをし、この辺りでは1番大きな動物園である東山動植物園に足を運んでいた。
俺は大きめのリュックサックを背負っている。中にはもちろん人質こと聖杯くんが詰め込まれている。純金製だからかわからないけど、とにかく重い。服を脱いだらリュックサックの紐の跡が残ってそうだ。
今日は平日なだけあって、客はほとんどいない。遠足で来た幼稚園児か、それより小さな子どもを連れたお爺さんお婆さんか、大学生カップルくらいだ。
快適に、ストレスなく動物たちを見ることができそうだな。
「こんな広いところに動物たちを集めているのですか?」
リディアは看板前で目を見開いた。
異世界で動物がどう扱われているのかは知らないが、規模と種類の豊富さに驚いているようだ。
「動物だけじゃないぞ。動植物園なだけあって、植物もたくさんある」
「植物も……そうですか」
植物には食いつかないな。興味がないのだろうか。
季節の花なんかが見られるから、俺としてはおすすめだ。興味を持ってもらえるようなガイドを心がけてみよう。
「あ、なんですかあの大きな動物は!」
「おいおい、転ぶなよ」
リディアは興奮した様子でゾウの広場まで走っていった。
今日のリディアはブルーのTシャツと白いスカートをチョイスしていた。リディアが可愛いからなのか、はたまた菜々緒先輩のセンスなのかはわからないが、すごくいい服に見えた。たぶん前者だな。
そんなリディアの後ろ姿を追う。手すりの前でぴょこぴょこ跳ねるリディアは中学生にしか見えなかった。
「正輝さん、鼻が長いです!」
「そうだな。あれはゾウといってめっちゃ重たい動物らしいぞ」
ガイドがクソだ。こんなことならもっと勉強して教養を身につけておけばよかった。
ふと、どこかから視線を感じた。しかし首を振っても怪しい人はいなかった。気のせいか、はたまた可愛いリディアを見つめる男の目か。
「正輝さんどうしました?」
「いや、なんでもないよ。それより次の動物を見に行こうぜ」
「はい!」
リディアは昨日の態度が嘘のように盛り上がっていた。
これは俺の持論だが、優しい子は動物が好きだ。だから優しいリディアも例に漏れず、動物が好きなのだろう。
次に訪れたのはゴリラ・サル・チンパンジーのエリアだ。
ここ東山動植物園のゴリラ・サル・チンパンジーエリアには名物キャラが2頭いる。まず1頭目は……
「あぁあぁぁぁぁあああ!」
「な、なんですかあの叫び声は!」
絶叫する猿でお馴染み、フクロテナガザルのケイジくんだ。
初見だと誰でも驚く。異世界人のリディアなら尚更だろう。
「リディアへの求愛だったりしてな」
「なるほど。正輝さんより明るくて素敵な方ですね」
「俺テナガザルに負けるの?」
泣くよ?
まぁ、おそらく冗談だろう。おそらく。そうでないとやってられない。
何度も叫んでファンサービスをしてくれるケイジくんに、リディアは目を輝かせていた。スカイブルーの瞳が、まるでサファイアのように映る。
「綺麗だな」
「え、ケイジくんは綺麗というより豪快では?」
「いや、リディアがだよ」
数秒の間を置いて、リディアは顔を真っ赤にした。
そして、
「あぁぁ……」
ケイジくんの1000分の1ほどの声量で叫び、顔を手で隠してしまった。
「そろそろ慣れてくれよ。リディアは可愛い。天使。大好き」
「も、もうやめてください! 私そういうの言われたことないんです」
「異世界人はセンスがないんだな」
「う、うぅ……」
これ以上褒めたら泣いてしまうな。何となくの線引きが理解できた気がする。
東山動植物園のゴリラ・サル・チンパンジーエリア、2頭目の名物キャラはゴリラの楽園にいた。
「な、何ですかあのイケメンは!」
「イケメンゴリラのシャバーニくんだ」
「正輝さんの何倍もイケメンです!」
「おいこら」
シャバーニには負けても仕方ないかも知れない。文句なしのイケメンだし。
ただしケイジくんに負けたのだけは納得がいかない。俺の薄いプライドがそこだけは譲れないと吠えている。
「……不思議です」
「ん、どうした?」
リディアがポツリと呟いた。
独り言のつもりだったのか、俺が反応したことに驚いた様子だった。
「いえ、その、魔力を持った動物が一頭もいないので不思議だなと」
「そっちでは動物が魔力を持っているのか?」
「そうですね。半分くらいは」
「怖いな。魔法とか撃てるの?」
「もちろんです」
もちろんなんだ。
もし地球がそんな世界だったら、人間は生態系の頂点に君臨できなかったかもしれないな。
不意にぐぅ、と腹の虫の声がした。
昨日の夜は俺の腹から。でも今日は、リディアの腹からだった。
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