6 / 36
【拓真の心配事】
しおりを挟む
食事作ってくれたマコの元にアサミが帰ってきた。
マコよりも年上に見える、セミロングの髪を肩で結んだ化粧っ気のない女性だった。
太陽のような笑顔だ、と海翔は感想を持つ。
海翔はすぐに懐いてしまい、食事中わいわいと話していた。
その姿はまるで親子のようだった。
マコは皿を洗い出し、
「手伝います」
と拓真が横に立つ。
「ねえ、凄く仲よくなっちゃったね」
「そうですね。海翔は結構年上の女の人に懐くんですよ」
「なるほど。それに年上の女にも可愛がられそうじゃない?」
「そうですね。海翔は母親がいないんですよ。祖母に育てられてて。だから・・・」
「ああ、そうなんだ」
拓真は黙って手際よく片付けていく。
「なんだか明日が楽しみ。拓真君イケメンだし、仕事早いし」
「何でもしますよ。言って下さい」
軽く笑って拓真は皿を洗い終わる。
少し黙って、マコの方を向いて、
「ダブルベット、俺、大丈夫かな」
と真剣な顔をした。
「どきどきしちゃう?」
「うん、まあ」
「へえ、顔に出ないね。普通に見える」
「普通ですよ。幼なじみで、友達です」
拓真は軽くため息をつく。
マコは何か言いたそうだったが、何も言わず、暫くして、
「デザートにしよっか」
と明るく言った。
マコよりも年上に見える、セミロングの髪を肩で結んだ化粧っ気のない女性だった。
太陽のような笑顔だ、と海翔は感想を持つ。
海翔はすぐに懐いてしまい、食事中わいわいと話していた。
その姿はまるで親子のようだった。
マコは皿を洗い出し、
「手伝います」
と拓真が横に立つ。
「ねえ、凄く仲よくなっちゃったね」
「そうですね。海翔は結構年上の女の人に懐くんですよ」
「なるほど。それに年上の女にも可愛がられそうじゃない?」
「そうですね。海翔は母親がいないんですよ。祖母に育てられてて。だから・・・」
「ああ、そうなんだ」
拓真は黙って手際よく片付けていく。
「なんだか明日が楽しみ。拓真君イケメンだし、仕事早いし」
「何でもしますよ。言って下さい」
軽く笑って拓真は皿を洗い終わる。
少し黙って、マコの方を向いて、
「ダブルベット、俺、大丈夫かな」
と真剣な顔をした。
「どきどきしちゃう?」
「うん、まあ」
「へえ、顔に出ないね。普通に見える」
「普通ですよ。幼なじみで、友達です」
拓真は軽くため息をつく。
マコは何か言いたそうだったが、何も言わず、暫くして、
「デザートにしよっか」
と明るく言った。
0
あなたにおすすめの小説
溺愛系とまではいかないけど…過保護系カレシと言った方が 良いじゃねぇ? って親友に言われる僕のカレシさん
315 サイコ
BL
潔癖症で対人恐怖症の汐織は、一目惚れした1つ上の三波 道也に告白する。
が、案の定…
対人恐怖症と潔癖症が、災いして号泣した汐織を心配して手を貸そうとした三波の手を叩いてしまう。
そんな事が、あったのにも関わらず仮の恋人から本当の恋人までなるのだが…
三波もまた、汐織の対応をどうしたらいいのか、戸惑っていた。
そこに汐織の幼馴染みで、隣に住んでいる汐織の姉と付き合っていると言う戸室 久貴が、汐織の頭をポンポンしている場面に遭遇してしまう…
表紙のイラストは、Days AIさんで作らせていただきました。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
【完結・BL】俺をフッた初恋相手が、転勤して上司になったんだが?【先輩×後輩】
彩華
BL
『俺、そんな目でお前のこと見れない』
高校一年の冬。俺の初恋は、見事に玉砕した。
その後、俺は見事にDTのまま。あっという間に25になり。何の変化もないまま、ごくごくありふれたサラリーマンになった俺。
そんな俺の前に、運命の悪戯か。再び初恋相手は現れて────!?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】男の後輩に告白されたオレと、様子のおかしくなった幼なじみの話
須宮りんこ
BL
【あらすじ】
高校三年生の椿叶太には女子からモテまくりの幼なじみ・五十嵐青がいる。
二人は顔を合わせば絡む仲ではあるものの、叶太にとって青は生意気な幼なじみでしかない。
そんなある日、叶太は北村という一つ下の後輩・北村から告白される。
青いわく友達目線で見ても北村はいい奴らしい。しかも青とは違い、素直で礼儀正しい北村に叶太は好感を持つ。北村の希望もあって、まずは普通の先輩後輩として付き合いをはじめることに。
けれど叶太が北村に告白されたことを知った青の様子が、その日からおかしくなって――?
※本編完結済み。後日談連載中。
逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。抱かれたら身代わりがばれてしまうので初夜は断固拒否します!
雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
隣国の国王キリアン(アルファ)に嫁がされたオメガの王子リュカ。
しかし実は、結婚から逃げ出した双子の弟セラの身代わりなのです…
本当の花嫁じゃないとばれたら大変!
だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、
だんだんキリアンに惹かれてしまい、苦しくなる…という
お話です。よろしくお願いします<(_ _)>
因習村の生贄の双子を拾って10年、何故か双子に執着されています
ユッキー
BL
因習村の神への生贄だった双子を偶然拾ったルポライターの御影透は、成り行きで双子を引き取る事に。10年後、双子が居た村が土砂崩れで廃村した事から物語が始まる。双子からの信仰と執着の行方は?
主人公×双子兄
双子弟×主人公
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる