HANAMIZUKI ~思いを受け止めて

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新しい職場と新しい出逢い

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検品を終え、段ボールから新作を外のラックに掛けると・・・・空の段ボールを塩田さんがまとめ・・・それを大石さんがガムテープで止め、


「では、滝本さん・・・・これゴミ捨て場に持って行ってもらえます?」
そう言って大量の段ボールを指さした。

えっ・・・1人で?!
台車とかあるのかな???
すると、
「このモールは今の時間台車禁止なので、手で持って行って?そこの階段降りてすぐだから大丈夫でしょ?」
大石さんは段ボールを更に積んでそう言った。

すると佐藤店長が、
「イヤイヤ、1人じゃ危ないから私も一緒に行きます!」
そう言うと、
「佐藤ちゃん!新人を甘やかさないでっ!!!!」

って・・・・・。
まぁでも私はこの店では新人だし!間違ってはいないし!
「大丈夫です、結構力あるんですよ!私!」
そう言って・・・段ボールを・・・・。


うっ・・・・。
結構重いぞこれ・・・・・。

でも負けない!

「たっ・・・滝本さん・・・無理しないで!」
佐藤さんがそう言ってくれたが、・・・・迷惑はかけれない。
「だ・・・大丈夫ですー・・・・・」
笑って、ヨタヨタとお店を出た・・・・。

え・・・・えっと・・・・。
奥のバックヤードの扉開けて・・・その階段を降りて・・・・社員口脇の・・・ゴミ捨て場だよね?さっき佐藤さんが教えてくれた・・・・・・・。

一番奥のトイレの隣にあったバックヤードの扉を・・・・・段ボールを一度置いて開け・・・・・ヨタヨタと階段へ・・・・。

これ・・・・転ばないように気を付けないと・・・・・。
ヒールで階段を踏み外さないよう慎重に1段1段・・・ゆっくりと降りた・・・・・・。


すると、私がさっき入ってきた扉がバンッと開いて・・・・上から誰かが降りてきた!
ヤバッ・・・人が来た。
急いで端に寄ろうとすると・・・・・・

ハッ・・・・・・。

ヒールが・・・階段から外れっ・・・
「きゃぁっ・・・・・・・・・・・・・・」

思わず声を上げ・・・・そこからスローモーションの映像の様に私の手から段ボールが離れていく・・・・・・・。

「あっぶねぇっ・・・・・・・!!!!!」
エッ?!

私の背後で・・・聞こえた男の子の声・・・・・・。
そのまま私は階段に尻もちをついて・・・・・・・・ドカッ・・・・・と・・・・
いったぁっ・・・・・・・・・

あれっ?

私、・・・痛くない?????

段ボールは凄い音を立てて下に落ちて・・・・・私は???
自分の腰を見ると、ガッチリと誰かの腕が腰に回って・・・・ホールド。

ん????
私の下に・・・・男の子の・・・・足ッ?!
ビックリして振り返ると・・・・・。

・・・・・・・・・・/////////////////

凄い金髪に・・・ちょっと個性的なピンクっぽいカラーも入った・・・・でもスッゴイ綺麗な顔の男の子が、キャップを外し被り直して・・・・

「あー・・・・・いってぇー・・・・・・・」
はっ・・・・
「あ・・・ごめんなさい!ごめんなさい!!」
何、・・・私いつまでもこの人の上に乗ってるんだろう・・・・・。
凄く恥ずかしい・・・。

慌てて立ち上がると・・・・・フラッと、またバランスを崩し・・・・・。
「あっぶねぇって!!!!!」
男の子は私の手をギュッと掴んで・・・・・また・・・・・・私を引き寄せた・・・・。

・・・・・・・・・/////////////
こ・・・・・これは!!!!!

正面で抱きしめる様に私を抱え、・・・・・・慣れた手つきで私の頭を撫でて、
「怪我無い?」

って聞いてきた男の子。

もう・・・・・恥ずかしすぎる!

カッチンコッチンに固まっていると、その子は少し笑って
「待ってて・・・・段ボール拾ってくるから」
そう言って私を階段に座らせて・・・下に降りて行った・・・・。

私もゆっくりと下に降りていき、
「あ・・・あのごめんなさい・・・・//////私運べますから・・・・」
そう言うとその子は
「こんなの持てないだろー????」

そう言って、段ボールを全部持って1階の扉を開け・・・・歩いて行ってしまった・・・・。




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