HANAMIZUKI ~思いを受け止めて

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雲の上の人

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—美晴side


龍君は・・・改めてちゃんと向き合って見ていると、痩せてるようで・・・そうでもなく・・・肩幅もあるし身長も高くて結構ガッチリしてるんだ。
シャツを2枚とスラックスを持って、奥の試着室に案内。

「じゃー・・・これに合うタイ用意しておくからー・・・着替えたら見せて?」
そう言うと龍君は笑って扉を閉めた。

んー・・・っと、あのシャツに合うタイ・・・・。
てか龍君って多分凄く若いし、少し明るめのストライプ・・・とか水玉も可愛い・・・。
でも商談だって言っていたからストライプか無地の方がいいかな。

何本かタイを持って、龍君が言っていたグレーと紺のジャケットもお試し用に持って行った。

すると、・・・・・・カチャッ・・・・・・と、音がして少し開いた扉。

「あー・・・着替えた??」
私が扉を抑え・・・近付くと・・・・。
ん????

「龍君っ・・・ボタン、ズレてるじゃんーーー!!」
凄い・・・可愛かった。
なんか、七五三の子供みたいで・・・少し緊張した感じで出てきたと思ったらボタンがずれてる!!
「わっ・・・あー・・・慌てちゃったー・・・////////」

何か可愛いな・・・龍君・・・・。
「良いよ、ちょっと待ってね??」
私は上から一つずつボタンを外し、止め直した・・・・・。


—龍side

・・・・・・・・///////////////

ちょっ・・・・/////////////

あれっ??なんかこれ・・・スッゲェ近くない?

俺が意識しすぎっ?

俺の目の前で、ボタンを外し・・・止め直す美晴ちゃん・・・・改めてすごく近くで見ると・・・
メチャクチャ可愛かった。

「美晴ちゃん今日・・・デニムなんて珍しいね?」
美晴ちゃんは普段ほとんどスカートだけど・・・今日は丈が短い白のニットに、ワイド系のデニム・・・。
美晴ちゃんが・・・ボタンを掛けるのに腕を上げると・・・若干だけど・・・・細いお腹がチラッと見えた。

ヤバいなー・・・こういうの。

「あ、これね・・・新作なの!あまり普段履かないけどー・・・可愛いなって思ってー・・・でも制服だけどね?」
wreathさんて制服とかるんだ?
「制服ってー・・・レンタルとかなの?」
「ううん、これはお客様には言えないけどね・・・うちの会社新作3点迄会社持ちで制服として支給されるんだー・・・それでデニムにしたんだー・・・」
へぇー・・・・//////やっぱり大手は違うんだ!
でも凄く似合ってる。
「パンツも凄く似合うね?・・・・可愛い!」
そう言うと、美晴ちゃんはしゃがんで・・・俺のシャツの下のボタンを直しながら
「本当ー??」

って・・・・/////////

その・・・体制はー・・・俺的には凄くドキドキするんだけど!

美晴ちゃんはその後直ぐにタイを持ってきてくれて俺の首に掛けた・・・・//////////
マジでヤバいな。
俺・・・結構さっきからバクバク心臓鳴ってるんだけど!

「龍君は若いし・・・ストライプの方が爽やかでいいかもね!」
そう言って笑った・・・・。

俺はー・・・今まで女の子に手を出す事に躊躇したことはないし・・・出逢ってセックスするまでもそんなに時間は掛かった事はない。というか・・・何も考えた事なかった・・・。

でも、今は凄く考える。

美晴ちゃんとの距離が少し近付いて・・・フワッと良い匂いがすると・・・なんか凄くドキッとするし、近すぎて目見れないし・・・でも・・・・。

触りたい。



—美晴side


龍君のシャツを直し、タイを掛けてあげて・・・前でタイを締めていると・・・・・。

ん????

・・・・・・・・・・っ???

龍君の指先が・・・軽く私のデニムの・・・腰辺りを撫でた・・・//////////

あれ???
なんか・・・・、さっきまで仕事として全て流れでやっていたけど・・・・龍君との距離凄く近い。

「あ・・・えっと・・・////////・・・タイ2つ持ってきたの・・・」
そう言うと龍君は
「どっちが良いと思う?」
そう言って少し私の腰を自分の方に引き寄せた。

「え・・・・?//////////」

試着ルームの扉を開けたまま・・・入口付近で龍君と向き合って立っていた・・・。
一番奥にあるため・・・誰からも見えない・・・。
龍君は笑って、
「ね・・・どっちが合う?」
そう言ったの・・・/////////////

そこで・・・龍君と距離をとらず、手だけを伸ばしラックに掛けていたタイを手に取った。
そんな自分は・・・凄く嫌らしいって思った。


こんな風に優しく触れられたの・・・何年ぶりかな。
そんな単純な理由だった。
ただ・・・その優しい触り方が・・・凄く嬉しかったの。

でもね、
タイを外す為に少し近付くと・・・///////////////

龍君は笑って、スッと・・・・私の耳元に顔を寄せ・・・・・・
「今度いつ一緒にご飯行ける?」

・・・・・・・・・//////////////////

凄い・・・・ドキドキして、手に持っていたタイを落としてしまった。




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