SECRET 後編

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新入社員の研修

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「後は・・・。今日は皆さん、お客様用入口から入って来ていただいたと思いますが、今後はそちらと・・・社員用の駐車場から直接オフィスに行けるエレベーターも使えます。社員用の通用口やエレベーターを使うには、今から配る社章と・・・ブレスレットのどちらかを常に着用してください・・・これは特殊な機能が付いていて、社員口、通用口、全てがこれを持っていると自動でロック解除されます。」

あーー・・・。
祐ちゃんが言ってたこのブレスか・・・・・。

涼は席を回って一人一人に社章とブレスを渡した。

「詳しいことは各チームの教育係の先輩に話を聞いてください・・・・」
私の前にいる大聖君は、社章を箱から出して・・・・。
「カッコいいーーー・・・//////俺、これ憧れてたんですよ・・・・」
そう言って早速左胸のフラワーホールにそれを付けた。


「では、次に会社の規則。これも入社する前に聞いてはいると思いますが、詳しくお話しします」

会社の規則。
ちょっと怖いけど・・・・気になる。

「うちの会社、このスクールのスタッフは結婚、女性との交際は禁止です。」

ドキッ!!!/////

「この規則の意味合いは、会員様はここに何を求めていますか?って事です。ただ、彼女も作れないって言うのは厳しいなーって俺も思ってます。」

涼の優しい話し方で・・新人さんも少しリラックスしてきたのか笑顔が見えてきた・・・。

「作れないとは言っても合コンやナンパとか、そう言うのまでは禁止しません。ただ、会社のイメージと何処で見られているか分からない。というのをちゃんと自覚し行動をしてください。」

うんうん・・・みんな若いし・・・そりゃ遊びたいよねー・・。
すると・・一人の新人さんが手を上げた。

「涼さんッ!!自分8階フロアの俊介さんのチームの清二です!女性との交際の件なんですが質問良いですか?」
超短髪のスポーツマンの様な真面目そうな子。

「はい、なに??」
涼が笑って言うと、
「涼さんと結城さんは付き合ってるって聞いたんですが、階級が上にいったら付き合ってOKなんですかっ?」


ビックーーーーーン!!!
皆が振り返って私を見てきた。
わっ・・わっ・・

私は首を横にブンブン振ると、涼は笑った・・・・・・。

すると、涼は・・・・・・。
「結城は元々自分の担当だったし、後は・・・、実は昔から知り合いだったんだ。彼女とは小さい頃からの幼馴染、・・・だからと言って今彼女と付き合ってるっていう事実はない」

きっぱりっ!!
・・・・・。
でも少し切ないなぁ・・・・。
仕方ないけど・・・・。


皆がザワつくと、涼は・・・・・。
「ただー・・付き合ってはいない・・・それだけ。」
付き合ってはいない・・・

?????
「えっ??・・・どういう意味ですか?」

和也チームの直樹が言った。
「仲良くしてるし、彼女は俺のお気に入り。辞めてからは・・・どう口説いても文句は言われないだろ?」

??????

「涼さんっ・・それってもう事実上はー・・」
目の前に居た大聖君が言った。
涼は笑って・・・
「俺ー・・ここ入って8年近く恋してないんだぜ?もう、辞めるんだから片思い位許してくれよ」
そう言うと・・・・。
皆笑った・・・。


8年かぁ・・・。
そう思うと長い。

ってか・・片思い???
片思いじゃないですーーーーっ/////
って・・・思ったが言えず。

思わず両手で顔を抑えて涼を見ると、
涼は・・・優しく笑った・・・。


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