SECRET 後編

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お仕事2日目

5


涼は大聖君を見て、にっこり笑って・・・・・。

「はい、せいかーい!凄く分かりやすい回答」

大聖君は嬉しそうに笑って席に着いた。

涼は本をまた見て、

「今の回答の意味わかったかな??・・・・入会して1回目の予約で、二人きりになって急に手を握ったり肩を抱いたり、キスをしたりは・・・本当に自信があるときだけ!」

自信???
達也って自信があったの??
そうだったらかなりの勘違い野郎なんだけどーーー・・・。

「うちのクラブは、一般人は入れない・・・富裕層専門のクラブ。お客様は、業界の方、政界の方、大きな企業の方、そして・・・その方々の奥様達。高級なものをよく知ってらっしゃる方が多い。」

富裕層・・・・。
私がそこに紛れ込めたのは奇跡だなぁ・・・。

他の人たちってそんなに凄いんだ。

「普段から緊張を張り詰め、ストレスが溜まっておられたり・・・何かに悩んでいたりする方が非常に多く・・・大体の方はここに癒されに来ています」

まぁ・・・・。
確かにね。
刺激も欲しいけどー・・・イケメンに癒されたいよね!!

「なので、どんなにお綺麗な方でも・・・いきなりガツガツと触ったり・・・迫ったり・・・・そう言うのはNG。お客様が受け入れてくれて打ち解けたら少しずつ距離を近づけてください」

皆どれくらいでー・・・・・その・・・・・体の関係になるのかな。
少しずつ距離ってことはその日にはないってこと???


すると、

「涼さん、それは・・・・初回のその日には何もせず終わりにした方がいいってことですか???」
おお、良い質問だーーーー・・・・。
質問をしたのは・・・なんと、昨日隆太の後ろにいた細身男子!!!

すると涼は、

「はい、それもごもっともな質問。急いで関係を持っては欲しくないんだけどー・・・もしも、お客様がそこを期待してて・・・その期待に沿えないのもそれはNG。この辺はー・・・やはり、個人のテクニックの差が出て来るかと思ういます」

テクッ?!///////////
って勝手に反応しちゃう私ってやっぱ変態なのかなー・・・・////////

涼は続いて、
「経験があるスタッフ達は、新規だろうと・・・初めて指名をいただいた方だろうと・・・・」

ゴクッ・・・と唾を飲み込んでしまった。
「お客様の様子を見て、・・・・何もしないで帰らせることは・・・・ないです」

おお・・・・/////////////

やっぱそうなんだ・・・・。

「そのお客様の情報は受付である程度聞いていたり、入会案内の時に一通り聞いてるので、最後まで希望なのか・・・愛撫迄なのか、キス迄なのか・・・ハグや添い寝迄がいいのか・・・。それも確認しお客様の接客に入ります。キスやハグなら・・・その日に絶対そこまではして差し上げ、最後まで希望の方は・・・様子を見ながらしない時もあります。」

ほぉ・・・・・・・。

「そこで、・・・・どうやって距離を縮めるのか。キスやハグ以外のスキンシップってなんだ???というのがー・・・次のページです」

ふむふむ・・・・。

ページを捲ると、

おおおおっ・・・/////////////

【スキンシップその1 香水の香りを嗅ぐ】
香水かぁ・・・・・。
確かに・・・。
香水は首とかにつける人もいるし、手首とかね・・・・・。

【スキンシップその2 ソファーの背もたれに手を置く】
あ・・・・。
これ、涼が良くやるーーーー。

【スキンシップその3 ゴミがついてると言って髪の毛を触る】
おお・・・。
これは作戦かー・・・・・。

「はい、色々例が書いてありますが・・・・こういうのも考えず自然に出来ないとー・・・ちょっと変なので・・・・・」

涼が少し笑ってそう言った。

「でもね、この辺は本当に・・・実戦で学んでいくしかないんで・・・・このキャンペーンの間に自然にできるようやってみてくださいー・・・・・では、もう次・・・・キスのお勉強に移ります!」

はやっ!!!!!

キスッ・・・///////////
てかキスも説明だけ???
それともー・・・変な動画とか見る・・・とかないよね???


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