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流れ着く者
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しおりを挟む「結城??・・・大丈夫??」
涼は私を支え背中をさすりながらそう言った・・・・。
私は涼の腕をぎゅっと掴み・・・・。
少し深呼吸をした・・・・・。
「結城、無理しないで・・・・オフィスで休んでていいよ・・・」
「・・・・ううん・・・・大丈夫・・・・」
そんな・・・だって・・・・。
涼がここに居るのに・・・・。
オフィスに戻るのなんて、・・・・イヤ・・・・・。
「・・・無理しないで・・・」
涼は私をギュッと抱き寄せ・・・言った・・・・。
「・・・・涼・・・・」
良い香り・・・・。
涼の香り・・・・。
「・・ん??」
「・・・涼・・・やらないよね・・・」
さっき淳にも聞いたけど、やっぱり心配・・・・・。
すると、
「やらねーよ、見本って言われたらどうしようかよ思ったぞーー・・・・」
・・・・・・・・。
良かった・・・・・/////////////
「・・・ん・・・」
涼の腕に抱きしめられ・・・少し吐き気が収まった・・・・。
「俺は・・結城とだけしたい・・・」
・・・・・・・?!///////
「・・・涼??・・・・///////」
「んーー・・・・Hしたい・・・」
「もぉっ!!////何言って・・・・」
わ・・・私だって・・・・。
最近全くしてないし、キスだって・・・・・。
「結城・・・・今夜、パーティーの後ーーー泊まらない??」
え・・・・///////////////
涼の顔をじっと見ると、涼は私のおでこに軽くキスをし・・・・。
「一回マンション帰って・・・それから・・・どっかに・・・
「・・・遅くなっちゃう・・・・」
「結城と一緒に居たい・・・しなくていいから、一緒に寝よう・・・」
涼・・・・・///////
久々・・・・。
凄い、胸が鳴る・・・・・・。
すると、
ガチャッ・・・と、扉が開き・・・・・。
中から顔を出したのは、拓海。
「涼さん、今楓が無理そうだったので中断させました・・・次どうしましょう・・・・」
はっ・・・//////////
私は直ぐに涼から離れたが・・・拓海はにっこり笑い、
「結城さん隣に応接室あるからそこで休んだらどうですか??」
ドキドキ・・・・・。
「あ、・・うん・・・」
そして、
「んじゃ、俺も戻る・・・・」
私も立ち上がって・・・・・。
「私も・・大丈夫そうだったら戻ります・・・まだ少し休んでる」
そう言うと、涼と拓海は中に戻って行った。
・・・・・・・・・・。
はぁぁぁーーーーー・・・・////////////
衝撃的・・・と、
涼のドキドキ・・・・・。
入り交ざって変な感じ。
2人が行った後、床に座り込み天井を眺めた。
涼、私もしたいよ・・・。
もう全然してないし・・・でも毎日毎日刺激だけはされる・・・・・。
結構やばい毎日・・・・。
でも、今日はマジでヤバいと思った。
凄くリアルだし、迫力がありすぎる。
あの声も・・・・。
しゃがんだまま・・・また講堂のドアを開けると・・・
また違うスタッフが村田さんに寄り添い・・・・・。
「あーーーああっ・・・・うっーーー」
きゃぁぁぁぁっ・・・・・・・
やっぱりだめだ!!!
怖くてドアを直ぐに閉めまた床に手をついた・・・・。
なんかまた目眩してきたかも・・・・。
すると、
私の背後から・・・。
「・・・・覗き見か・・・・悪趣味だな?」
ひぃっ・・・・・。
こ・・・・
この声はっ・・・・・・・・・・。
「ゲッ・・・・また来たの???」
私は振り返って言った。
そこにいたのは、・・・・・達也。
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