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26歳
7
私達がホテルを出たのは18時過ぎ。
もう辺りは真っ暗で、かなり冷え込む・・・・。
車内では・・・ずっと手を握ってくれる涼。
「・・・結城眠くない??目がうつろ。」
「んーーー・・・大丈夫ーー・・・」
私は目をこすりながら言った。
本当は凄く眠かったけど・・・・涼と一緒にいる時間に眠るのは勿体ない・・・・。
「いいよ??寝てても・・・食事中寝ちゃったら困るから。」
「でも・・・・・」
「俺は平気・・・気にしないで少し寝な??」
「んーー・・・・」
・・・気づいたら・・・ウトウト・・・
車の、揺れが気持ちよくって・・・・。
たまに涼が・・・頭を撫でてくれる感触・・・・
凄く居心地が良い。
「・・・き・・・・・結城・・・・」
優しい声が・・耳元で聞こえた・・・・・。
ん・・・・涼??・・・・・
涼どこだろう・・・・。
見えない・・・・。
涼・・・・。
「・・・・ん・・好き・・ムニャムニャ・・・・」
涼が好き・・・・。
それは寝ているときも・・・そう思っているみたいで、
「・・・・結城ちゃんーーー・・・・」
「・・・ん・・・??・・・・んーー・・・・」
ボーーっとしながら・・・薄ら目を開けると・・・・目の前に涼の覗き込む顔・・・・。
「・・・・・・うわぁっ!!///////はっ・・・・あれっ??あれっ??・・・」
ビックリして一気に目が覚めた。
「大丈夫か??・・・起きれる??」
「・・・ん・・・ここどこ??」
どうやら、私は・・・あの後爆睡したらしい。
「レストランの駐車場・・・・もう少しボーっとする??」
「・・・・ん~ちょっと待って・・・・頭ボーっとしてる・・・・」
「俺もタバコ吸おうかな~・・・」
耳を澄ますと
海の音・・・・・
ここは・・・・・。
まだ寝ぼけてる頭を一生懸命回転させ、外を眺めた。
飲みかけのコーヒーを飲み、
「・・・・なんか・・・海の音・・・聞こえる・・・・」
私が言うと、
「東京湾沿いだもん・・・俺ってさ・・・やーーっぱ海が好きなんだなーー・・・。」
そう言って笑った。
「俺はさー・・、小さいころから海の傍で育ってーー・・海が遊び場だったし、やっぱ海が好き・・・。」
そっか・・・・・。
沖縄の海を見て育った涼・・・。
きっと綺麗な海が恋しいんだろうな・・・・。
「早く涼が好きな海の傍に行きたい・・・・。」
私も綺麗な海の傍で、涼と一緒に暮らしたい。
後一か月ちょっとの事だけど、凄く長く感じる。
涼は笑って、
「この前沖縄の仲間に連絡したら・・・・お前に早く逢いたがってた。もう、・・・直ぐだよ・・・」
この前会った人以外にも沢山の仲間がいる。
「緊張するなぁ・・・」
「・・・皆・・・楽しみにしてる・・・蒼太なんてさ先に結ちゃんだけよこしなさいよっ!!って言ってたし!」
蒼太君っ・・・・。
「そっかぁーー・・早く年末にならないかなぁ・・・」
涼はタバコを消し、私は口紅を塗った。
んっ?!
一瞬左手を二度見した。
何で???
「へっ?!」
思わず声を上げた。
だって・・・・。
「ッッッ!!!なーーーーんだよっ!!!」
涼は笑ってそう言ったの。
私は涼の顔をじっと見つめた・・・・・。
だって・・・///////////
これ・・・・・。
左手の薬指に光る・・・綺麗なリング・・・。
「なっ・・・・!!!なんかついてるッッッッ!!!!////////」
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