216 / 226
引退後、恋人として
9
しおりを挟む
最近、全く避妊していないけど、涼はどう思っているのかな。
「でも出来てもおかしくない状況だよ??」
私がそう言うと、
「出来たら出来たで・・・一緒になって育てりゃいいだろ??」
涼・・・・///////
そんな風にサラッと言ってくれるのって・・ちょっと嬉しい・・・。
何の躊躇もない涼の返答。
「・・・うん・・・」
ディズニーまでは30分かからず、駐車場に車を止めるとすぐ隣には一樹の車。
優樹君は嬉しそうに一樹に手を引かれ歩いて来た。
「最初どこ行くんだーー??優樹・・」
一樹は優樹君を抱っこし地図を見せると、
なんかスッゴイ・・・・優しいパパ。
会社ではそんな雰囲気ゼロだった一樹。
「パパだねー・・・・・・」
スッゴイほっこりする。
「・・・あ、涼達さ、気にしないで絶叫系二人でいってきていいよ??コイツいると限られるからさ・・・・・」
一樹は気を使って言ってくる・・・。
涼は私の顔を見て・・・笑って・・・
「バーーカ!!そんなんじゃ一緒に来た意味ないじゃん!!
優樹が行きたいとこ行こ??なに??メリーゴーランドかーー??」
そう言うと、
「・・・パパー・・・僕ねーー落ちるのもう乗れるよ??」
落ちるの???
「あれか??カリブのなんちゃらってやつだろ??」
涼が優樹君にそう言うと、
「ううん・・あのウサちゃんのー・・・写真撮るやつーーー・・この前ね・・遠足で乗ったんだよー!!!!スッゴイね、おもしろかったの!」
えっ・・・・・。
あんなのもう乗れるんだっ?!
「マジ??お前もうそんなの乗れるの??」
一樹はビックリした顔で言った・・・。
「あとねー・・・お山のジェットコースターもね・・乗ったの!」
ビックサンダー???????
私でさえ怖いのに・・・・・。
「お前すごいなーーー乗りたいのかーー??」
「うん!!乗りたーい!!」
「おーーっし・・!!じゃぁー・・落ちるの行くかーーでもー・・結城ちゃんは涼ちゃんが一緒に乗るからなー???」
涼は一樹から優樹君を引き継ぎ抱っこして笑った。
涼は優樹君を抱っこしたままスプラっシュマウンテンの方へ・・・・・。
私と一樹はその姿を眺めて、
「・・・可愛いなー・・・超良い子だね・・・我が儘とか言わないの??」
私が言うと、
「んー・・・。結構我慢させてたかもね。ジイジとバアバにも我が儘言わなかったみたい。」
そっか・・・・・。
でも、凄くいい子に育ってるのは・・・・。
一樹と、一樹のお父様とお母様のお陰だね・・・・・。
「ほらぁーー・・パパ!!行こっ??」
私が一樹の腕を掴んで言うと・・・・・・。
「・・あぁ・・」
私達は涼を追いかけ・・・皆でスプラッシュマウンテンの列に並んだ。
ってか・・・涼と一樹って・・・やっぱ目立つ。
二人で優樹君をあやしてると、ゲイカップルみたい。
勝手なイメージだけどさ、ゲイの人って・・・格好いい人多かったりするからー・・・なんか二人が優樹君の事見てると・・・・そう言う風に見えてしまう。
「ゆーきちゃん・・ゆーきちゃんは・・・涼ちゃんのお嫁さんなのー?」
優樹君は涼に抱っこされながら振り返ってきてそう言った。
「ぶっ・・・はっ・・・あーーー・・・えっとぉ・・・」
私は持ってたコーヒーを吹き出しそうになった・・。
「・・・優樹ーー・俺等ねー・・いつかーー結婚するんだー・・・・」
涼がそう言うと、
「ゆーきちゃんは僕と結婚するんだよー・・・僕とね結婚して毎日から揚げ食べるの!」
あ・・・なんかこの感じ・・・・昔を思い出すな・・・・。
涼と・・お兄ちゃんとの幼少時代。
「・・・優樹・・さすが一樹の子だな・・・」
涼は笑って頭を撫でた・・。
並んでると・・可愛い優樹君と・・・格好良すぎるパパと涼は目立ち・・・若い女この子達の視線が痛い。
「涼ごめんな、俺抱っこする・・・・」
一樹は優樹君を抱っこし私の方を見て、
「・・優樹のことばっかじゃなくって・・二人も楽しんでね・・・・」
笑ってそう言った。
「でも出来てもおかしくない状況だよ??」
私がそう言うと、
「出来たら出来たで・・・一緒になって育てりゃいいだろ??」
涼・・・・///////
そんな風にサラッと言ってくれるのって・・ちょっと嬉しい・・・。
何の躊躇もない涼の返答。
「・・・うん・・・」
ディズニーまでは30分かからず、駐車場に車を止めるとすぐ隣には一樹の車。
優樹君は嬉しそうに一樹に手を引かれ歩いて来た。
「最初どこ行くんだーー??優樹・・」
一樹は優樹君を抱っこし地図を見せると、
なんかスッゴイ・・・・優しいパパ。
会社ではそんな雰囲気ゼロだった一樹。
「パパだねー・・・・・・」
スッゴイほっこりする。
「・・・あ、涼達さ、気にしないで絶叫系二人でいってきていいよ??コイツいると限られるからさ・・・・・」
一樹は気を使って言ってくる・・・。
涼は私の顔を見て・・・笑って・・・
「バーーカ!!そんなんじゃ一緒に来た意味ないじゃん!!
優樹が行きたいとこ行こ??なに??メリーゴーランドかーー??」
そう言うと、
「・・・パパー・・・僕ねーー落ちるのもう乗れるよ??」
落ちるの???
「あれか??カリブのなんちゃらってやつだろ??」
涼が優樹君にそう言うと、
「ううん・・あのウサちゃんのー・・・写真撮るやつーーー・・この前ね・・遠足で乗ったんだよー!!!!スッゴイね、おもしろかったの!」
えっ・・・・・。
あんなのもう乗れるんだっ?!
「マジ??お前もうそんなの乗れるの??」
一樹はビックリした顔で言った・・・。
「あとねー・・・お山のジェットコースターもね・・乗ったの!」
ビックサンダー???????
私でさえ怖いのに・・・・・。
「お前すごいなーーー乗りたいのかーー??」
「うん!!乗りたーい!!」
「おーーっし・・!!じゃぁー・・落ちるの行くかーーでもー・・結城ちゃんは涼ちゃんが一緒に乗るからなー???」
涼は一樹から優樹君を引き継ぎ抱っこして笑った。
涼は優樹君を抱っこしたままスプラっシュマウンテンの方へ・・・・・。
私と一樹はその姿を眺めて、
「・・・可愛いなー・・・超良い子だね・・・我が儘とか言わないの??」
私が言うと、
「んー・・・。結構我慢させてたかもね。ジイジとバアバにも我が儘言わなかったみたい。」
そっか・・・・・。
でも、凄くいい子に育ってるのは・・・・。
一樹と、一樹のお父様とお母様のお陰だね・・・・・。
「ほらぁーー・・パパ!!行こっ??」
私が一樹の腕を掴んで言うと・・・・・・。
「・・あぁ・・」
私達は涼を追いかけ・・・皆でスプラッシュマウンテンの列に並んだ。
ってか・・・涼と一樹って・・・やっぱ目立つ。
二人で優樹君をあやしてると、ゲイカップルみたい。
勝手なイメージだけどさ、ゲイの人って・・・格好いい人多かったりするからー・・・なんか二人が優樹君の事見てると・・・・そう言う風に見えてしまう。
「ゆーきちゃん・・ゆーきちゃんは・・・涼ちゃんのお嫁さんなのー?」
優樹君は涼に抱っこされながら振り返ってきてそう言った。
「ぶっ・・・はっ・・・あーーー・・・えっとぉ・・・」
私は持ってたコーヒーを吹き出しそうになった・・。
「・・・優樹ーー・俺等ねー・・いつかーー結婚するんだー・・・・」
涼がそう言うと、
「ゆーきちゃんは僕と結婚するんだよー・・・僕とね結婚して毎日から揚げ食べるの!」
あ・・・なんかこの感じ・・・・昔を思い出すな・・・・。
涼と・・お兄ちゃんとの幼少時代。
「・・・優樹・・さすが一樹の子だな・・・」
涼は笑って頭を撫でた・・。
並んでると・・可愛い優樹君と・・・格好良すぎるパパと涼は目立ち・・・若い女この子達の視線が痛い。
「涼ごめんな、俺抱っこする・・・・」
一樹は優樹君を抱っこし私の方を見て、
「・・優樹のことばっかじゃなくって・・二人も楽しんでね・・・・」
笑ってそう言った。
0
あなたにおすすめの小説
Home, Sweet Home
茜色
恋愛
OL生活7年目の庄野鞠子(しょうのまりこ)は、5つ年上の上司、藤堂達矢(とうどうたつや)に密かにあこがれている。あるアクシデントのせいで自宅マンションに戻れなくなった藤堂のために、鞠子は自分が暮らす一軒家に藤堂を泊まらせ、そのまま期間限定で同居することを提案する。
亡き祖母から受け継いだ古い家での共同生活は、かつて封印したはずの恋心を密かに蘇らせることになり・・・。
☆ 全19話です。オフィスラブと謳っていますが、オフィスのシーンは少なめです 。「ムーンライトノベルズ」様に投稿済のものを一部改稿しております。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ズボラ上司の甘い罠
松丹子
恋愛
小松春菜の上司、小野田は、無精髭に瓶底眼鏡、乱れた髪にゆるいネクタイ。
仕事はできる人なのに、あまりにももったいない!
かと思えば、イメチェンして来た課長はタイプど真ん中。
やばい。見惚れる。一体これで仕事になるのか?
上司の魅力から逃れようとしながら逃れきれず溺愛される、自分に自信のないフツーの女子の話。になる予定。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
会社のイケメン先輩がなぜか夜な夜な私のアパートにやって来る件について(※付き合っていません)
久留茶
恋愛
地味で陰キャでぽっちゃり体型の小森菜乃(24)は、会社の飲み会で女子一番人気のイケメン社員・五十嵐大和(26)を、ひょんなことから自分のアパートに泊めることに。
しかし五十嵐は表の顔とは別に、腹黒でひと癖もふた癖もある男だった。
「お前は俺の恋愛対象外。ヤル気も全く起きない安全地帯」
――酷い言葉に、菜乃は呆然。二度と関わるまいと決める。
なのに、それを境に彼は夜な夜な菜乃のもとへ現れるようになり……?
溺愛×性格に難ありの執着男子 × 冴えない自分から変身する健気ヒロイン。
王道と刺激が詰まったオフィスラブコメディ!
*全28話完結
*辛口で過激な発言あり。苦手な方はご注意ください。
*他誌にも掲載中です。
ダブル・ミッション 【女は秘密の香りで獣になる2
深冬 芽以
恋愛
T&Nグループ改革から一年。
T&N観光の副社長である咲《さく》の第二秘書として働く伊織《いおり》は、自身の兄で咲の先輩でもある蓮《れん》が社長を務めるデザイン事務所『SIINA《しいな》』に潜入する。
潜入初日、伊織は幼馴染で初恋の相手・圭《けい》と四年振りに再会する。
圭もまたT&N開発の専務で咲の夫・蒼《そう》の指示でSIINAに潜入していた。
伊織は仕事《ミッション》の妨げにならないようにと圭を突き放すが、圭は執拗に伊織を求める。
「俺が欲しいのはお前だけだよ」
「もう身体だけじゃ満足できない--。今度こそお前の心を手に入れる」
互いの身分と目的を知らない二人は、近づけば近づくほどに互いを疑い、すれ違う。
極秘情報売買を調査する伊織。
横領事件を調査する圭。
互いの計画と、伊織と圭の関係を知った咲と蒼は、もう一つのミッションを仕掛ける――――。
咲と蒼、伊織と圭、それぞれのミッションの行方は……?
Perverse
伊吹美香
恋愛
『高嶺の花』なんて立派なものじゃない
ただ一人の女として愛してほしいだけなの…
あなたはゆっくりと私の心に浸食してくる
触れ合う身体は熱いのに
あなたの心がわからない…
あなたは私に何を求めてるの?
私の気持ちはあなたに届いているの?
周りからは高嶺の花と呼ばれ本当の自分を出し切れずに悩んでいる女
三崎結菜
×
口も態度も悪いが営業成績No.1で結菜を振り回す冷たい同期男
柴垣義人
大人オフィスラブ
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる