HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います

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2人の悲劇の始まりは・・・ 2

その頃


—龍side



火事か・・・・・・・。

朝、晴夫さんから貰った電話で・・・・あの民宿が全焼してしまったと聞かされた。
あの趣があって、凄く雰囲気がある感じ・・・俺結構好きだったんだけど。

1回しか行ってないのにって・・・結構ショックだった。

美晴と俺は明日休みの為、早々にチビ3人とお母さんを迎えに行こうと思って美晴から連絡をしてもらった。
すると、晴夫さんから俺にも連絡が来て・・・。

『龍、本当に申し訳ない。婚約早々迷惑を掛けてしまった。ありがとう!』
と、ゴリラがペコペコしているスタンプ。

明日の朝一番で出発するか・・・・それとも今夜から行って途中で泊まって朝一番で家に行くか・・・。
俺も晴夫さんと話したい事あるし、皆をこっちに連れて来る事を考えたらー・・・早い方が良いか。

ネットで木更津付近ののホテルを検索していると、

「おっはー・・・・!!!」
そう言って店に入ってきたのは、遅番の俊。

皆さん、俊って・・・・覚えてますか?
そうそう!桜木町のモールで俺の店の隣でアクセサリーショップの店長をやっていた俊!

俺が手を上げ、
「お疲れさーん!!!」
そう言うと、俊はその手に自分の手をパチンと当て・・・・バックヤードに入って行った。



—俊side



こんちはーーーっす!!
俺のこと覚えてますかーー???

桜木町で働いていた杉下俊でっす!!

龍と美晴ちゃんが居なくなっちゃった後、少ししてうちの店は撤退。
違う店舗に移動を命ぜられたがそれが北海道のアウトレット店!
別に行っても良かったがー・・・・うちの会社今の時代珍しく、結構ブラック。

サービス残業当たり前、売上いかないとスタッフに購入を促す店もあったりして結構問題あり。
うちの店の若い子も他の店舗に移動するならと辞めてしまった。

そうしたら龍の店がこっちでオープンするって聞いて、求人サイト見てたら龍の店募集してるじゃん!!
速攻面接をお願いし、コネなしで行ったーー!

まぁ、速攻バレたけど!
龍も面接に立ちあっていたから、『先に言えよ!!』って笑ってたけどー・・・何か、気を使ってもらって採用されるのもなって思ったから!
でも、オーナーの祐一さんはその場で採用を決めて下さりオープン前作業にも参加させてもらった。

元々この店のセレクトかなり好きだったし、龍とも気が合うから一緒に働けて嬉しい!
しかもしかも、寮完備!給料前より全然いい!もう最高―!!!

身支度を整え店に出ると、相変わらず・・・龍は店のカウンターでPCを開いて株で儲け中!
俺はその横に立って、
「すっげぇなー・・・・今日も儲かりそう?」
俺が言うと、龍は笑って
「良い感じ!こっち本業にしたいくらいー・・・・」
そう言った。

いいなぁー!!
俺も今から貯金頑張って仮想通貨でも買おうかなー!!


少しするとお客さんがチョコチョコ入って来てそれぞれ接客。

龍ってあの見た目だし、お客さん的にちょっと引いちゃうかなと思うけどー・・・・あの見た目で凄く低姿勢だからお客さんから超人気ある。

結構龍に会いにくるお客さんがいる事にも驚いた。

今日も、龍は笑顔で低姿勢接客!

「えーー・・・龍君何処の美容院行ってんの??スッゲー色綺麗ですよねー・・・」
と、結構若いお兄さんが龍に聞いてる。
龍は笑って、
「美容院は茅ヶ崎の方なんですよー・・・雰囲気良いですよ?店名書いておきましょうか?」
そう言って自分の名刺に美容院の名前と連絡先を書いてお客さんに渡した。

そのお客さんが結構買っていってくれてー・・・龍は超ニコニコ笑って出口までお客さんを見送った。
龍は・・・本当、仕事中とプライベート・・・・全然違う!!!

「あー・・・今日俺も少し服買っていこうかなーって・・・」
そう言って店の中に戻ってきた。
「なに?なんか納品あった?」
俺がそう言うと龍は首を横に振って、・・・・・今朝、美晴ちゃんのお兄さんから電話が来たことを話してくれたんだ。

てか、火事???
それってヤバくないの???

「えっ・・・それって直ぐに行かないで良いのっ???」
俺がそう言うと、
「明日休みだから今夜出発してー・・・明日子供3人とお母さん連れてこっちに戻るよ!向こうも今バタバタしてるみたいだし、一先ず近所の家に避難してるって言ってたから」
そうなのか!!!

龍って結構美晴ちゃんのお兄さんと仲良いよなぁー・・・。
龍は直ぐに店内の服を物色して、
「服とかもあまりないみたいだし、子供達と兄さん夫婦とー・・・お母さんに買っていこうかなー・・・」
そう言いながら店内でパーカーとかスウェットとは手に取った。
「お前ってー・・・結構美晴ちゃんの家族と仲良くしてるよな??俺ー・・・前の彼女の家族とか超怖くてさー・・・・そうやって仲良くしたことないかも!」
俺がそう言うと龍は笑って、
「俺だって前の嫁さんの家族とはー・・・そんな仲良くなかったよ!なんかさ、美晴の家族ねー・・・・超優しいし、子供らもスッゴイ可愛いんだよねー・・・」

へぇぇー・・・・。
まぁ、美晴ちゃんを見ていればなんか想像できるか!!!



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