HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います

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サプライズ




—室井side



はぁぁ~あ・・・。
あ、俺を覚えていますでしょーーーーか?

チョイチョイ出てるんっすけどねぇ!!

あ、そうそう!!!湊と龍と同じ高校同じクラスだった~・・お祭り男室井っす~!
ん???イケメンかどうかって??そりゃイケメンに決まってるっしょ~!!

電話をテーブルに置き席を立つと、
「何かあった?」
俺の前で首を傾げるのは、俺の大事な彼女!

「沙也ちゃんごめん!!やっぱ、さっきの子龍の奥さんかも」
そう言うと沙也ちゃんは目を見開いて、
「ぇえっ・・あの・・・最近結婚した・・・年上の???」
「そっ、だからちょっくら様子見てくるね???龍もすぐ来るって言うから俺は直ぐ戻るよ!だからちょっと待ってて???」
沙也ちゃんは心配そうな顔をして頷いた。

あ・・・沙也ちゃんの事、皆さん覚えてらっしゃいますかね?

高校時代、湊を追っかけまわしていた高校の同級生の、稲村沙也加ちゃん。

って、俺の話はまぁいいとして・・・俺は一回店を出て軽い足取りで道路を渡りレストランの反対側にある稲村ケ崎の公園に向かった。





—美晴side



幸助は私を引っ張って上まで行くと、海を眺めながらタバコを吸った。

どうしよう・・・。

少し離れると、幸助はチラッと振り返って来て・・・・。

「ここから飛び込んでくれたら・・・・許してやるよ・・・・・・」
そう言って笑ったの。

そんなの・・・出来るわけないじゃない。
何言ってるの??

お腹を触って、後退りをすると・・・幸助は私の方に歩いてきて・・・タバコを吸い・・・私に煙を掛けて笑った・・・。

私はゴクッと唾を飲み込み、
「止めて・・・・何考えてるの?・・・・もう帰りたい・・・」
煙を顔の前で煽って言うと、
「何???喫煙者のくせに何やってんの?」

幸助は私の肩を掴み・・・・私の顔をジッと見つめそう言った。
止めて・・・もう触らないで・・・・。
「幸助・・・このまま帰してくれたら・・・別にもう何も言わないし・・・なかった事にするから・・・」
そう言って幸助の手を払った。


お願い・・・。
何もしないで・・・。
すると・・・幸助は手を振り上げ・・・・私のお腹めがけて飛んでくる・・・。

もう止めて・・・・!!!
私は直ぐにお腹を抱えると・・・丁度その拳が肩に当たり私はそのまま地べたに転んでしまった。

すると、幸助は私の上に乗って来て、
「お前が俺の人生台無しにしたんだ!!!疫病神め・・・・・・」
グ―っと首を絞め・・・・そう言ったの。




—室井side



公園を見渡すと・・・誰も居ない。
でも・・・さっき確かに揉めていた男女はこの公園に入って行ったのを見たし・・・そう思い階段の方に向かって歩いた。

すると、上の方から女性の悲鳴が聞こえ、俺は慌てて奥の階段を駆け上がり・・・龍に電話を掛けようとした時、龍と湊の車が駐車場に入ってきた・・・・。

・・・・・・ッ???

その時、
「もう止めて!!いやぁっ!!!」
と・・・階段の上の方から聞こえる悲鳴。

ッ?!
上を見上げ・・・・。
「龍、上だ!!上から声が聞こえる!!早く!!」
そう言うと龍と湊・・・他2人が車から降りてこっちに走ってきたんだ。



—龍side




息を切らし・・・公園の階段の方に走って行くと、上の方から・・・・。

「殺さないでっ・・・・・」
と・・・美晴の声が聞こえた・・・・・。

慌てて階段を上がって行くと、真っ暗な展望スペースの奥に・・・人影が見えた・・・。

美晴!!

「もう止めて・・・お願い・・・お願いそれだけはもう止めて・・・・」
あの男が美晴を上から抑え込み首を締めながら服を引っ張っているのが見えた。
「お前妊娠したいんだろ?俺の子もう3回も妊娠したじゃねーか!また妊娠させてやるよ・・・・。」

止めろ!!!!なにしてるんだ!!急いで走って行くと・・・・・。



「妊娠してるの!!!!!」

・・・・・・・。

美晴が・・・・泣きながらそう言ったんだ・・・・。






え・・・・。


「お腹に・・・・龍の・・・今の旦那さんの・・・赤ちゃんが居るの・・・・」

・・・・・・ッ?!

美晴の上に乗っていた幸助もその言葉に・・・動きを止めた。
「・・・・お願い・・・・もう・・・・もう止めて・・・・・・」
泣きながらそういう美晴・・・・。


ッッッ?!
てかぁ~ッ・・・・・・・。
「お前いつまで美晴に乗ってんだーーーーーー!!」
俺は勢いよく走って行き・・・美晴の上に乗っていた幸助を突き飛ばした。
「龍・・・・・・・」
勢いよくぶっ飛んだ幸助は、柵にぶつかって苦しそうにこっちを睨んできて・・・美晴は俺に飛びついてきた・・・。

・・・・・・・。
「美晴・・・怪我はない?痛いとこ無い?」
俺がそう言うと・・・美晴は俺の首にギュッと掴まってきて、
「何も・・・何もない・・・・///////龍・・・・龍・・・・ごめんね・・ごめんね・・・・」

・・・・・・////////

俺は美晴を抱きしめ、奥に居た幸助をジッと見つめ・・・そのまま美晴を抱っこし立ち上がると、
「お前・・・。10秒以内に俺等の前から失せろ・・・。じゃないとここから海に突き落とすぞ?」
冗談じゃない。











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