恋文~everlasting love

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IN小笠原の新たな出会い

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—凛side



「綺麗ではないけど汚くもないわ!虫が入るから直ぐに扉閉めて!!!!」
あ・・・・・、
そっかそっか・・・・。

私はターミナルでまた会った・・・あの大きな女性??だよね!
女性が暮らすアパートに・・・。

その人は黒のピンヒールを靴箱に入れ、奥の部屋に入って行った・・・・。
私はスーツケースの下を拭いて・・・入った所にスーツケースを置いた。
すると、
「早く入ってきなさい!お風呂入る???着替えはあるのね??」
そう言って、直ぐにお風呂場のお湯をため私を見て
「早く・・・・奥の部屋!荷物も一緒に!」

凄く・・・口調は強いけど・・・凄く良い人っぽい・・・・。
私は荷物を持って奥の部屋へ・・・。

そこには大きなベットとテーブルや可愛い棚が置いてある・・・多分10畳くらいの部屋。
キティちゃんのマットが敷いてある・・・可愛い部屋!

「お酒?お茶?何飲む???」
そう言われ、
『お茶で』
そう言うと、彼女は可愛いコップに麦茶を入れて私の前に置いた。

「お腹はー???何も食べてないの?私チャーハン作るけどアンタも食べる?」
えっ・・・//////////
お邪魔しちゃったのに・・・ご飯迄?!//////////
『お腹空いてます』
そう書いて頷くと、彼女はそれをジッと見て
「意外とちゃっかりしてるのね!・・・まぁいいわ、お風呂入ってきちゃって!ご飯作っておくから!」

私は荷物を漁って・・・化粧品と下着、着替えを持ってお風呂場へ・・・・・。

お風呂はトイレとは別になっていて、脱衣所にも可愛いアロマが置いてある・・・。ワンピースを脱ぎ、全て脱いで・・・・お風呂場に行くと・・・入浴剤が入ったお風呂ーーー!!///////////

昨夜は船だったしお風呂も入っていなかった・・・・。
凄く気持ちいい・・・。



—マツコside



昼間、突如店を出て行った宏太さんが20時過ぎに戻ってきてー・・・・・また喧嘩。
てかさ・・・・店にパグ似のブス連れてくんじゃないわよ。
うちはキャバなのよ??

で、姿がまた見えないと思ったらあのブスと事務所でイチャイチャしてるのを見て・・・・ブチ切れた。

ったくさ・・・あの男マジで、仕事舐めてるわ。

ネギを切って、冷蔵庫に作り置きしておいたチャーシューを切り・・・卵を出した。


本当は定時は0時だけど、頭に来て帰ってきちゃった私。
店から歩いて帰る途中・・・ターミナルの駐車場で昼間店に来ていたあの・・・金髪の女が見えた。

あれ???そういえばさっき・・・逃げて行ったけどあの子何でこんな所にいるわけ??
どうでもいいけど、ちょっと気になって駐車場に歩いて行くと、金髪女は逃げるようにしてトイレの方へ走って行った・・・・。

で・・・・。

拾った。

その女を。

事情はよく分からないけど、危険人物ではないって思ったし・・・さっき私があの店から追い出したってちょっと思っていたから・・・。

チャーハンが出来上がり皿に盛っていると、女が風呂から出て来て頭を拭きながらこっちにやって来た。
「部屋にドライヤーあるから使っていいわよ!チャーハン先に食べてて??」
そう言って部屋にチャーハンを持って行き、ドライヤーを出してその子に渡した。



—凛side


わ・・・・///////////
チャーハンメチャクチャ美味しそう。

私は髪を乾かし・・・マツコさん出てこないかな??
お風呂の方を眺めてお茶を飲んでいた。

すると、結構直ぐに!マツコさんがお風呂から出て来て・・・・。
「あら、先に食べててよかったのに!」
そう言いながら部屋に入ってきた。

『一緒に食べたくて』
そう書くと、彼女は髪を拭きながらビールを飲み・・・・・。
「あら・・・じゃ―食べましょ???てかアンタ名前何?」
あー・・・えっと・・・・。
どうしようかな・・・・・。

でも家に泊めてもらって助けてもらってるのに嘘をつくのは・・・・ちょっと・・・・。

『凛です』
そう書くと、・・・・・ジーーーーっと、それを見て、また直ぐ私の顔を見てチャーハンを一口。

「名前が一緒だとー・・・顔も似るのね?蓮見凛にそっくり!」
ハッ・・・・・。
あ、でもギリギリバレてない??
私は笑って・・・その場を切り抜けた。
私もチャーハンを一口・・・・。

んっ?!
これ凄く美味しい!!!!

あ・・・、マツコさんこれいるかな???チャーハンに入れたら凄く美味しいんだ・・・・。
私はスーツケースからさっき食べていたポチギと沖縄ポーク・・・後、ジミーのクッキー一袋をマツコさんに渡した。
すると彼女はそれを見て
「えっ??これくれるの??・・・あら、これ沖縄のじゃない!アンタ沖縄の子???」
あー・・・・えっと・・・・。
『沖縄に学生時代住んでました、この前沖縄行ってきたので』
そう書くと彼女は・・・・へぇー・・・・って感じで頷き、それを受け取ってくれた。



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