恋文~first love

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公開処刑♡

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上地君と一緒に学校の前まで行くと、なんだか・・・・校内が騒がしい。

私達は中を覗き、

「何かあったのかな???」

中庭にも凄い人・・・校内も人が走り回ってるのが見えて・・・先生たちが騒いでどんどんグラウンド方向に走って行く・・・。

上地君は学校の少し先にあるスペースにバイクを止め、直ぐに戻ってくると

「行ってみるか??」

そう言って2人で校舎迄の道を歩いていると・・・・ん????・・・・

向こうからナツが走ってきた。


「凛ーーーーー!!!!」
スッゴイ焦った顔で走ってきたナツを見て、上地君も・・・・・。
「何々??なんか事件??」

ナツは私たちの前まで来ると、少し息を切らせ

「ハァ・・ハァ・・・、凛大変・・・上地君も!!一緒に来て!」
えっ????
「俺も???」

ナツは顔を上げ、
「上原君がっ!!!!」

・・・・・・・・・。

ぇええっ????
「上原君???//////////」
私が声を上げると、ナツは私と上地君の手を引っ張って・・・・
「いいから早く!!!こっちぃーーーー!!」

って・・・・、
中庭からもう凄い人・・・。
生徒と・・先生をかき分け、私達がたどり着いたのは・・・・・。

そこは、グラウンドに行く手前の・・・校舎脇にあるゴミ収集所の・・・半径10メートルくらい・・・ごみが散乱・・・・・。

その中心で倒れているのは、制服にTシャツ姿の上原君。

「上原君っ?!///////////」

ビックリした・・・・・。

上原君は大の字で倒れてて・・・・ん????寝てる?????

私の隣に居た上地君は、

「プッ・・・・・」
と吹き出し、爆笑!!!!

ぇええっ???
笑っていい感じ???
あれ、寝てるの???

すると、校門から救急車が入ってきた・・・・。

え・・・・・・。
凄い大騒ぎっ?!

「上原―・・・・意識あるかー??今救急車来たからなーー・・・」
と、担任の田代先生がそう言った。
直ぐに救急隊が来て、
「大丈夫ですかー???分かりますかー???」
って・・・・。

エッ・・・あれやっぱり倒れてるの???


すると上地君が上原君の方にゆっくり歩いて行き、救急隊員さんに・・・・。

「これ、ただ寝てるだけですよー・・・全然大丈夫!」
そう言って・・・・。

ドカッ・・・とお尻を蹴った!

ェエエッ・・・・。

私は思わず、ナツと手を握り合ってその光景を見ていた。



—淳side


あーーーーーー・・・・・・・

いってぇえーーな!!!!

なんだよ!!!!

凄い眠くて、目を擦りながら起き上がると・・・・何故か俺の周りには凄い人。

「おい!!!!!上原ぁあああああああーーー!!!お前このゴミどうするんだ―――!」
と、俺の横で担任の田代が騒いでる。

マジで・・・うるせーーーー・・・・・。

「すいませんー・・・片しますー・・・ちょっと探し物してただけなんで・・・・」
そう言って俺の直ぐ脇にあった・・・あの紙袋を持った。

田代や他の教員たちは救急隊員に頭を下げてる。
え?俺・・・病人だって思われたのっ????

「お前ー・・・帰ってこないと思ってたらこんなとこいたのかよ?」
涼がそう言って笑った。
俺は立ち上がり、ゴミを叩いて・・・
「うるせーな・・・・一回家帰ってシャワー浴びてくる・・・・」
そう言ってると・・・・。

ん???????

はっ?!//////////////



涼の背後から、チラッと見えたのは・・・・。

「蓮見っ・・・///////////」
思わず持っていた紙袋を後ろに隠した。

蓮見はゆっくりこっちに近付いてきて・・・・・俺の前まで来ると・・・・・。

俺の背後をチラッと覗いて、

「・・・・それ探してくれたの??・・・・」
・・・・・・・・。

これはヤバい。
全校生徒に近い奴等が見ている!!!!//////////
俺は・・・硬直した。

するとまた、俺の腕を抑え後ろに回って・・・紙袋をじーっと見つめ、また俺の顔をじっと見た。

わーーーー!!!!/////////
もう何も言うな~!!!!!

すると、

「お弁当箱と・・・観光本???」

ひぃぃーーーーーーー!!!!!!!

俺は直立不動、上を向いたまま目を瞑って・・・・・。

「はい・・・・・・」
とだけ答えた。

もうあっち行けよーーーー!!!///////////

すると、蓮見は俺の腕を掴んだまま、

「へぇー・・・探してくれたんだねー・・・・・」
って・・・////////////
俺は目を開けて・・・

「詳しい話は後で!・・・とりあえず離れろ!」
「イヤッ!」

はぁぁあーーーー????///////イヤだとっ?!?//////////
コイツ今の状況を楽しんでるだろッ?!

「いいから離れろよ!!///////////」
「い・や・だ!!!!!!」

くぅーーーーーーっ!!/////////////

もう・・・公開処刑の気分・・・・・。


すると、校内に『キーンコーンカーンコーン』と・・・チャイムが鳴り、教員たちが
「はーい!皆教室に入ってーー!HR始まるぞー!」
と・・・・、他の生徒たちは少しずつ校舎に戻っていく。


俺はチラッと蓮見を見て、
「おい!お前も行けって・・・俺は一回家に帰るからっ!!!」
小声えでそう言うと、蓮見は笑って・・・
「じゃー・・・お昼、お弁当はないけど屋上に来てくれる?」
蓮見も少し俺に近付いて・・・小声で言ってきた・・・/////////

「行く・・・・・///////////」
そしたら・・・。
俺のシャツを引っ張って・・・さらに顔を寄せ、耳元で
「プリン買って来て」

・・・・・・・///////////////

凄い・・・近い蓮見の顔。
思わず蓮見の目をガン見すると・・・やっぱり凄い・・・可愛かった。

「わかった・・・・/////////」

蓮見は、

「本もちゃんと持ってきてね・・・」

そう言って離れて・・・・

「ありがとっ・・・」

そう言って手を振りながら走って・・・宮城と一緒に戻っていった・・・・。






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