223 / 275
ずっと一緒に♡
5
しおりを挟む「でー・・・???凛の元カレの上原にガツンと言われてお前は何も言い返さなかったって事?」
・・・・・・・・・・。
そう言って煙草を吸うのは・・・・俺をこの事務所に引き入れた渡辺さんだ。
「しかし・・・うちの事務所がやっていることが公の場に出れば・・・」
俺がそう言うと渡辺さんは俺を睨んで、首を掴んできた・・・・・。
「何ビビってんだよ!!!・・・上原だか何だか知らねーけど・・・そんなのただの田舎者だろ?」
・・・・・・・・。
すると・・・・俺等の車の後ろから・・・・大きな車が路地を入ってきた・・・・。
そう、俺と渡辺さんは今・・・車の中。
そして、凛のマンションが見える路地に車を止めて・・・もしかしたら凛が男とマンションに現れるのではと・・・昼間からずっと張っていた・・・・。
そしたら、案の定・・・もう遅い時間だが・・・・1台の車が俺等の車を追い抜いて、マンションの横にぴったりと付け止まった。
そして・・・降りて出て行ったのは・・・凛1人。
渡辺はオペラグラスでその車をジッと見つめ・・・・
「随分良い車乗ってるな・・・・・あんなの普通じゃ買えねえよ・・・・」
確かに・・・・。
凛が降りた車は・・・・キャデラック・・・・。
—淳side
凛のマンションに着いたのは22時半前・・・・。
一緒に部屋に行くと言ったら・・・・
「洗濯物干しっぱなしだからダメ!/////////」
そう言って1人で部屋に行った・・・・・。
待っている間俺は祐司に電話を掛けた・・・・・。
『もしもし、淳か?』
「あぁ、今凛のマンションに荷物を取りに来てる」
そう言って煙草に火をつけると
『horseの事で新しい事が分かった・・・・まだ証拠がないから何とも言えないが・・・・』
「新しい事?」
『どうやら、日常的に暴力があったようだ・・・・』
・・・・・・・・・・・。
もしかしたら、あるかも・・・いや、あの痣を見た時に・・・誰かに殴られているんだって直ぐに分かった。
胸がまた・・・凄く痛くて苦しい・・・・。
「それは・・・誰から?桜坂健一?」
そう言うと、
『いや・・・桜坂健一にもされている可能性は否定できないが・・・・今のところは事務所の人間からだ・・・多分仕事を強要されたり・・・断ると手を上げられていたのではないか?』
事務所っ?
って事は・・・・今朝話したあのマネージャーもっ????
『実はな、さっき由美さんから連絡があって・・・・そう言った目撃情報があったと他から聞いたらしい・・・それで調べてもらった』
はぁ・・・・・。
煙草の煙を吐き、ミラーを見ると・・・・俺の車の少し後ろに止まっているワンボックスカーがゆっくりと動き出した。
あれ???
あの車・・・・さっきもいたけど、この前凛が放り出されたあの車じゃ・・・・・・。
助手席の窓を開けると・・・・そのワンボックスカーは・・・俺の車の横を通る時・・・・向こうも助手席から顔を出し・・・・・黒光りした髭を生やした気持ち悪い男がこっちを見て・・・・そのまま行ってしまった。
何だアイツ・・・。
あれが糸井???
いや、でも・・・運転席の奴は眼鏡をかけててもう少し若そうだったな・・・・。
煙草を消し、
「祐司・・・その件もっと詳しく調べられないかな?何処で誰が・・・手を上げたとか・・・・」
『中々事務所内の事だと難しい・・・・でも一応調べてみる、また分かったら連絡をする・・・・』
アイツ等・・・・金も脅し取って・・・給料殆ど奪って・・・その上暴力???
何処まで腐ってるんだ・・・・・。
—糸井side
「渡辺さん・・・・あまり見ない方が・・・・・」
上原と思われる男の車の横を通った時・・・渡辺さんはまるで挑発するかのように顔を出して向こうの顔を見ていた・・・・。
俺もチラッと見たが・・・・・。
「あの男ー・・・・一体何者ー??・・・あんな格好良いやつ久々見たなー・・・・」
渡辺さんはそう言って笑った。
俺はマンションから少し行った所にあるコンビニの間に車を止め、
「不味いですよ・・・向こうも見てましたし・・・・」
そう言うと、
「何ビビってんだよ、沖縄から出てきた田舎もんだろ???」
渡辺さんはよく・・・地方から出てきた人を田舎もんと・・・凄く言うけど・・・・。
実は渡辺さんこそ・・・・結構な僻地から出てきたって聞いた・・・・。
俺は生まれは埼玉、直ぐに都内に引っ越し育ったのは・・・四谷。
親父が仕事を引退し、今は千葉の浦安で両親は暮らしている。
だから・・・渡辺さんをたまに・・・知れッとした目で見てしまう自分が居た。
「でもあの車とあの見た目・・・・普通ではないかと・・・・」
俺が言うと、
「田舎もんがイキがって頑張っちゃってるだけだって!!!!」
・・・・また言った・・・・・。
妙に黒く・・・日サロ行ってるでしょ??って感じで、ギラギラしたアクセサリー付けて胸元見せて、変な色のピタピタのジャケット来てる渡辺さんの方が・・・・イキッてるように見えるけど。
とりあえず・・・上原に関しては要注意・・・・・。
0
あなたにおすすめの小説
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる