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第一章
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屋敷に戻ると早速建物に使う石材の話になった。
石材は火山灰などを練り合わせて作るコンクリート、岩山とかから産出される安山岩や花崗岩や大理石などがある。
俺は石材に詳しくない。
だから、俺はドドスたちと話し合った。
俺的にはしっかりとした物を造りたい。
いざとなったら弱い子たちを守るシェルター的な役割もあれば良いなと考えていた。
俺の考えを聞いてドドスたちが考えてくれた。
「シェルター的な役割も持つならコンクリートがいいな」
「見た目の印象もあるから枠組みは石材の方が良いかもな」
「キレイなのは煉瓦だろうが森の中だしなぁ」
「そうだな。煉瓦は赤みが強いのが多い印象があるな、むしろ目立つ可能性が高いな」
「それでしたら、安山岩や花崗岩とかの方が良いかもですね」
「そうだな。目隠し効果に蔦でも生えたら良いだろうな。そこは自然が勝手にしてくれるだろうしな」
「だな。外壁はそんな感じでどうだろうか?主よ」
「ああ、それでいこう。とりあえずの見た目としては安山岩と花崗岩、どちらが良いんだ?」
「好みによりますが、安山岩は単調と言うか一色だけのが多い感じですね。花崗岩はまだら模様な感じのものが多いですね」
「まだらは目立ちやすいように思うが、わりと隠れるのには良いのか?動物にもそんな感じのがいるよな?」
「そうですね」
「なら、ここは花崗岩でいこう!」
俺の発言に全員が頷いてくれた。
これで外壁の石材は決定だな。
次に考えるべきは天井だな。
ここはもとより日光を極力遮らないように俺がガラスを提案している。
その方向性は確定なんだ。
植物が中にあるからなるべく自然な感じを維持したい。
「次に天井ですが、主人様の希望によりガラスを使用するのは変更なしで良いですか?」
「ああ。樹木を建物の中に収めようって言うんだ。日光を遮るわけにはいかないしな」
「そうですね。それなら、天井のガラスは木で枠組みを作ってはめていく方法が良いと思います。風通しに関しては壁と窓の間を少し開けて多少雨風が入るように工夫するのはどうでしょう?」
「だが、そうなると雨で枠の木が腐りかねないぞ?」
「枠の内側を木にして、外側を別の物にしてはどうだ?」
「それは良い。だが、何にする?」
「接着の意味も込めてモルタルではダメだろうか?」
「そうするのが良いかもな。贅沢を言えばスライムの接着粘液があれば良いんだが」
「なるほど。その接着粘液ってのはどんなものなんだ?」
「普通に接着剤として使うんですが、乾くと水を弾くコーティング作用もあるんです。わりと良く使われていますよ。スライムは危険を感じると足止めとして粘液をかけるじゃないですか、あの粘液のことです」
「ああ、そうなんだな。スライムはいるから頼めば出してくれると思うぞ」
「それは良い話を聞いた。スライムの粘液は接着剤、コーティング材、保護材としても使える。木材なんかの腐食防止のために使われたりもしているからな。それが使えるならこしたことはない」
「それじゃあ、スライムたちも同行させよう。後は材料の調達だな」
ドドスたちから指定されたのは火山灰と火山岩と石灰と海水だった。
後は先程話していた花崗岩だな。
火山灰と火山岩はサンディーの領域の火山帯で手に入るから持ってきてもらえたら良いし、海水もリヴァイアサンのリヴァイに頼めばいい。
石灰と花崗岩は取りに行かないとな。
さて、どこにあるかな?
アースの領域は山々だけどどちらかと言うと樹木が多いから石灰や花崗岩は殆んどないんだよな。
岩山帯か渓谷ならありそうだけど、誰か棲んでいないかな?
あ、そういえば、ワイバーンのバンたちやバジリスクのジークがそういう所を拠点にしていたなぁ。
でも、ワイバーンやジークには岩を切り出して運搬するなんて難しいからそこは他の奴にさせよう。
さすがにジークがいる場所は上位種でないと出歩けないからな。
となると、誰に切り出して運搬して貰うのが良いだろうか?
うちでそれが可能なのは…………サンダーバードのダートたちならどうだろう?
ダートたちの雷魔法や嘴は岩山を壊すことができるし、ダートたちは力が強いので運搬も任せられるな。
うん、そうしよう!
均等に切断するのはドドスたちに任せるようにしよう。
「サンディー」
『ああ、了解した。我が領地にある火山灰と火山岩を若いのに集めさせて運ばせよう』
「頼むよ。あと…」
『リヴァイにも話を通して海水を運ばせよう』
「うん、そうしてくれる?」
『了解した』
「石灰と花崗岩だな。一応、ジークとバンたちの所に花崗岩はあったんだだけど、ジークはバジリスクだから……普通の人間では取りに行けないので、ダートたちに採石から運搬まで頼むつもりだ」
『なるほど、では、ダートたちやバンたちには連絡しとこう』
「ありがとう、サンディー」
『構わない』
サンディーはすぐに連絡してくれているようだ。
同族となら離れていても連絡が取れるらしくて、その流れでダートたちやバンたちに連絡してくれているようだ。
これで話は進むな。
あれ?
何でドドスたちが青ざめてるんだ?
石材は火山灰などを練り合わせて作るコンクリート、岩山とかから産出される安山岩や花崗岩や大理石などがある。
俺は石材に詳しくない。
だから、俺はドドスたちと話し合った。
俺的にはしっかりとした物を造りたい。
いざとなったら弱い子たちを守るシェルター的な役割もあれば良いなと考えていた。
俺の考えを聞いてドドスたちが考えてくれた。
「シェルター的な役割も持つならコンクリートがいいな」
「見た目の印象もあるから枠組みは石材の方が良いかもな」
「キレイなのは煉瓦だろうが森の中だしなぁ」
「そうだな。煉瓦は赤みが強いのが多い印象があるな、むしろ目立つ可能性が高いな」
「それでしたら、安山岩や花崗岩とかの方が良いかもですね」
「そうだな。目隠し効果に蔦でも生えたら良いだろうな。そこは自然が勝手にしてくれるだろうしな」
「だな。外壁はそんな感じでどうだろうか?主よ」
「ああ、それでいこう。とりあえずの見た目としては安山岩と花崗岩、どちらが良いんだ?」
「好みによりますが、安山岩は単調と言うか一色だけのが多い感じですね。花崗岩はまだら模様な感じのものが多いですね」
「まだらは目立ちやすいように思うが、わりと隠れるのには良いのか?動物にもそんな感じのがいるよな?」
「そうですね」
「なら、ここは花崗岩でいこう!」
俺の発言に全員が頷いてくれた。
これで外壁の石材は決定だな。
次に考えるべきは天井だな。
ここはもとより日光を極力遮らないように俺がガラスを提案している。
その方向性は確定なんだ。
植物が中にあるからなるべく自然な感じを維持したい。
「次に天井ですが、主人様の希望によりガラスを使用するのは変更なしで良いですか?」
「ああ。樹木を建物の中に収めようって言うんだ。日光を遮るわけにはいかないしな」
「そうですね。それなら、天井のガラスは木で枠組みを作ってはめていく方法が良いと思います。風通しに関しては壁と窓の間を少し開けて多少雨風が入るように工夫するのはどうでしょう?」
「だが、そうなると雨で枠の木が腐りかねないぞ?」
「枠の内側を木にして、外側を別の物にしてはどうだ?」
「それは良い。だが、何にする?」
「接着の意味も込めてモルタルではダメだろうか?」
「そうするのが良いかもな。贅沢を言えばスライムの接着粘液があれば良いんだが」
「なるほど。その接着粘液ってのはどんなものなんだ?」
「普通に接着剤として使うんですが、乾くと水を弾くコーティング作用もあるんです。わりと良く使われていますよ。スライムは危険を感じると足止めとして粘液をかけるじゃないですか、あの粘液のことです」
「ああ、そうなんだな。スライムはいるから頼めば出してくれると思うぞ」
「それは良い話を聞いた。スライムの粘液は接着剤、コーティング材、保護材としても使える。木材なんかの腐食防止のために使われたりもしているからな。それが使えるならこしたことはない」
「それじゃあ、スライムたちも同行させよう。後は材料の調達だな」
ドドスたちから指定されたのは火山灰と火山岩と石灰と海水だった。
後は先程話していた花崗岩だな。
火山灰と火山岩はサンディーの領域の火山帯で手に入るから持ってきてもらえたら良いし、海水もリヴァイアサンのリヴァイに頼めばいい。
石灰と花崗岩は取りに行かないとな。
さて、どこにあるかな?
アースの領域は山々だけどどちらかと言うと樹木が多いから石灰や花崗岩は殆んどないんだよな。
岩山帯か渓谷ならありそうだけど、誰か棲んでいないかな?
あ、そういえば、ワイバーンのバンたちやバジリスクのジークがそういう所を拠点にしていたなぁ。
でも、ワイバーンやジークには岩を切り出して運搬するなんて難しいからそこは他の奴にさせよう。
さすがにジークがいる場所は上位種でないと出歩けないからな。
となると、誰に切り出して運搬して貰うのが良いだろうか?
うちでそれが可能なのは…………サンダーバードのダートたちならどうだろう?
ダートたちの雷魔法や嘴は岩山を壊すことができるし、ダートたちは力が強いので運搬も任せられるな。
うん、そうしよう!
均等に切断するのはドドスたちに任せるようにしよう。
「サンディー」
『ああ、了解した。我が領地にある火山灰と火山岩を若いのに集めさせて運ばせよう』
「頼むよ。あと…」
『リヴァイにも話を通して海水を運ばせよう』
「うん、そうしてくれる?」
『了解した』
「石灰と花崗岩だな。一応、ジークとバンたちの所に花崗岩はあったんだだけど、ジークはバジリスクだから……普通の人間では取りに行けないので、ダートたちに採石から運搬まで頼むつもりだ」
『なるほど、では、ダートたちやバンたちには連絡しとこう』
「ありがとう、サンディー」
『構わない』
サンディーはすぐに連絡してくれているようだ。
同族となら離れていても連絡が取れるらしくて、その流れでダートたちやバンたちに連絡してくれているようだ。
これで話は進むな。
あれ?
何でドドスたちが青ざめてるんだ?
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