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「は‥‥ぁ‥ッ」
薄暗い室内に悩ましげな吐息と、淫らな水音がこだまする。薄明かりに照らし出された肢体は艶めかしく、むずがるように腰を捩るその姿は意図せず雄を煽る。グズグズに溶けた後孔は、だらしなくその入口を濡らしながらディルムッドの指をしゃぶり、それでも足りぬと言わんばかりにその付け根を柔らかく食む。
「ディル‥‥ッ、もぅ‥」
フィオニスは言外に挿れてくれと強請る。
軍服すら脱いでいないディルムッドを咎めるように見上げれば、ディルムッドはその形の良い眉を切なげに寄せ、その視線から逃げるようにまつ毛を伏せた。
「ですが、まだー‥っ」
フィオニスは、言い訳を口にするディルムッドのその中心へと手を伸ばす。痛いくらいに張り詰め、ボトムを押し上げるそれにゆっくりと指先を這わせながら、ディルムッドの肩を引き寄せてその耳朶を食んだ。
「‥もう、十分だろう? それとも、私とはやはり抵抗があるだろうか‥?」
「そんなことはっ!!」
眉尻を下げてそう落とすフィオニスに、ディルムッドが言う。
刺激の物足りなさにヒクつく孔は、既に3本もの指を咥え込み、その付け根を食む入口は、雄を受け入れるのに十分な柔らかさとなっている。しかしそれでもディルムッドが躊躇する理由は、自身の身体的特徴にあった。
魔族は元となる種族によって、それぞれ身体的に特徴を持っている。蛇であるクルースニクやニコラスはその舌先が二股に分かれいるし、鯱であるクロムウェルはその背に立派な背鰭を持っている。そして竜であるディルムッドは、その喉元に逆鱗と言われる鱗を持っていた。だが、ディルムッドの特徴はそれだけではなかった。
ディルムッドは、観念したように自らのボトムに手をかける。
「‥‥驚かないで下さいね?」
そう、念を押してからベルトを外し、ボトムの前をつくろげれば、想像よりも逞しい雄が、窮屈そうに下着を押し上げていた。そんなディルムッドの中心から、フィオニスは視線が逸らせなくなる。
あぁ、早くあの逞しい雄で貫かれたい。
無意識にゴクリと生唾を飲み込むフィオニスに、ディルムッドは思わず苦笑を漏らした。
「‥‥」
フィオニスは吸い寄せられるようにディルムッドの中心へと身を寄せる。そのまま下着の端に指をかけると、ズルりとディルムッド自身を取り出した。
「‥‥!!」
ブルン、と飛び出て、近ずき過ぎたフィオニスの頬を竿が打った。濃い雄の香りに目眩がする。だがそれ以上に特徴的なディルムッド自身に、フィオニスは息を飲んだ。
「‥‥あまり、見ないで頂きたい。」
軽く睫毛を伏せながら、困ったようにディルムッドが言う。そのまま自身を軽く握り、先端から溢れた涎をフィオニスの頬へと塗りつける。
「こんな私でも、愛して下さいますか?」
眉尻を下げたまま、ディルムッドが問う。
腹に付きそうなほど反り返った竿は、その大きさもさることながら、非常に特徴的な性質を持っていた。形状はほぼ人と同じ。しかし裏筋に沿うように小さな突起がポコポコとついていた。さらに側面には装飾されているように竜の鱗が張り付いており、その下にさがる双玉の半分も、同じような鱗で覆われている。
「‥‥触れても?」
フィオニスが問う。しかしディルムッドの返答を待たず、おずおずとその長身に触れた。
「‥‥ッ」
ディルムッドが微かに息を飲む。
確かめるようなフィオニスの指先がもどかしい。しかしフィオニスはそんなことにも気づかずに、さらに顔を近づけ竿へと触れた。
裏筋の突起は、硬い芯を持っているが皮膚に覆われているため、思った以上に柔らかかった。鱗も同様だ。普段の外装のような固く、鋭利な鱗ではなく、どちらかと言うと人の皮膚に近い柔らかさを持っていた。
しかしその表面はザラザラとしており、内壁を刺激するには適した形となっている事が分かる。
「‥‥もう、その辺で。」
「‥‥ッ、すまない!!」
ディルムッドに咎められ、うっとりとその長身を撫でていたフィオニスが我に返る。
慌てて手を離して身を引けば、逆にディルムッドがその身に覆いかぶさってきた。
「‥‥よろしいでしょうか?」
ディルムッドが問う。
フィオニスは興奮から浅く息を吐き出しながら、ディルムッドの首筋に手を回す。
「あぁ‥、愛してくれ。」
ふっ、と笑みを零しながらその唇を塞げば、イキリたったディルムッドの先端が蕩けた秘孔に押し当てられた。
薄暗い室内に悩ましげな吐息と、淫らな水音がこだまする。薄明かりに照らし出された肢体は艶めかしく、むずがるように腰を捩るその姿は意図せず雄を煽る。グズグズに溶けた後孔は、だらしなくその入口を濡らしながらディルムッドの指をしゃぶり、それでも足りぬと言わんばかりにその付け根を柔らかく食む。
「ディル‥‥ッ、もぅ‥」
フィオニスは言外に挿れてくれと強請る。
軍服すら脱いでいないディルムッドを咎めるように見上げれば、ディルムッドはその形の良い眉を切なげに寄せ、その視線から逃げるようにまつ毛を伏せた。
「ですが、まだー‥っ」
フィオニスは、言い訳を口にするディルムッドのその中心へと手を伸ばす。痛いくらいに張り詰め、ボトムを押し上げるそれにゆっくりと指先を這わせながら、ディルムッドの肩を引き寄せてその耳朶を食んだ。
「‥もう、十分だろう? それとも、私とはやはり抵抗があるだろうか‥?」
「そんなことはっ!!」
眉尻を下げてそう落とすフィオニスに、ディルムッドが言う。
刺激の物足りなさにヒクつく孔は、既に3本もの指を咥え込み、その付け根を食む入口は、雄を受け入れるのに十分な柔らかさとなっている。しかしそれでもディルムッドが躊躇する理由は、自身の身体的特徴にあった。
魔族は元となる種族によって、それぞれ身体的に特徴を持っている。蛇であるクルースニクやニコラスはその舌先が二股に分かれいるし、鯱であるクロムウェルはその背に立派な背鰭を持っている。そして竜であるディルムッドは、その喉元に逆鱗と言われる鱗を持っていた。だが、ディルムッドの特徴はそれだけではなかった。
ディルムッドは、観念したように自らのボトムに手をかける。
「‥‥驚かないで下さいね?」
そう、念を押してからベルトを外し、ボトムの前をつくろげれば、想像よりも逞しい雄が、窮屈そうに下着を押し上げていた。そんなディルムッドの中心から、フィオニスは視線が逸らせなくなる。
あぁ、早くあの逞しい雄で貫かれたい。
無意識にゴクリと生唾を飲み込むフィオニスに、ディルムッドは思わず苦笑を漏らした。
「‥‥」
フィオニスは吸い寄せられるようにディルムッドの中心へと身を寄せる。そのまま下着の端に指をかけると、ズルりとディルムッド自身を取り出した。
「‥‥!!」
ブルン、と飛び出て、近ずき過ぎたフィオニスの頬を竿が打った。濃い雄の香りに目眩がする。だがそれ以上に特徴的なディルムッド自身に、フィオニスは息を飲んだ。
「‥‥あまり、見ないで頂きたい。」
軽く睫毛を伏せながら、困ったようにディルムッドが言う。そのまま自身を軽く握り、先端から溢れた涎をフィオニスの頬へと塗りつける。
「こんな私でも、愛して下さいますか?」
眉尻を下げたまま、ディルムッドが問う。
腹に付きそうなほど反り返った竿は、その大きさもさることながら、非常に特徴的な性質を持っていた。形状はほぼ人と同じ。しかし裏筋に沿うように小さな突起がポコポコとついていた。さらに側面には装飾されているように竜の鱗が張り付いており、その下にさがる双玉の半分も、同じような鱗で覆われている。
「‥‥触れても?」
フィオニスが問う。しかしディルムッドの返答を待たず、おずおずとその長身に触れた。
「‥‥ッ」
ディルムッドが微かに息を飲む。
確かめるようなフィオニスの指先がもどかしい。しかしフィオニスはそんなことにも気づかずに、さらに顔を近づけ竿へと触れた。
裏筋の突起は、硬い芯を持っているが皮膚に覆われているため、思った以上に柔らかかった。鱗も同様だ。普段の外装のような固く、鋭利な鱗ではなく、どちらかと言うと人の皮膚に近い柔らかさを持っていた。
しかしその表面はザラザラとしており、内壁を刺激するには適した形となっている事が分かる。
「‥‥もう、その辺で。」
「‥‥ッ、すまない!!」
ディルムッドに咎められ、うっとりとその長身を撫でていたフィオニスが我に返る。
慌てて手を離して身を引けば、逆にディルムッドがその身に覆いかぶさってきた。
「‥‥よろしいでしょうか?」
ディルムッドが問う。
フィオニスは興奮から浅く息を吐き出しながら、ディルムッドの首筋に手を回す。
「あぁ‥、愛してくれ。」
ふっ、と笑みを零しながらその唇を塞げば、イキリたったディルムッドの先端が蕩けた秘孔に押し当てられた。
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