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@藤堂side
10.4月1日22:02 Check In @藤堂side
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さくらの手を引いて歩く。
ゆっくり指を絡めた恋人つなぎに変える。
さくらは片方の手を俺に拘束され、もう片方の手に持ったハンカチで、涙をぬぐっている。
どこへ行くかは聞かずに付いて来てくれるさくら。俺への信頼を感じて、嬉しい。
どこまでを想定して付いて来ているんだろう。
これまでお持ち帰りした子たちと違って、男と付き合ったことすらないさくらだ。
でも、キスを拒まなかった。
泣くほどの感情があふれたところを絡めとった感は否めない。でも、つけ込めるならつけ込んで、よその部の課長から、さくらの特別な人になりたい。
コンビニに入り、さくらの手を放す。
「泊まるのに、必要なものあったら、買って?俺も飲み物とか買うから、外で待って。」
さくらの耳元でそっと言って、飲み物の冷蔵庫へ進む。
さくらは化粧品なんかのある棚のあたりにしばらくいて、レジへ行った。俺の言う通り外で待っている。
本来ならこんな時間に店の外で待たせることなどしたくないのだが、すまないさくら。
俺はさっきさくらがいたあたりの棚の下の方から、コンドームの箱を取り、店の外のさくらを気にしつつレジへ行く。
飲み物を買う、など完全なカモフラージュだ。
この、俺の下心、さくらの想定にあるだろうか。
俺は会計後、受け取ったビニール袋から小箱を自分のカバンへ移して外へ出た。
「ごめん、お待たせ。」
さくらの手を取る。当たり前みたいに。
俺は、少し歩いたところにあるビジネスホテルに入る。
どこまで進むかは置いておいて、ラブホテルが便利ではあるが、まだ処女であろうさくらをラブホテルに連れていくのは憚られたた。
ロビーに入って、入り口のソファにさくらを待たせ、受付に進む。
開いている部屋から、ツインルームにチェックインする。
たださくらを一人にしないという目的のためだけなら、違うベッドでさくらを休ませるほうがいい。
でも、もし…
いずれにしてもいきなりダブルベッドのある部屋に行ってさくらを追い詰めたくなかった。
鍵を受け取り、さくらのところに戻る。
「さくら、行こう。」
ちょっと緊張した面持ちだ。あえて体に触れず、エレベーターを指さして誘導する。
部屋の鍵を開けて、さくらを先に行かせる。
おそるおそる奥へ進むさくら。
入ったすぐ横にバスルームへの扉があり、その向こうにクローゼットだ。
起ち尽くすさくらに、
「荷物、置いて?ジャケット脱いでくつろぎなよ。掛けるから、貸して?」
クローゼットからハンガーを出してさくらに差し出す。
「あ、すみません。」
ハンガーに自分のジャケットを掛けたさくらがそばに来て、クローゼットの中に掛ける。
俺に渡してくれりゃいいのに、律儀。
俺はそのままさくらを後ろから抱きしめた。
公園でさくらを抱き締めて、手をつないで歩いて、今、少し離れただけでさくらのぬくもりが恋しい。
「さくら、泣いて、もうすっきりしてる?」
「はい…。済みませんでした。」
「謝るなって、泣かせたの、俺なんだから。」
さくらが後ろからさくらの肩を包んだ俺の腕に触れた。
俺の腕の中にいることを、受け入れてくれたんだ。さくらの頭を頬ずりする。
「じゃあ、泣かせてくれて、ありがとうございました。ほんと、もやもやが、出ていきました。」
さくらの声は、少し明るさを取り戻していた。
頭にキスする。
焦るな、俺。大事に大事に。
でも、ここまで来た以上、今日会社を出る時の二人の関係には、もう戻れないよな。戻らなくて、いいんだよな。
ゆっくり指を絡めた恋人つなぎに変える。
さくらは片方の手を俺に拘束され、もう片方の手に持ったハンカチで、涙をぬぐっている。
どこへ行くかは聞かずに付いて来てくれるさくら。俺への信頼を感じて、嬉しい。
どこまでを想定して付いて来ているんだろう。
これまでお持ち帰りした子たちと違って、男と付き合ったことすらないさくらだ。
でも、キスを拒まなかった。
泣くほどの感情があふれたところを絡めとった感は否めない。でも、つけ込めるならつけ込んで、よその部の課長から、さくらの特別な人になりたい。
コンビニに入り、さくらの手を放す。
「泊まるのに、必要なものあったら、買って?俺も飲み物とか買うから、外で待って。」
さくらの耳元でそっと言って、飲み物の冷蔵庫へ進む。
さくらは化粧品なんかのある棚のあたりにしばらくいて、レジへ行った。俺の言う通り外で待っている。
本来ならこんな時間に店の外で待たせることなどしたくないのだが、すまないさくら。
俺はさっきさくらがいたあたりの棚の下の方から、コンドームの箱を取り、店の外のさくらを気にしつつレジへ行く。
飲み物を買う、など完全なカモフラージュだ。
この、俺の下心、さくらの想定にあるだろうか。
俺は会計後、受け取ったビニール袋から小箱を自分のカバンへ移して外へ出た。
「ごめん、お待たせ。」
さくらの手を取る。当たり前みたいに。
俺は、少し歩いたところにあるビジネスホテルに入る。
どこまで進むかは置いておいて、ラブホテルが便利ではあるが、まだ処女であろうさくらをラブホテルに連れていくのは憚られたた。
ロビーに入って、入り口のソファにさくらを待たせ、受付に進む。
開いている部屋から、ツインルームにチェックインする。
たださくらを一人にしないという目的のためだけなら、違うベッドでさくらを休ませるほうがいい。
でも、もし…
いずれにしてもいきなりダブルベッドのある部屋に行ってさくらを追い詰めたくなかった。
鍵を受け取り、さくらのところに戻る。
「さくら、行こう。」
ちょっと緊張した面持ちだ。あえて体に触れず、エレベーターを指さして誘導する。
部屋の鍵を開けて、さくらを先に行かせる。
おそるおそる奥へ進むさくら。
入ったすぐ横にバスルームへの扉があり、その向こうにクローゼットだ。
起ち尽くすさくらに、
「荷物、置いて?ジャケット脱いでくつろぎなよ。掛けるから、貸して?」
クローゼットからハンガーを出してさくらに差し出す。
「あ、すみません。」
ハンガーに自分のジャケットを掛けたさくらがそばに来て、クローゼットの中に掛ける。
俺に渡してくれりゃいいのに、律儀。
俺はそのままさくらを後ろから抱きしめた。
公園でさくらを抱き締めて、手をつないで歩いて、今、少し離れただけでさくらのぬくもりが恋しい。
「さくら、泣いて、もうすっきりしてる?」
「はい…。済みませんでした。」
「謝るなって、泣かせたの、俺なんだから。」
さくらが後ろからさくらの肩を包んだ俺の腕に触れた。
俺の腕の中にいることを、受け入れてくれたんだ。さくらの頭を頬ずりする。
「じゃあ、泣かせてくれて、ありがとうございました。ほんと、もやもやが、出ていきました。」
さくらの声は、少し明るさを取り戻していた。
頭にキスする。
焦るな、俺。大事に大事に。
でも、ここまで来た以上、今日会社を出る時の二人の関係には、もう戻れないよな。戻らなくて、いいんだよな。
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