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22.反省@さくらside
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藤堂さんに触れられた余韻で、体に違和感があり、
立ち上がろうとして少しもたついた。
藤堂さんが肩を抑えるようなしぐさをする。
「おれがやるよ。」
私が持ち込んだ資料に藤堂さんが手を伸ばす。
優しいなあ…。
え?ちょっと待って!
「あっ、だめっ!」
思わず大きな声が出てしまう。
「え?」
「藤堂さん…、その手では…」
「手?…あ。」
藤堂さんの手には私の唾液や、そこから漏れた私の愛液がついてる…
最後は藤堂さん自分の…なんかしてたし…
私同様色々思い出したらしい藤堂さん。
「ご、ごめん、洗ってくるね。」
藤堂さんが部屋を出ていく。
私はその間に資料を整える。
あんな恥ずかしいことした部屋で、これから会議…?
ものすごくいけないことをした気持ち…
藤堂さんが戻る前に、総務部の自分の席に戻りたい。
またここに藤堂さんが戻ったとき、どんな顔したらいいのかわからない。
上座の後ろの壁にかかっている絵画の額のガラスに自分の姿が映りこんでいる。
藤堂さんが整えてくれたけど、自分の姿を確認する。
鏡ではないので見えにくいけど、
アイブロウが少し薄くなったところがある。
あとで化粧直そう…
会議室を出て戻る藤堂さんと鉢合わせしないように急いで階段で部に戻る。
「専務の会議資料セッティング完了しました。後でコーヒー淹れておきます。」
他の部員に声をかける。
「ありがとうございま~す」と賢くんが答える。
部長以外のほかの部員もこっち見て、かるく頭を下げてくれた。
デスクの中から、化粧ポーチを出して再度席を離れる。
洗面台で化粧を直しながら考える。
会議室であんなことをする藤堂さんも藤堂さんなら、拒めない私も私…
「ばか…」
ふたりとも共犯…
藤堂さんと高峰さんの先輩カップルに憧れてた。
高峰さんが九州に転勤になるまで、お似合いの二人を見ては心ときめかせてた。
なのに、何してるんだろう。
そもそも、藤堂さんはどうして私に…?
最初の夜は、たまたま一緒に飲みに行って、泣いた私を慰めてくれたんだって思った。
だけど、今日は?
彼女がいるのに、私と、あんな行為を繰り返す。
彼女が地方へ行っている間に、ほかの女に手を出す人だって思いたくないし
そんな不誠実な人なわけない。
それに
「このまま、ずっと、俺のものでいてよ」
って、どういうことだろう?
恋愛経験がなさ過ぎて、全然わかんないし、
藤堂さんとのこんなこと、恵ちゃんに相談するわけにもいかない。
憧れのふたりがカップルのままって思い込んでたけど。
もしかして、遠距離になって、別れてしまった?
そもそも、ふたりが付き合ってるって…本人たちが断言しているわけではない…。
だとすれば、フリーの藤堂さんが私に手を出しても
私が拒んでいないのだから藤堂さんに罪はない。
…社内であれは、ダメだけど。
むしろ私?
カップル推ししてたくせに、藤堂さんとあんなことしちゃう私って?
…あれ…?今、私、
藤堂さんが、高峰さんと付き合っていないのかもって思ってすごく安心している。
私、藤堂さんのこと好きなんだ。
「…どうしよう…」
あれ?じゃあ藤堂さんとわたしって?
でも付き合うとか好きとか話してないし…
今更それ、どうやって確認するんだろう?
藤堂さんに
『私と藤堂さんの関係って何ですか?』って?
いや、変。
『わたしのこと、どう思ってますか?』って?
それも、重い。何とも思ってなかったら?
私から『好き』って?
散々あんなことしておいて、今更…?
「ん?あれ?」
杉下くん。
立ち上がろうとして少しもたついた。
藤堂さんが肩を抑えるようなしぐさをする。
「おれがやるよ。」
私が持ち込んだ資料に藤堂さんが手を伸ばす。
優しいなあ…。
え?ちょっと待って!
「あっ、だめっ!」
思わず大きな声が出てしまう。
「え?」
「藤堂さん…、その手では…」
「手?…あ。」
藤堂さんの手には私の唾液や、そこから漏れた私の愛液がついてる…
最後は藤堂さん自分の…なんかしてたし…
私同様色々思い出したらしい藤堂さん。
「ご、ごめん、洗ってくるね。」
藤堂さんが部屋を出ていく。
私はその間に資料を整える。
あんな恥ずかしいことした部屋で、これから会議…?
ものすごくいけないことをした気持ち…
藤堂さんが戻る前に、総務部の自分の席に戻りたい。
またここに藤堂さんが戻ったとき、どんな顔したらいいのかわからない。
上座の後ろの壁にかかっている絵画の額のガラスに自分の姿が映りこんでいる。
藤堂さんが整えてくれたけど、自分の姿を確認する。
鏡ではないので見えにくいけど、
アイブロウが少し薄くなったところがある。
あとで化粧直そう…
会議室を出て戻る藤堂さんと鉢合わせしないように急いで階段で部に戻る。
「専務の会議資料セッティング完了しました。後でコーヒー淹れておきます。」
他の部員に声をかける。
「ありがとうございま~す」と賢くんが答える。
部長以外のほかの部員もこっち見て、かるく頭を下げてくれた。
デスクの中から、化粧ポーチを出して再度席を離れる。
洗面台で化粧を直しながら考える。
会議室であんなことをする藤堂さんも藤堂さんなら、拒めない私も私…
「ばか…」
ふたりとも共犯…
藤堂さんと高峰さんの先輩カップルに憧れてた。
高峰さんが九州に転勤になるまで、お似合いの二人を見ては心ときめかせてた。
なのに、何してるんだろう。
そもそも、藤堂さんはどうして私に…?
最初の夜は、たまたま一緒に飲みに行って、泣いた私を慰めてくれたんだって思った。
だけど、今日は?
彼女がいるのに、私と、あんな行為を繰り返す。
彼女が地方へ行っている間に、ほかの女に手を出す人だって思いたくないし
そんな不誠実な人なわけない。
それに
「このまま、ずっと、俺のものでいてよ」
って、どういうことだろう?
恋愛経験がなさ過ぎて、全然わかんないし、
藤堂さんとのこんなこと、恵ちゃんに相談するわけにもいかない。
憧れのふたりがカップルのままって思い込んでたけど。
もしかして、遠距離になって、別れてしまった?
そもそも、ふたりが付き合ってるって…本人たちが断言しているわけではない…。
だとすれば、フリーの藤堂さんが私に手を出しても
私が拒んでいないのだから藤堂さんに罪はない。
…社内であれは、ダメだけど。
むしろ私?
カップル推ししてたくせに、藤堂さんとあんなことしちゃう私って?
…あれ…?今、私、
藤堂さんが、高峰さんと付き合っていないのかもって思ってすごく安心している。
私、藤堂さんのこと好きなんだ。
「…どうしよう…」
あれ?じゃあ藤堂さんとわたしって?
でも付き合うとか好きとか話してないし…
今更それ、どうやって確認するんだろう?
藤堂さんに
『私と藤堂さんの関係って何ですか?』って?
いや、変。
『わたしのこと、どう思ってますか?』って?
それも、重い。何とも思ってなかったら?
私から『好き』って?
散々あんなことしておいて、今更…?
「ん?あれ?」
杉下くん。
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