2 / 3
2話
水無月は僕をぽかんとした目で見てくる。
「そんな目で見るな」
僕が水無月を半にらみしながら言うと水無月がくすりと笑った。すぐさま僕がなぜ笑うか問うと水無月は「いえ、ほほえましいと思いまして、食料ならインベントリに入ってますよ」
インベントリを開くと中には様々な服や食料、本が入っていた
「あのお方なりにエル様を心配していたんだと思いますよ」
あんな淡々と話していったから僕のことなんか興味ないのかと思ったら案外いいやつだったらしい。僕は食料の欄からおにぎりを二つ取り出し一つを水無月差し出した
「...?」
水無月ははてなを浮かべている。
「食べないのか?」
僕がそう問うと水無月は慌てて「食べます!」と言いおにぎりを手に取った
にしてもこの部屋はほこりっぽい。どのくらいの期間僕は放置されていたのだろうか。水無月に聞いてみたら、どうやらエルヴィロードは一週間に一度しか食べものを与えられずいたが公爵が現在出張に行ってるらしくメイドたちが食べ物を運ぶのを怠りエルヴィロードは餓死してしまったらしい。なぜこんな放置されているのかと聞くと公爵夫人である母はエルヴィロードと双子の弟を産んで亡くなったのだそうだ。それで母に似ていないエルヴィロードをみた公爵はのエルヴィロードのせいだと、エルヴィロードを殺そうとしたのだが不思議な力(水無月曰く精霊の力)に守られて殺せなかったそうだ。ちなみに弟の方は母に似ているので溺愛されてるらしい。ってなんだよその理不尽!ちなみに弟もエルフの血が強いのがハーフエルフとなったらしい…でも片目だけエルフの尊重である金目を引き継いでいるらしい。まじか…ひどくね?そう思うと公爵に怒りが込み上げてくる…実質公爵のせいでエルヴィロードは1度死んだのだから。
「まぁ、弟君と兄君の貴方様は似てると言えば目の色ぐらいですからね」
そういえば何故、こいつ(水無月)はこんな情報持ってるんだ?
「まぁ、私はエル様のナビゲーター、貴方様の世界でいえば超高性能のグー○ル先生のようなものですしね...神様より貴方様が知ってはいけない情報以外ならなんでも教えていいと言われています」
「知ってはいけない情報?例えば?」
僕は首を傾げながら聞く
「例えば…そうですね、この世の機密情報などですね?」
へぇと僕は声に出す。
————
「ここにいても仕方ないし街いく?」
僕がふと思いついたことを水無月に提案すると乗ってきた
「その前にこの部屋にある金目のものは全て持っていきましょう、ってほとんどないですね、一応ベットを持っていきましょうか...インベントリへのアクセス許可をいただけますか?」
僕は頭を縦にふる
「あぁ、それと少し細工いたしましょうか」
そういいながら水無月は部屋にいろいろ細工していく。
「なんで細工?」
「公爵にエルは死んだと思わせるためです...と言ってもこんなところ誰も寄り付かないでしょうし公爵も見に来ないでしょうが、万一ばれても大丈夫なようにです。」
僕はへーと声に出し考える
そっか、確かに今のところ公爵がここに僕を置いた目的もわかんないんだしもし殺さず生かしたまま置いておきたかったからだと探されるだろうしただ無関心なだけだったらどうでもいいだろうし。
いろいろ考えていると細工し終わったのか水無月が「さぁ、行きましょう」と声をかけてきた。
僕はうんと答えて水無月の背中に乗る
「そんな目で見るな」
僕が水無月を半にらみしながら言うと水無月がくすりと笑った。すぐさま僕がなぜ笑うか問うと水無月は「いえ、ほほえましいと思いまして、食料ならインベントリに入ってますよ」
インベントリを開くと中には様々な服や食料、本が入っていた
「あのお方なりにエル様を心配していたんだと思いますよ」
あんな淡々と話していったから僕のことなんか興味ないのかと思ったら案外いいやつだったらしい。僕は食料の欄からおにぎりを二つ取り出し一つを水無月差し出した
「...?」
水無月ははてなを浮かべている。
「食べないのか?」
僕がそう問うと水無月は慌てて「食べます!」と言いおにぎりを手に取った
にしてもこの部屋はほこりっぽい。どのくらいの期間僕は放置されていたのだろうか。水無月に聞いてみたら、どうやらエルヴィロードは一週間に一度しか食べものを与えられずいたが公爵が現在出張に行ってるらしくメイドたちが食べ物を運ぶのを怠りエルヴィロードは餓死してしまったらしい。なぜこんな放置されているのかと聞くと公爵夫人である母はエルヴィロードと双子の弟を産んで亡くなったのだそうだ。それで母に似ていないエルヴィロードをみた公爵はのエルヴィロードのせいだと、エルヴィロードを殺そうとしたのだが不思議な力(水無月曰く精霊の力)に守られて殺せなかったそうだ。ちなみに弟の方は母に似ているので溺愛されてるらしい。ってなんだよその理不尽!ちなみに弟もエルフの血が強いのがハーフエルフとなったらしい…でも片目だけエルフの尊重である金目を引き継いでいるらしい。まじか…ひどくね?そう思うと公爵に怒りが込み上げてくる…実質公爵のせいでエルヴィロードは1度死んだのだから。
「まぁ、弟君と兄君の貴方様は似てると言えば目の色ぐらいですからね」
そういえば何故、こいつ(水無月)はこんな情報持ってるんだ?
「まぁ、私はエル様のナビゲーター、貴方様の世界でいえば超高性能のグー○ル先生のようなものですしね...神様より貴方様が知ってはいけない情報以外ならなんでも教えていいと言われています」
「知ってはいけない情報?例えば?」
僕は首を傾げながら聞く
「例えば…そうですね、この世の機密情報などですね?」
へぇと僕は声に出す。
————
「ここにいても仕方ないし街いく?」
僕がふと思いついたことを水無月に提案すると乗ってきた
「その前にこの部屋にある金目のものは全て持っていきましょう、ってほとんどないですね、一応ベットを持っていきましょうか...インベントリへのアクセス許可をいただけますか?」
僕は頭を縦にふる
「あぁ、それと少し細工いたしましょうか」
そういいながら水無月は部屋にいろいろ細工していく。
「なんで細工?」
「公爵にエルは死んだと思わせるためです...と言ってもこんなところ誰も寄り付かないでしょうし公爵も見に来ないでしょうが、万一ばれても大丈夫なようにです。」
僕はへーと声に出し考える
そっか、確かに今のところ公爵がここに僕を置いた目的もわかんないんだしもし殺さず生かしたまま置いておきたかったからだと探されるだろうしただ無関心なだけだったらどうでもいいだろうし。
いろいろ考えていると細工し終わったのか水無月が「さぁ、行きましょう」と声をかけてきた。
僕はうんと答えて水無月の背中に乗る
あなたにおすすめの小説
転生場所は嫌われ所
あぎ
BL
会社員の千鶴(ちずる)は、今日も今日とて残業で、疲れていた
そんな時、男子高校生が、きらりと光る穴へ吸い込まれたのを見た。
※
※
最近かなり頻繁に起こる、これを皆『ホワイトルーム現象』と読んでいた。
とある解析者が、『ホワイトルーム現象が起きた時、その場にいると私たちの住む現実世界から望む仮想世界へ行くことが出来ます。』と、発表したが、それ以降、ホワイトルーム現象は起きなくなった
※
※
そんな中、千鶴が見たのは何年も前に消息したはずのホワイトルーム現象。可愛らしい男の子が吸い込まれていて。
彼を助けたら、解析者の言う通りの異世界で。
16:00更新
メインキャラ達の様子がおかしい件について
白鳩 唯斗
BL
前世で遊んでいた乙女ゲームの世界に転生した。
サポートキャラとして、攻略対象キャラたちと過ごしていたフィンレーだが・・・・・・。
どうも攻略対象キャラ達の様子がおかしい。
ヒロインが登場しても、興味を示されないのだ。
世界を救うためにも、僕としては皆さん仲良くされて欲しいのですが・・・。
どうして僕の周りにメインキャラ達が集まるんですかっ!!
主人公が老若男女問わず好かれる話です。
登場キャラは全員闇を抱えています。
精神的に重めの描写、残酷な描写などがあります。
BL作品ですが、舞台が乙女ゲームなので、女性キャラも登場します。
恋愛というよりも、執着や依存といった重めの感情を主人公が向けられる作品となっております。
目覚ましに先輩の声を使ってたらバレた話
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
サッカー部の先輩・ハヤトの声が密かに大好きなミノル。
彼を誘い家に泊まってもらった翌朝、目覚ましが鳴った。
……あ。
音声アラームを先輩の声にしているのがバレた。
しかもボイスレコーダーでこっそり録音していたことも白状することに。
やばい、どうしよう。
婚約破棄された悪役令息は従者に溺愛される
田中
BL
BLゲームの悪役令息であるリアン・ヒスコックに転生してしまった俺は、婚約者である第二王子から断罪されるのを待っていた!
なぜなら断罪が領地で療養という軽い処置だから。
婚約破棄をされたリアンは従者のテオと共に領地の屋敷で暮らすことになるが何気ないリアンの一言で、テオがリアンにぐいぐい迫ってきてーー?!
従者×悪役令息
悪役令息に転生した俺は推しの為に舞台から退場する
スノウマン(ユッキー)
BL
前世の記憶を思い出したアレクシスは悪役令息に転生したことに気づく。このままでは推しである義弟ノアが世界を救った後も幸せになれない未来を迎えてしまう。それを回避する為に、俺は舞台から退場することを選んだ。全てを燃やし尽くす事で。
そんな俺の行動によってノアが俺に執着することになるとも知らずに。
僕はただの平民なのに、やたら敵視されています
カシナシ
BL
僕はド田舎出身の定食屋の息子。貴族の学園に特待生枠で通っている。ちょっと光属性の魔法が使えるだけの平凡で善良な平民だ。
平民の肩身は狭いけれど、だんだん周りにも馴染んできた所。
真面目に勉強をしているだけなのに、何故か公爵令嬢に目をつけられてしまったようでーー?
悪役令息の兄って需要ありますか?
焦げたせんべい
BL
今をときめく悪役による逆転劇、ザマァやらエトセトラ。
その悪役に歳の離れた兄がいても、気が強くなければ豆電球すら光らない。
これは物語の終盤にチラッと出てくる、折衷案を出す兄の話である。