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ミーシャ
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この奇妙な少年の、奇妙な部屋は実に奇妙だった。エンジンで駆動する機械、これは恐らくエーテルで動く代物だ。
「このデカイエンジンで動く機械、なんなんだ?」
「これは、君達ノマグが使う、3Dプリンターに近いものだね。強いて言えばそれの原型かな。さっきは錬成に失敗してね、大爆発を起こしちゃったんだ。」
「ノマグって?」
「魔術の使えない一般人のことだよ。でも、君はここに入った訳で、厳密に言えばノマグではないね。」
そういう専門用語もあるのか。棚の方に目をやると、最新モデルのような、鋼鉄に輝く義手や、義足があった。
「あれは誰が使うんだ?」
「主に戦いで四肢を失ったマグスや、生まれつき四肢の無いノマグの人が使ってる。学校の要請で、お前は器用だからそういうのも造れって言われてね。お陰で単位を水増ししてくれるし、バイト代も貰えるから、有り難みもあるんだけどね。ちなみに、マグスとは僕ら魔術師のことだよ。MAGIS、魔術を使う人々って意味ね。」
「ちなみに君はどういう魔術が使えるのかな?是非是非教えて~」
「俺はまだ駆け出しだよ。陰魔術だけ、エーテル魔術も使えないから、近接戦はまだまだだ。でも、ゴーストだけは立派なのが居るぞ。アズ、挨拶。」黒甲冑に髑髏の兜が付いたゴーストが現れた。「よろしく、ミーシャくん。」
「わあ、見た感じ相当強いね!天使階級で例えたら90はありそう!」
「残念ながら、僕はまだゴーストが居ないんだ。波長の合う天使ちゃんが居なくてね。そんで僕の魔術属性は、大地とエーテル。だから、エーテルで動く機械をいっぱい造ったんだ。例えばこれなんかは、君達の使うスマホそっくりだけど、回線に0.1秒程の遅延も無い代物さ。それに個人情報に合わせて、AIが自動で情報収集してくれる機能付き。」
「はは、そいつは逆に使い辛そうだけどな。」
「ところで、なんで勇大くんはこの学校に?」
「家庭の事情でさ、詳しくはまだ言えないけど、色々有ったんだ。すまん、答えになってないな。」
「いやいや、話せる時でいいよ。初対面の人に色々話すのって大変だしね。リラックスリラックス~」
「ふふ、なんかミーシャを見てると、こっちも癒されるよ。お前が隣で俺は良かった。」
チャイムが鳴った。どうやら授業の時間だ。「チャイムが鳴ったね。では行こうか。」
「応。」
「では新しく入った編入生を紹介する。入ってこい。」「新しく入った、三日月勇大です。この世界については、分からないことだらけですが、宜しくお願いします。」
「ここの担任である俺の名は、隼人迅だ。よろしくな。勇大は一番左の班に入ってもらう。各々自己紹介を。」
「まずは僕からだね。名前はミーシャ・ブラックストーン。さっき出会ったけど、改めてよろし~く。」
「じゃあ次は俺だな。俺様の名は、カイン・アドム!カイン様って呼んで良いんだぜ!兄弟!」
なんだ、こいつ。緑髪のツンツンヘヤーで、如何にもな変人だ。テンションもやけに高い。
「こら、カイン。あんまり初対面の人にグイグイいくんじゃないの。それじゃあ、私の番ね。私の名前は、アリス・フェイジア。気軽にアリスって呼んでね、目隠れくん。」
ふわふわしたセミロングの女の子、機械弄りの秀才、テンションの高過ぎるマイルドヤンキーと、中々派手な面子だ。これは退屈しないな。「よろしくな、みんな。」
「それでは挨拶が終わった所で悪いが、授業を始める。今日はエーテル魔術の鍛練だ。気合い入れろよ!」
そうして俺の学園生活は、幕を開けた。
「このデカイエンジンで動く機械、なんなんだ?」
「これは、君達ノマグが使う、3Dプリンターに近いものだね。強いて言えばそれの原型かな。さっきは錬成に失敗してね、大爆発を起こしちゃったんだ。」
「ノマグって?」
「魔術の使えない一般人のことだよ。でも、君はここに入った訳で、厳密に言えばノマグではないね。」
そういう専門用語もあるのか。棚の方に目をやると、最新モデルのような、鋼鉄に輝く義手や、義足があった。
「あれは誰が使うんだ?」
「主に戦いで四肢を失ったマグスや、生まれつき四肢の無いノマグの人が使ってる。学校の要請で、お前は器用だからそういうのも造れって言われてね。お陰で単位を水増ししてくれるし、バイト代も貰えるから、有り難みもあるんだけどね。ちなみに、マグスとは僕ら魔術師のことだよ。MAGIS、魔術を使う人々って意味ね。」
「ちなみに君はどういう魔術が使えるのかな?是非是非教えて~」
「俺はまだ駆け出しだよ。陰魔術だけ、エーテル魔術も使えないから、近接戦はまだまだだ。でも、ゴーストだけは立派なのが居るぞ。アズ、挨拶。」黒甲冑に髑髏の兜が付いたゴーストが現れた。「よろしく、ミーシャくん。」
「わあ、見た感じ相当強いね!天使階級で例えたら90はありそう!」
「残念ながら、僕はまだゴーストが居ないんだ。波長の合う天使ちゃんが居なくてね。そんで僕の魔術属性は、大地とエーテル。だから、エーテルで動く機械をいっぱい造ったんだ。例えばこれなんかは、君達の使うスマホそっくりだけど、回線に0.1秒程の遅延も無い代物さ。それに個人情報に合わせて、AIが自動で情報収集してくれる機能付き。」
「はは、そいつは逆に使い辛そうだけどな。」
「ところで、なんで勇大くんはこの学校に?」
「家庭の事情でさ、詳しくはまだ言えないけど、色々有ったんだ。すまん、答えになってないな。」
「いやいや、話せる時でいいよ。初対面の人に色々話すのって大変だしね。リラックスリラックス~」
「ふふ、なんかミーシャを見てると、こっちも癒されるよ。お前が隣で俺は良かった。」
チャイムが鳴った。どうやら授業の時間だ。「チャイムが鳴ったね。では行こうか。」
「応。」
「では新しく入った編入生を紹介する。入ってこい。」「新しく入った、三日月勇大です。この世界については、分からないことだらけですが、宜しくお願いします。」
「ここの担任である俺の名は、隼人迅だ。よろしくな。勇大は一番左の班に入ってもらう。各々自己紹介を。」
「まずは僕からだね。名前はミーシャ・ブラックストーン。さっき出会ったけど、改めてよろし~く。」
「じゃあ次は俺だな。俺様の名は、カイン・アドム!カイン様って呼んで良いんだぜ!兄弟!」
なんだ、こいつ。緑髪のツンツンヘヤーで、如何にもな変人だ。テンションもやけに高い。
「こら、カイン。あんまり初対面の人にグイグイいくんじゃないの。それじゃあ、私の番ね。私の名前は、アリス・フェイジア。気軽にアリスって呼んでね、目隠れくん。」
ふわふわしたセミロングの女の子、機械弄りの秀才、テンションの高過ぎるマイルドヤンキーと、中々派手な面子だ。これは退屈しないな。「よろしくな、みんな。」
「それでは挨拶が終わった所で悪いが、授業を始める。今日はエーテル魔術の鍛練だ。気合い入れろよ!」
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