かるま・もんすたー ~前世がエロ漫画家の天才少女魔導士ルドヴィカは異種姦への拘りが強すぎる。~

Flan Stein

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第十三話 ローパーにめちゃくちゃに犯されたい・リベンジ

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 数々の経験からある仮説に辿り着いたルドヴィカは、それから約一カ月ほどかけて仮説の検証に取り組んだ。
 時にコボルトの群れに輪姦されたり、時にワームに丸呑みにされたり、時にフェンリルの巨大な一物をぶち込まれて失神しかけたりしているうち、当初は朧気だった説の輪郭のようなものが徐々に見え始めてきた。
 検証の結果を出すには十分すぎるほどの魔物の情報を集め終え、ついでに討伐も済ませてちゃっかり四つ星ランクまであと僅かというところまで辿り着くと、ルドヴィカは自身の研究室で情報の整理を始めた。


「ここまでヤってきた魔物たちを見るに、“事前に魔法をかけておけばその魔法に魔力が流れるから、魔物自身の能力の向上は起こらない”という仮説にほぼ間違いはなさそうね」


 ルドヴィカが一カ月かけて検証してきたのは、既に魔法を施された魔物がルドヴィカの魔力を摂取した時、その魔力はどこに流れていくかだ。
 検証の結果、事前に催淫魔法を施しておいた魔物のほぼすべてが、魔力摂取後も喋り出すことなくルドヴィカを犯し続け、それ以外の能力の向上も見られなかった。
 そしてルドヴィカの目論見通り、魔物が摂取した魔力は自身に施された催淫魔法へと流れていったので、ルドヴィカの体液を啜れば啜るほど魔物が発情するという至極のループゾーンに突入したのだ。
 これはルドヴィカにとって吉報もいいところであったが、これだけでは決して満足しないのがルドヴィカが変態である所以であった。


「まあでも、思っていた以上に催淫魔法が効かない魔物が多かったのが残念ね…。スライムに一部の植物タイプの魔物、それからゴーレムみたいな無機物タイプの魔物にはまるで効かなかったし…」


 ルドヴィカの催淫魔法はあくまで魅了魔法と活性魔法をかけ合わせたものである。
 魔物そのものの性欲の活性化を促し、その発散の対象としてルドヴィカを選びやすくしている、というのが基本の仕組みだ。
 とどのつまり、魔物自身に性欲が無ければ何の効果もない代物なのだ。


「ねえスレミー、あんたらスライムって同種同士で交尾とかするの?」
【もちろんしないでしよ? スレミーたちは分裂して新しい個体を増やすでしね。つまり交尾する必要がないんでし!】
「つまりは無性生殖ってことよね。やっぱり魔物の性欲の有無は、生殖方法によって異なるっていうのが有力な説か…。次は魔物の生殖方法の研究をする必要があるわね」


 分裂による無性生殖を行うスライム、一般的な植物と同じく受粉によって種を残すマンイーターをはじめとする一部の植物タイプの魔物、そもそも生殖方法が明らかになっていない無機物タイプの魔物。
 ルドヴィカの催淫魔法が効かないそれらの魔物は、いずれも生殖に交尾を必要としないがために、性欲を持たない可能性が高い。
 逆に言えば交尾によって種を残す魔物は大なり小なり性欲を備えており、ルドヴィカの催淫魔法も十分に効果を発揮する、ということが今回の調査で改めて明らかになった。


「まあ生物学的に考えると、卵生か胎生、もしくは卵胎生っていうのが基本よね。あ、でも魚とかカエル系の魔物だと体外受精になるのかも」
【ぴええ、スレミーにはわからない言葉がいっぱいでし…! ご主人様は物知りでしね!】
「まあそりゃ前世で散々孕ませセックス描いてきたからね。現実の動物がどんな風に生殖してるかとかちゃんと調べて、漫画の孕ませ描写に反映させてたものよ…」


 妙に凝り性だった前世の自分を思い出しながら、ルドヴィカは王都からわざわざ取り寄せた数少ない魔物についての資料を読み漁る。
 1000年近い歴史があるローゼリア王国ではあるが、今ほど魔物の数が増えだしたのはここ100年ほどのことであり、魔物について書かれた資料は驚くほど少ない。
 過去に研究者がいなかったわけでもないが、やはり研究の最中に魔物に殺されるケースが圧倒的に多いのだ。
 故に魔物の研究は現在に至るまであまり進んでおらず、ある程度の生態や有効な駆除方法などが明らかになっている程度で、生殖方法や性欲の有無などは完全に未知の領域であった。


「結局のところ、より正確な情報を得るには自分の足で稼ぐのが一番ね」
【ということは、魔物の交尾を見に行くってことでしか?】
「このわたしがその程度で満足すると思う? 当然、この身で孕ませセックスを体験しに行くに決まってるじゃない!」


 ルドヴィカは途端に目を輝かせると、新たにギルドで貰ってきた依頼リストを掲げ、その一番下に書かれた討伐依頼の項目を指差した。


「なんと今日、ギルドにローパーの討伐依頼が来たのよ~っ!♡」


 ローパーといえば、前世の記憶を取り戻したルドヴィカが真っ先に犯されに行った魔物であり、ルドヴィカの地雷を踏みぬいた咎で爆発四散させられた魔物でもある。
 しかし異種姦といえば触手、触手といえばローパーといってもいいほどのメジャーな魔物であることから、ルドヴィカ自身はそれこそ前世の頃よりローパーという魔物を愛好していた。
 そしてそのローパーと再び相まみえることができ、尚且つ今度は以前のように喋り出さないように手筈を整えることができるとあらば、当然リベンジ異種姦セックスといくしかないではないか、というのがルドヴィカの考えるところである。


「モードに頼んで受付も済ませてるから、さっそく明日とっ捕まえに行くわよ!」
【とっ捕まえる? 討伐じゃなくてでしか?】
「ふふふ…わたしはちゃんと仕入れてるのよ、ローパーの生殖方法の情報をね!」


 期待のあまり口の端から涎をつぅーっと垂らしながら、ルドヴィカがローパーの生殖方法の解説をする。


「ローパーはね…他の魔物を自分の巣に捕えて、その魔物を孕ませて種を残すらしいのよ…♡」


 この情報は正確にはルドヴィカにではなく、ローパーの討伐依頼の受領手続きを行ったモードが聞いたものだ。
 曰く、今回の討伐対象のローパーは、過去にルドヴィカを犯したローパーが出現した“魔性の森”に新たに現れた魔物らしい。
 そして目撃者の話によれば、そのローパーは森に棲む別の魔物を自身の巣に捕えており、その魔物の腹は妊婦のように膨れ上がっていたそうだ。


【ほんとでし? 違う種の魔物同士で繁殖するなんて、スレミー聞いたことないでしよ?】
「でも古代竜のモードは、人間のご先祖様に中出しされて卵産んだでしょ? ってことは人間のわたしが孕ませられる可能性も大いにあるってことよ。その検証のためにローパーをとっ捕まえてこの屋敷に連れてきて、実際にどんな方法で生殖を行うか体験しようってわけ♡」
【へぇ~、なるほどでし! 研究のためとはいえ、自ら孕まされにいくなんてスゴい覚悟でし!】


 研究のためなどではなく、完全に己の性癖のためなのはさておき。
 転生を自覚して以来はじめての孕ませ体験を前にして、ルドヴィカの子宮がきゅんきゅん♡と疼き始めていた。



 * * *



「というわけで魔性の森から連れてきたわよ、ローパーちゃん~!♡」


 数日後、無事に魔性の森にてローパーを捕らえたルドヴィカは、馬車で丸一日かけて研究拠点である屋敷へとローパーを搬送した。
 ルドヴィカが抑え込んでいるとはいえ魔物を馬車に乗せたがる御者がなかなか見つからず、何度も業者とのやり取りをさせられたモードが「付き合いきれぬわ!」と逃げ出したりなどひと悶着あったものの、何とか目的を達成できたことにほっと胸を撫で下ろす。
 一方、何が何やらわからぬうちに半殺しにされたうえ、住処の森から拉致され屋敷の地下室へと閉じ込められたローパーは、まるで怯えるかのように小刻みに震えていた。


「うふふ、そう怯えないでちょうだいよ♡ ただちょ~っとわたしのこと孕ませてもらうだけだから♡」
【ぬし、もはやただの強姦魔でしかないぞ】
「だまらっしゃいモード、犯されるのはこっちの方なんだから!」


 モードの当然の指摘に支離滅裂な口答えを返しながら、ルドヴィカは怯えているローパーに近づいた。
 かつてルドヴィカを犯したローパーに較べると体格が小柄で触手の数も少なく、比較的若い個体であろうことが伺える。
 しかし魔物を自身の巣に捕えるだけにとどまらず、その魔物を孕ませることができるぐらいなので、成体であることには違いない。


「あぁん、子宮がきゅんきゅんしてきた…♡ それじゃあスレミー、モード、わたしが楽しんでる間の留守番はよろしく頼んだからね!」
【お任せでし!】
【精々死なぬようにな】


 ルドヴィカの一言を皮切りに、スレミーとモードは地下室を後にして、その場にルドヴィカとローパーだけが残された。
 ルドヴィカはさっそく服を脱ぎ捨てて全裸姿になると、ローパーにその気になってもらうために催淫魔法を施しにかかる。
 ふたつの異なる魔法が複雑に絡み合ったそれがローパーの身体を急速に駆け巡っていき、ローパーは困惑した様子で触手を蠢かせた。


「ほらっ♡ わたしのこと犯していいんだよ♡ そのぶっとい触手でおまんこズボズボして、子宮にいっぱいザーメンぶちまけて♡」


 ルドヴィカの挑発を理解したのか、ローパーがいっせいに触手を伸ばしてルドヴィカの四肢を拘束にかかる。
 触手によって頭上で両手首を拘束され、さらに脚を開かされるという、まさに“犯されている”というに相応しい被虐的なポーズを取らされた。
 更にローパーは先端から大量の分泌液を出す触手を伸ばすと、それをルドヴィカの口内にねじ込んでいく。
 その分泌液に含まれる神経毒に催淫効果が含まれていることをその身で知るルドヴィカは、率先して分泌液を飲みにかかった。


 こくんっ♡こくんっ♡

「んぐっ♡ んむぅっ♡(甘くておいし…♡ 身体もだんだん熱くなってきた…♡)」


 ルドヴィカが神経毒を摂取したことを確認すると、ローパーが触手を引き抜いた。
 既に毒が回りきっているのか、ルドヴィカの瞳はとろんと潤んで焦点があっておらず、外気に晒されているだけの秘部は既にとろり…♡と愛液を零している。
 するとローパーが先端に細かい触手がびっしりと生えている触手を伸ばして、まるでルドヴィカを弄ぶようにむきだしになっている脇を愛撫にかかった。


 こちょこちょこちょこちょ♡

「いひゃあっ!♡ ちょっ、脇はダメだって♡ そこ弱いからっ、あぁぁんっ♡」

 こちょこちょこちょこちょ♡

「あはっ、あははははっ!♡ だめだめだめっ♡ くすぐったいのっ、感じちゃうのぉっ♡」


 脇を擽られるという子供の悪戯じみた刺激すら性感へ直結し、ルドヴィカは身をよじらせて悶絶した。
 しかしローパーは擽りの手を緩めることなく、むしろもう片方の脇や腹部、股の間にまで触手を伸ばし、容赦なくルドヴィカを擽りにかかる。
 ただでさえ皮膚が薄く敏感な場所なことに加え、神経毒の効果で普段以上に感度が増しているルドヴィカは、顔を真っ赤にしながら擽りの手から逃れようと暴れ始めた。


「やばっ、やばいぃっ♡ こちょこちょやめてぇっ♡ しんじゃうっ、しんじゃうよぉっ♡」

 こちょこちょこちょこちょこちょ♡♡♡

「もうやめてっ、ほんとにむりっ♡ あ、だめ、もれちゃう、おしっこもれちゃうっ♡」


 擽られるほどに全身の力が抜けてしまって、とうとう膀胱にまったく力が入らず、尿意が込み上げてきてしまう。
 僅かな羞恥心から何とか尿意を我慢しようとするものの、ローパーはルドヴィカの意思などお構いなしに擽りを続けてきた。


「んぅぅーーーっ♡ もうだめぇっ♡ おもらししちゃう~っ♡」

 しゃぁーーーっ……


 とうとう我慢の限界に達したルドヴィカは、顔を羞恥で真っ赤に染め上げながら、その場で失禁してしまった。
 緩みきった膀胱から放たれたそれはそのまま石張りの床へと垂れ流れていき、ルドヴィカの真下に黄色い水たまりができる。
 そこへローパーが別の触手を伸ばし、ごくごくとルドヴィカの漏らした尿を飲み始めたので、あまりの恥ずかしさにさしものルドヴィカも目を背けてしまった。


「ひどいっ、やめてって言ったのにっ…♡ わたしのおしっこ、飲んじゃやだよぉ…♡」


 いったいどの口が言うのか、と追及されても仕方がないであろうルドヴィカの訴えに対し、ローパーは耳を貸す様子もなく尿を飲み続けていた。
 無論、その尿にもルドヴィカの上質な魔力が含まれており、その魔力はあらかじめ施しておいた催淫魔法へと還元される。
 ローパーは尿を飲む触手はそのままに、ルドヴィカの控えめな胸と濡れそぼった秘所へ、更に新たな触手を伸ばす。


 にゅる…♡にゅる…♡にゅる…♡

「あ゛っ♡ おっぱいとおまんこ♡ 触手でなでなでされてるっ♡」

 にゅるんっ♡にゅるんっ♡にゅるんっ♡

「あぅぅぅっ♡ すごいっ♡ 乳首とクリ、舐められてるみたいっ♡」


 人間の舌のような感触の突起物がいくつも付いた触手が、ルドヴィカの乳首とクリトリスを舐め上げるように愛撫する。
 擽り責めに、乳首やクリトリスといった性感帯への愛撫、魔物の交尾にしては繊細な責めが続くことから、このローパーはハッキリとルドヴィカを犯して辱める意思があることが伺えた。
 このことといい、催淫効果のある神経毒といい、この世界において最も異種姦に向いている魔物は、ひょっとするとローパーなのかもしれない。
 ルドヴィカが白んだ頭でふとそんなことを思っていると、これ以上ないほどに柔らかくなった秘肉をかき分けて、紐状の触手が膣内に挿入してきた。


 にゅぷぷぷぷっ♡

「ひきゃうっ♡ あっ、すご♡ 細い触手、なかにはいってきたっ♡」


 細い触手はあっという間に最奥へとたどり着くと、ぱくぱくと僅かに口を開けている子宮口を撫でるように愛撫したあと、狭い入口を広げにかかる。
 孕まされる妄想だけで散々に疼いていた子宮をピンポイントで責められる快感に、ルドヴィカが唾液を零しながら身もだえした。


 ちゅこ♡ちゅこ♡ちゅこ♡ちゅこ♡ちゅこ♡

「お゛っ♡ そこらめっ♡ 子宮のおくち♡ ちゅこちゅこしないれっ♡」

 ちゅぷんっ♡ ちゅぷぷぷっ♡

「あ゛ぁ~っ♡ 子宮のなかぁっ♡ はいってきてるぅっ♡ きもちいぃっ、きもちいぃよぉっ…♡」

 ぢゅぷっ♡ぢゅぷっ♡ぢゅぷっ♡

「ん゛おぉぉぉっ♡♡♡ いきなりはげしぃっ♡ あかちゃんのおへや、むりやり広げられてるぅぅぅっ♡」


 子宮口を貫いた何本もの細い触手が、まるで子宮の内壁を広げるように途端に激しく動き始める。
 恐らく通常時であれば凄まじい痛みが走ったのであろうが、ローパーの神経毒の効果によって想像を絶する快楽がルドヴィカの下腹部を襲った。


 ぢゅぶっ♡ぢゅぶっ♡ぢゅぶっ♡

「もうやえてぇぇぇっ♡ こわれるっ♡ 子宮こわれちゃうっ♡」


 まるでこれから孕ませるための下準備をするかのような容赦のない子宮内への責めに、ルドヴィカは白目を剝きながら快感に打ち震えた。
 子宮内を広げるのと同時に、硬く尖った乳首とクリトリスへの舐めるような愛撫も止まることがなく、広げられた膣口からはとめどない愛液が、すっかり馬鹿になってしまった膀胱からは色の薄い小水がちょろちょろと垂れ流しになっている。
 ローパーは暫くのあいだルドヴィカの子宮を蹂躙していたが、十分に入口と内部が広がったことを確認すると、性急に触手を抜き取った。


 ぢゅぷぷぷぷ…ぢゅぽんっ♡

「あ゛ひっ♡♡♡」


 触手が抜ける感覚にすら、ルドヴィカの子宮が浅ましく疼き始める。
 ルドヴィカが呼吸を整えるのも待たず、ローパーが今までのどの触手よりも太い触手をルドヴィカの膣口へと押し当てた。
 無数の細い触手が陰唇をくぱぁ♡と広げ、ルドヴィカの腕ほどの太さの触手の挿入を助ける。


「あ゛ぁっ…♡ そんな太いの、いれられたら…♡ わたし、ほんとにこわれちゃう…♡」


 いっそ絶望的なほどの官能が、ルドヴィカの脳髄を支配する。
 自然と膣内の筋肉が緩んで、ローパーの太すぎる触手を受け入れようと身体が反応しはじめていた。
 するとその動きを見逃さなかったローパーが、ルドヴィカの膣内へ強引に触手をねじ込む。


 ミチミチミチミチッ♡♡♡

「あ゛ぁーーーーーっ!♡♡♡♡♡」


 膣壁全体を押し広げられながら最奥へと侵入され、ルドヴィカが野太い声で絶叫する。
 挿入されたもののあまりの太さに、ルドヴィカの薄い腹が盛り上がっているのが何とも淫猥だった。
 しかしローパーは更なる奥、子宮口を突き破ったその先へと触手をねじ込もうとして、ルドヴィカの細い身体を激しく揺さぶる。


 ごちゅんっ♡ごちゅんっ♡

「お゛ほぉ~~~っ♡♡♡ らめぇぇぇっ、それいじょうはいらないぃぃぃっ♡♡♡」

 ごりごりごりごりごりごりっ♡

「んぎぃぃぃっ!?♡♡♡ ちゅぶれるっ♡♡♡ わたしのしきゅう♡♡♡ ちゅぶされちゃうぅぅぅっ♡♡♡」


 子宮口に叩きつけるようにピストンを繰り返し、磨り潰すように先端を押し付けてくる触手の動きに、ルドヴィカがアヘ顔を晒しながら必死でかぶりを振る。
 ところがルドヴィカの子宮は段々と口を開けて、中へローパーの触手を迎え入れようと緩み始めていた。


 ぢゅぶぶぶぶぶぶぶっ♡♡♡♡♡

「あ゛ぁーーーっ♡♡♡ はいっちゃったぁ♡♡♡ ローパーのぶっといおちんぽぉ♡♡♡ しきゅうのなかにはいっちゃったぁ♡♡♡」


 とうとう子宮内への侵入を果たした触手は、まだ狭い内部を広げんとして縦横無尽に暴れ出した。
 あまりの衝撃にルドヴィカの意識が段々と遠のいていき、ルドヴィカの下腹がぼこぼこと触手の形に浮き出はじめる。
 だがしばらくすると、触手が突如として動きを止めて、子宮への蹂躙がぴたりと止んだ。


「…あ゛……かはっ……?♡」


 息も絶え絶えのルドヴィカが不思議がると、子宮内に収まったローパーの触手が途端に膨らみ始めた。
 次の瞬間、大量のぶつぶつとした粘液状の何かが、ルドヴィカの胎内へと注ぎ込まれる。
 中出しの感覚とも違うそれに、ルドヴィカは何が何だかわからないままイキ狂うことしかできない。


 どびゅるるるるっ♡♡♡ ぶびゅうーーーっ♡♡♡

「お゛へぇっ!?♡♡♡ なんかっ♡♡♡ いっぱいだされてるぅぅぅっ♡♡♡」

 びゅるるるるっ♡♡♡ びゅるるっ♡♡♡

「あ゛ぁ~~~っ♡♡♡♡♡ とまんないぃ♡♡♡♡♡ ずっとイッひゃうぅぅぅっ♡♡♡♡♡」


 膣と子宮が痙攣を起こすほどの快感で、ルドヴィカの目の前がチカチカと白んでいく。
 かなり長い時間をかけて子宮内へ何かを注いでいたローパーだったが、やがて放出を止めると用は済んだと言わんばかりに、ルドヴィカの子宮から触手を引き抜いた。
 ずるるる、と触手が引き抜かれると同時に、緩んだ子宮口と膣口から問題の物体が僅かに漏れ出る。


「はぁ…はぁ…はぁ…♡ なにこれ、卵…?」


 ルドヴィカの子宮内に注ぎ込まれたもの、それはまるで両生類の卵のような形状をした、粘液まみれの黒い粒粒であった。
 恐らくこれこそが、ローパーの巣に捕らえられていたという魔物の腹の中に収まっていたものの正体だろう。
 つまりローパーは植物タイプの魔物でありながら、他者の胎の中へと体外受精を行うことで繁殖する魔物である、ということが明らかになった。


「あは…♡ わたし、孕まされちゃった…♡ ローパーの卵、産みつけられちゃった…♡」


 薄れゆく意識の片隅で歓喜しながら、ルドヴィカはそのまま気を失った。
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