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ゲーム大会
第16話
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そしてスタッフが声掛けをして帰る事になった。帰りは地下に置いてあるミニワゴン車に乗る。地下は地下でも裏口にある、スタッフ専用駐車場。一応我々は芸能人でもあるし、なるべく混雑を避ける為でもある。その場所に行くと警備員が居て軽く会釈をしながら駐車場に入る。すると出入り口でもある透明なスライドドアの先には我々の車が既に来ていて、運転手の方が待っていた。
「「お願いしまーす」」
私たちは乗車し、そう声掛けして車が発車する。地下から出ると当たり前だけど地上に出る。そして正門を通る。すると最近見る出待ちが居る。
「うれしい事に最近居るね、出待ち」
私がそう言うと伊織が
「確かにね、前までこういった数人のイベントではさ、まぁ当たり前だけどそのイベントがメインだから私達のファンは少なかったけど、今日は4割くらいいた気がする」
「それくらい売れて来てるって事じゃない?」
愛花が調子に乗って言う。
「調子乗ったね(笑)」
「てへペロ」
「キモ(笑)」
私が即座にそう突っ込んで笑いあって帰宅した。…というより私達の事務所のモープロへ戻る事になり、そこから各自解散という形。いうて事務所まで1時間掛かるので、私以外の2人は、解説もしつつ実際に試合にも出たもんだから、疲れているんだろう。車が走り出して15分ほどで眠りに付いた。
私は逆に目が覚醒しており、眠気が来なかった為スマホを弄る。すると、あの西君から通知が来ていた。スマホの通知には、普通に彼の名前を入れると怪しくなるので、『西』ではなく『北山』という名前にしており、尚且つ名前が出ない様に設定している。仮に聞かれても学生時代の友達という事にすればOKという事にしている。因みに席は真ん中に寝ている2人で私は1人でその後ろに座っている。だから先ず見られる事はない。
「「お願いしまーす」」
私たちは乗車し、そう声掛けして車が発車する。地下から出ると当たり前だけど地上に出る。そして正門を通る。すると最近見る出待ちが居る。
「うれしい事に最近居るね、出待ち」
私がそう言うと伊織が
「確かにね、前までこういった数人のイベントではさ、まぁ当たり前だけどそのイベントがメインだから私達のファンは少なかったけど、今日は4割くらいいた気がする」
「それくらい売れて来てるって事じゃない?」
愛花が調子に乗って言う。
「調子乗ったね(笑)」
「てへペロ」
「キモ(笑)」
私が即座にそう突っ込んで笑いあって帰宅した。…というより私達の事務所のモープロへ戻る事になり、そこから各自解散という形。いうて事務所まで1時間掛かるので、私以外の2人は、解説もしつつ実際に試合にも出たもんだから、疲れているんだろう。車が走り出して15分ほどで眠りに付いた。
私は逆に目が覚醒しており、眠気が来なかった為スマホを弄る。すると、あの西君から通知が来ていた。スマホの通知には、普通に彼の名前を入れると怪しくなるので、『西』ではなく『北山』という名前にしており、尚且つ名前が出ない様に設定している。仮に聞かれても学生時代の友達という事にすればOKという事にしている。因みに席は真ん中に寝ている2人で私は1人でその後ろに座っている。だから先ず見られる事はない。
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