48 / 230
起[転]承乱結Λ
4話 情け無用につき。
しおりを挟む
トールがとマリが、権謀渦巻くイリアム宮にいた頃――。
ロベニカ達とて、帝都観光を楽しんでいた訳では無かった。
それぞれに所用があったのである。
「アタシが?今さら?太陽系に?」
矢継ぎ早に質問を重ねた女は、イライラした様子で箸を置いた。
「あのアホ領主の為に?」
ロベニカは、無言で帯剣を抜こうとしたジャンヌの腕を慌てて掴んだ。
ダウンタウンエリアの外れに位置し、少しばかり治安の悪い中華料理店にいた。
広い店内の中央にある空間照射モニタでは、コロッセウムにおける剣闘士の闘いがライブキャストされている。
他人の殺し合いを見ながら食事をするなどと、凡その客層が知れる店ではあるが、異邦人が刃傷沙汰を起こせばメディアの餌になるのは明白だろう。
それが、今話題となっている領主の随行員ともなれば猶更である。
「き、気持ちは分かるのよ。リンファ」
「私は分かりませんわ」
ジャンヌは過去のトールを良く知らないし、彼女にとって絶対忠誠を誓う神の御子なのだ。
いかなる否定的見解であれ、受け入れる余地など無かった。
「分からん奴がいるようだが?」
こうして、絶妙に噛み合わない会話が、先ほどから繰り返されていた。
「ともかく一度会って貰えれば、きっと考えが変わると思うの」
「ふぅん?」
リンファ・リュウは、疑わし気な目付きで旧友を見やる。
数年前まで、内務省経済政策局で働いていた優秀な官僚だった。
首席秘書官のロベニカとは、しばしば食事を共にする仲でもあったのだ。
オビタルとしては非常に珍しいモンゴロイド系の血筋で、艶やかな黒髪が特徴である。帝国が計画的に遺した希少遺伝子という事になろう。
そんな彼女が、内務省を辞しベルニク領を出奔した原因は、かつてのトール・ベルニクにあった。
旧トールは、彼女に対して病的なまでの執着心を示していたのだ。
週に一度報告に上がる内務相へ、報告時には彼女を随員に含めるよう厳命していたほどである。
当然ながら、さらにアグレッシブな行動も取っていた。
「ホントに気持ち悪かったよ。やたらと髪の毛を触らせろだの何だのと――」
執心していたのは、彼女の美貌でも、また豊かな胸元でもなく漆黒の髪だったらしい。
ただし、その理由は不明なのであるが――。
「大丈夫。今のトール様なら、そんな事はぜっっったいに無いから!」
ただし、胸元をチラチラと見る癖がある点については黙っておいた。
ロベニカとしては、どうあってもリンファ・リュウに戻って来て欲しかったのだ。
蛮族を追い払ったベルニク領邦であるが、経済的苦境にある事実に変わりはない。
財政規律を立て直し、早急にまともな経済政策を打ち出して、領邦経済を上向かせる必要がある。
帝国が混乱するのであれば、安全保障上も必須要件となるだろう。
「お願い、あなたの力が必要なの」
――ロベニカさん。内政――特に経済を任せられそうな人はいませんか?
トールから、そんな相談を受けたのは、帝都に来る直前の事だった。
――どうも、今のままでは一向に良くならない気がしまして……。
その様子から、かなり思い切った人事を考えているのだとロベニカは察した。
帝都に着く直前まで、EPRネットワークを使い有望な人材のリサーチを行っていたのだが、ヘッドハントリストのトップに躍り出たのは、目の前にいるリンファ・リュウなのである。
内務省経済政策局の局員だった当時、リンファは数々の経済施策を奏上していたのだ。
既得権益者との軋轢を嫌った上層部に握りつぶされてはいたが――。
彼女の施策は何れも納得のいく内容であり、念のためマクロ経済学を専攻した知人の査読も受けていた。
結果として、是が非でも迎え入れたい相手となった次第である。
問題は、過去の経緯から、彼女がトール・ベルニクを全く信用していない点にあった。
「そう言われてもね――。アタシはここでもう働いてるしさ」
とはいえ、彼女が指定したランチ場所を鑑みると、経済的に恵まれている様子は無い。モンゴロイド系は、帝都において少しばかり差別されているのだ。
「信じられないかもしれないけど――本当にトール様は変わったのよ。だからこそ蛮族だって――」
必死なロベニカの言葉は、突然沸き起こった店内の喧騒に搔き消されてしまった。
そもそも、賑やかな店内ではあったのだが、狂った様に人々が歓声を上げ、卓上の皿を叩き始めたのだ。
何事かと周囲を見回している間に、徐々に収まっていった。
「――ほら、あれ」
リンファが顎で示した先にある空間照射モニタには、黒髪の剣闘士が血糊の付いたサーベルを持ったままインタビュアーの質問に答えている。
「ここら出身の剣闘士だよ。これで三十週連続の勝利みたい」
先祖返りも甚だしいが、命のやり取りをするコロッセウムは、庶民にとって人気の高いコンテンツなのであった。
帝国もこれを奨励しており、あるいは専制主義体制への不満を反らす狙いがあったのかもしれない。
「そうなの」
あまり興味の無いロベニカだが、説得を畳みかける機を逃したような心持で漫然と映像を見ている。
――見事な勝利を飾ったトジバトル剣闘士ですが、明日の戦勝祝賀会に招待されているそうですね?
「――ん?」
ロベニカとジャンヌは、思わず顔を見合わせた。
――陛下のご希望で、ベルニクの英雄と剣技を競われる事が急遽決まったという噂があるのですが……。
「え――な、なに――何なの?」
幻聴であってくれとロベニカは切に祈っている。
――そうだ。
剣闘士トジバトルは重々しく頷いた。
――陛下からは、情け無用と言われている。ゆえに――ベルニクは明日、死ぬ。
――さ、さすがに、不味いのでは――。
焦るインタビュアーなど気にする様子もなく、トジバトルは犬歯をむき出しにして獰猛な笑みを見せた。
――それも、そうだな。腕の一本か二本程度にしておくか。
「あ、あの――アホがあああああああッ!!」
ロベニカの絶叫が店内に響く。
確かにトール・ベルニクは変わったらしいな、とリンファは思った。
――アホにより磨きがかかったようだ。
――帝国も荒れそうだし、太陽系には決して戻らないでおこう。
◇
さて、テルミナ・ニクシーである。
「オラ坊主、もっと優しくしろ」
「ク……」
ロベニカ達がいる中華料理店からほど近い、ダウンタウン地区の聖堂にいた。
聖堂付司祭は追い払って、告解室にて、件の大司教と二人きりである。
「こ、この屈辱――忘れぬぞ」
「うるせえな。ご褒美みたいなもんだろうが」
椅子に座ったテルミナの足を、跪いた大司教は按摩などさせられていた。
オリヴァーは大司教がこれまで行ってきた数々の悪行と不道徳を掴んでいたのだ。
取り調べの課程で、その全ては憲兵司令部特務課の知るところとなり、早速テルミナは有効活用する事にした次第である。
「ふざけた事を――」
不満そうに言いながらも、大司教は自身の心の内を正視してみた。
――ん――い、いや、確かにご褒美かもしれんな。フホ、フホホ。
少しばかり、やる気の出て来た大司教である。
「で、テメェ如きではどうにもならん事までは分かった」
「教理局はどうにもならぬ。レオ枢機卿の威光が強すぎるでな」
レオ枢機卿――。
正義感が強く、信仰心も篤い。あらゆる不義不正を憎み、聖人とまで言われている。
また、教理局と天秤衆に対して特に強い影響力を持っていた。
「テメェの親玉はどうなんだよ?」
「こ、これ、小娘。さすがに不敬が過ぎよう。アレクサンデル枢機卿とお呼びしろ」
大司教が属する派閥の領袖であるアレクサンデル枢機卿は、レオ枢機卿とは異なり、かなり世俗的な人物である。
いや、むしろ悪党であったかもしれない。
「それは分からぬ。微妙な時期でもあるしな」
「――ん――微妙?」
「い、いや、何でも無い」
――蛮族との国交正常化以外にも、まだ何か隠してやがるな……。
とはいえ、現段階で締め上げるのは尚早だろうとテルミナは考えた。
まずは、トールの希望を叶える必要がある。
「ま、いいや。テメェは、うちの大将とそっちのボス猿が、二人だけで会えるようしっかり手配しておけよ。念を押しに来てやったんだからな」
「分かっておるわ――小娘が――まったく」
「あと、明日のパーティでは、ヨタヨタ近寄ってくるんじゃねーぞ」
ベルニク領邦を巡回地区に含む大司教も、明日の戦勝祝賀会に招待されていた。
だが、宮廷における催事では、どこに監視の目があるか分からない。
テルミナは、大司教との関係性について、周囲に勘繰られる事を警戒しているのだ。
「ふん。当たり前じゃ」
「――よし、んじゃ、ご褒美タイムは終わりだ」
「――」
どういった表情を作れば良いのか分からぬ体で、幾分か名残惜しそうに大司教が手を離した。
「きっちり仕事してくれれば、もっと、すごぉいご褒美をあげちゃうね☆」
大司教が喉を鳴らす。
――利用価値が無くなりゃ、超特大の褒美をくれてやるよ。
この当時のテルミナ・ニクシーには、情けなどという概念が無かった。
名も無き大司教――彼の末路に興味を抱いたなら、べドラムゴラ医療センターの特別病棟を訪問してみて欲しい。
責任者の機嫌が良ければ、素数を暗唱し続ける老人と出会えるだろう。
ロベニカ達とて、帝都観光を楽しんでいた訳では無かった。
それぞれに所用があったのである。
「アタシが?今さら?太陽系に?」
矢継ぎ早に質問を重ねた女は、イライラした様子で箸を置いた。
「あのアホ領主の為に?」
ロベニカは、無言で帯剣を抜こうとしたジャンヌの腕を慌てて掴んだ。
ダウンタウンエリアの外れに位置し、少しばかり治安の悪い中華料理店にいた。
広い店内の中央にある空間照射モニタでは、コロッセウムにおける剣闘士の闘いがライブキャストされている。
他人の殺し合いを見ながら食事をするなどと、凡その客層が知れる店ではあるが、異邦人が刃傷沙汰を起こせばメディアの餌になるのは明白だろう。
それが、今話題となっている領主の随行員ともなれば猶更である。
「き、気持ちは分かるのよ。リンファ」
「私は分かりませんわ」
ジャンヌは過去のトールを良く知らないし、彼女にとって絶対忠誠を誓う神の御子なのだ。
いかなる否定的見解であれ、受け入れる余地など無かった。
「分からん奴がいるようだが?」
こうして、絶妙に噛み合わない会話が、先ほどから繰り返されていた。
「ともかく一度会って貰えれば、きっと考えが変わると思うの」
「ふぅん?」
リンファ・リュウは、疑わし気な目付きで旧友を見やる。
数年前まで、内務省経済政策局で働いていた優秀な官僚だった。
首席秘書官のロベニカとは、しばしば食事を共にする仲でもあったのだ。
オビタルとしては非常に珍しいモンゴロイド系の血筋で、艶やかな黒髪が特徴である。帝国が計画的に遺した希少遺伝子という事になろう。
そんな彼女が、内務省を辞しベルニク領を出奔した原因は、かつてのトール・ベルニクにあった。
旧トールは、彼女に対して病的なまでの執着心を示していたのだ。
週に一度報告に上がる内務相へ、報告時には彼女を随員に含めるよう厳命していたほどである。
当然ながら、さらにアグレッシブな行動も取っていた。
「ホントに気持ち悪かったよ。やたらと髪の毛を触らせろだの何だのと――」
執心していたのは、彼女の美貌でも、また豊かな胸元でもなく漆黒の髪だったらしい。
ただし、その理由は不明なのであるが――。
「大丈夫。今のトール様なら、そんな事はぜっっったいに無いから!」
ただし、胸元をチラチラと見る癖がある点については黙っておいた。
ロベニカとしては、どうあってもリンファ・リュウに戻って来て欲しかったのだ。
蛮族を追い払ったベルニク領邦であるが、経済的苦境にある事実に変わりはない。
財政規律を立て直し、早急にまともな経済政策を打ち出して、領邦経済を上向かせる必要がある。
帝国が混乱するのであれば、安全保障上も必須要件となるだろう。
「お願い、あなたの力が必要なの」
――ロベニカさん。内政――特に経済を任せられそうな人はいませんか?
トールから、そんな相談を受けたのは、帝都に来る直前の事だった。
――どうも、今のままでは一向に良くならない気がしまして……。
その様子から、かなり思い切った人事を考えているのだとロベニカは察した。
帝都に着く直前まで、EPRネットワークを使い有望な人材のリサーチを行っていたのだが、ヘッドハントリストのトップに躍り出たのは、目の前にいるリンファ・リュウなのである。
内務省経済政策局の局員だった当時、リンファは数々の経済施策を奏上していたのだ。
既得権益者との軋轢を嫌った上層部に握りつぶされてはいたが――。
彼女の施策は何れも納得のいく内容であり、念のためマクロ経済学を専攻した知人の査読も受けていた。
結果として、是が非でも迎え入れたい相手となった次第である。
問題は、過去の経緯から、彼女がトール・ベルニクを全く信用していない点にあった。
「そう言われてもね――。アタシはここでもう働いてるしさ」
とはいえ、彼女が指定したランチ場所を鑑みると、経済的に恵まれている様子は無い。モンゴロイド系は、帝都において少しばかり差別されているのだ。
「信じられないかもしれないけど――本当にトール様は変わったのよ。だからこそ蛮族だって――」
必死なロベニカの言葉は、突然沸き起こった店内の喧騒に搔き消されてしまった。
そもそも、賑やかな店内ではあったのだが、狂った様に人々が歓声を上げ、卓上の皿を叩き始めたのだ。
何事かと周囲を見回している間に、徐々に収まっていった。
「――ほら、あれ」
リンファが顎で示した先にある空間照射モニタには、黒髪の剣闘士が血糊の付いたサーベルを持ったままインタビュアーの質問に答えている。
「ここら出身の剣闘士だよ。これで三十週連続の勝利みたい」
先祖返りも甚だしいが、命のやり取りをするコロッセウムは、庶民にとって人気の高いコンテンツなのであった。
帝国もこれを奨励しており、あるいは専制主義体制への不満を反らす狙いがあったのかもしれない。
「そうなの」
あまり興味の無いロベニカだが、説得を畳みかける機を逃したような心持で漫然と映像を見ている。
――見事な勝利を飾ったトジバトル剣闘士ですが、明日の戦勝祝賀会に招待されているそうですね?
「――ん?」
ロベニカとジャンヌは、思わず顔を見合わせた。
――陛下のご希望で、ベルニクの英雄と剣技を競われる事が急遽決まったという噂があるのですが……。
「え――な、なに――何なの?」
幻聴であってくれとロベニカは切に祈っている。
――そうだ。
剣闘士トジバトルは重々しく頷いた。
――陛下からは、情け無用と言われている。ゆえに――ベルニクは明日、死ぬ。
――さ、さすがに、不味いのでは――。
焦るインタビュアーなど気にする様子もなく、トジバトルは犬歯をむき出しにして獰猛な笑みを見せた。
――それも、そうだな。腕の一本か二本程度にしておくか。
「あ、あの――アホがあああああああッ!!」
ロベニカの絶叫が店内に響く。
確かにトール・ベルニクは変わったらしいな、とリンファは思った。
――アホにより磨きがかかったようだ。
――帝国も荒れそうだし、太陽系には決して戻らないでおこう。
◇
さて、テルミナ・ニクシーである。
「オラ坊主、もっと優しくしろ」
「ク……」
ロベニカ達がいる中華料理店からほど近い、ダウンタウン地区の聖堂にいた。
聖堂付司祭は追い払って、告解室にて、件の大司教と二人きりである。
「こ、この屈辱――忘れぬぞ」
「うるせえな。ご褒美みたいなもんだろうが」
椅子に座ったテルミナの足を、跪いた大司教は按摩などさせられていた。
オリヴァーは大司教がこれまで行ってきた数々の悪行と不道徳を掴んでいたのだ。
取り調べの課程で、その全ては憲兵司令部特務課の知るところとなり、早速テルミナは有効活用する事にした次第である。
「ふざけた事を――」
不満そうに言いながらも、大司教は自身の心の内を正視してみた。
――ん――い、いや、確かにご褒美かもしれんな。フホ、フホホ。
少しばかり、やる気の出て来た大司教である。
「で、テメェ如きではどうにもならん事までは分かった」
「教理局はどうにもならぬ。レオ枢機卿の威光が強すぎるでな」
レオ枢機卿――。
正義感が強く、信仰心も篤い。あらゆる不義不正を憎み、聖人とまで言われている。
また、教理局と天秤衆に対して特に強い影響力を持っていた。
「テメェの親玉はどうなんだよ?」
「こ、これ、小娘。さすがに不敬が過ぎよう。アレクサンデル枢機卿とお呼びしろ」
大司教が属する派閥の領袖であるアレクサンデル枢機卿は、レオ枢機卿とは異なり、かなり世俗的な人物である。
いや、むしろ悪党であったかもしれない。
「それは分からぬ。微妙な時期でもあるしな」
「――ん――微妙?」
「い、いや、何でも無い」
――蛮族との国交正常化以外にも、まだ何か隠してやがるな……。
とはいえ、現段階で締め上げるのは尚早だろうとテルミナは考えた。
まずは、トールの希望を叶える必要がある。
「ま、いいや。テメェは、うちの大将とそっちのボス猿が、二人だけで会えるようしっかり手配しておけよ。念を押しに来てやったんだからな」
「分かっておるわ――小娘が――まったく」
「あと、明日のパーティでは、ヨタヨタ近寄ってくるんじゃねーぞ」
ベルニク領邦を巡回地区に含む大司教も、明日の戦勝祝賀会に招待されていた。
だが、宮廷における催事では、どこに監視の目があるか分からない。
テルミナは、大司教との関係性について、周囲に勘繰られる事を警戒しているのだ。
「ふん。当たり前じゃ」
「――よし、んじゃ、ご褒美タイムは終わりだ」
「――」
どういった表情を作れば良いのか分からぬ体で、幾分か名残惜しそうに大司教が手を離した。
「きっちり仕事してくれれば、もっと、すごぉいご褒美をあげちゃうね☆」
大司教が喉を鳴らす。
――利用価値が無くなりゃ、超特大の褒美をくれてやるよ。
この当時のテルミナ・ニクシーには、情けなどという概念が無かった。
名も無き大司教――彼の末路に興味を抱いたなら、べドラムゴラ医療センターの特別病棟を訪問してみて欲しい。
責任者の機嫌が良ければ、素数を暗唱し続ける老人と出会えるだろう。
21
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
『イージス艦長、インパール最前線へ。――牟田口廉也に転生した俺は、地獄の餓死作戦を「鉄壁の兵站要塞」に変える』
月神世一
SF
【あらすじ】
「補給がなければ、戦場に立つ資格すらない」
坂上真一(さかがみ しんいち)、50歳。
かつてイージス艦長として鉄壁の防空網を指揮し、現在は海上自衛隊で次世代艦の兵站システムを設計する男。
背中には若き日の過ちである「仁王」の刺青を隠し持ち、北辰一刀流の達人でもある彼は、ある日、勤務中に仮眠をとる。
目が覚めると、そこは湿気と熱気に満ちた1944年のビルマだった。
鏡に映っていたのは、小太りで口髭の男――歴史の教科書で見た、あの「牟田口廉也」。
しかも時期は、日本陸軍史上最悪の汚点とされる「インパール作戦」決行の直前。
部下たちは「必勝の精神論」を叫び、無謀な突撃を今か今かと待っている。
(……ふざけるな。俺に、部下を餓死させろと言うのか?)
現代の知識と、冷徹な計算、そして海自仕込みのロジスティクス能力。
すべてを駆使して、坂上(中身)は歴史への介入を開始する。
精神論を振りかざすふりをして上層部を欺き、現地改修で兵器を強化し、密かに撤退路を整備する。
これは、「史上最も無能な指揮官」の皮を被った「現代の有能な指揮官」が、確定した敗北の運命をねじ伏せ、数万の命を救うために戦う、逆転の戦記ドラマ。
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
忘却の艦隊
KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。
大型輸送艦は工作艦を兼ねた。
総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。
残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。
輸送任務の最先任士官は大佐。
新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。
本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。
他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。
公安に近い監査だった。
しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。
そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。
機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。
完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。
意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。
恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。
なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。
しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。
艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。
そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。
果たして彼らは帰還できるのか?
帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?
大東亜戦争を有利に
ゆみすけ
歴史・時代
日本は大東亜戦争に負けた、完敗であった。 そこから架空戦記なるものが増殖する。 しかしおもしろくない、つまらない。 であるから自分なりに無双日本軍を架空戦記に参戦させました。 主観満載のラノベ戦記ですから、ご感弁を
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
四代目 豊臣秀勝
克全
歴史・時代
アルファポリス第5回歴史時代小説大賞参加作です。
読者賞を狙っていますので、アルファポリスで投票とお気に入り登録してくださると助かります。
史実で三木城合戦前後で夭折した木下与一郎が生き延びた。
秀吉の最年長の甥であり、秀長の嫡男・与一郎が生き延びた豊臣家が辿る歴史はどう言うモノになるのか。
小牧長久手で秀吉は勝てるのか?
朝日姫は徳川家康の嫁ぐのか?
朝鮮征伐は行われるのか?
秀頼は生まれるのか。
秀次が後継者に指名され切腹させられるのか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる