本気の宇宙戦記を書きたいが巨乳も好きなのだ 〜The saga of ΛΛ〜 巨乳戦記

砂嶋真三

文字の大きさ
70 / 230
起[転]承乱結Λ

26話 イリアム攻防。

しおりを挟む
 宰相エヴァン・グリフィス公爵――。

 彼本来の計画では、女帝崩御に伴い自身が実権を握り、ベネディクトゥスの叛乱を迅速に収めてみせることで己の権勢を強めるはずであった。
 
 聖レオが教皇となっていれば、教会も強力な後ろ盾となっただろう。

 無論、エヴァンの与り知らぬことではあるが、トールの知る物語によれば、先の計画通りに事は運ばず群雄割拠の時代を迎える。

 ともあれ、コンクラーヴェにおける彼の計画はついえた。
 女帝ウルドは存命であり、新教皇は悪漢アレクサンデルとなったのだ。

 その結果が、今である。

無辜むこの民が――痛ましいことです」

 照射モニタで報道を見ずとも、窓から帝都の様子を一望できる。
 憂いを帯びた瞳で外を眺めていた美しい女が、つと目元を抑え呟いた。

 漆黒のローブ・デコルテを纏うことで強調される彼女の豊かな胸元に、Λラムダを二つ重ねた意匠の黄金が鈍く輝く。

 イリアム宮と帝都を見下ろす丘陵に建てられた邸宅は、歴代女帝が退位後に暮らす為に用意されている。
 
 その邸宅に在る広い客間に、五人の男達がいた。
 エヴァン、聖レオ、二人の選帝侯――いまひとりは、深くフードを被りかおを見せていない。あるいは女なのかもしれない。

 フードを被った者以外は、いずれも銀の冠がある。
 彼らは一様に、窓の前に立つ女に、そのこうべを垂れ跪いていた。

「ゆえにこそ、早く終わらせねばなりません」

 女が言った。

「はい」

 と、エヴァンがいらえを返す。

「帝都に残るは近衛師団のみでございます。また、既に銀獅子が巣穴を出ました」

 ユディトポータルを抜けた叛乱軍の艦隊を討つため、銀獅子艦隊はエゼキエル第三基地を発っていた。
 距離からすれば、すでに接敵し交戦状態にあってもおかしくない。

「イリアム宮を守る近衛師団については、半数ほど宇宙港へ回さざるを得なくなるでしょうし、治安当局の動きも鈍らせております」

 敵艦隊には、多数の軌道揚陸艦が存在する。

 銀獅子が打ち漏らす可能性を考慮するならば、巨大なゲートを擁するエゼキエル宇宙港への揚陸を警戒し、イリアム宮から近衛師団の多くを割くほかなくなるだろう。

 頼りにならぬ治安当局に苛立ちつつ、禁衛府きんえいふ長官は、苦渋の決断を下すことになる。

「これで、外患がいかんにて討てましょう」

 コンクラーヴェによる閉居は、トラッキングシステムとEPRネットワークから隔絶される。
 この、千載一遇の機会を逃したがゆえ、叛乱軍を使う運びとなった。

 彼らが女帝を血祭に上げた後、絶望の帝都へグリフィス領邦軍が駆け付ける。
 新たな支配体制を敷いて、本来の計画を軌道に乗せねばならない。

「ですが、万が一にも遺漏なきよう、私も宮へ向かいます」

 いずれにしても、女帝は廃さねば、やがて災いが訪れるのだ。
 ゆえに、いざとはなれば、エヴァンは汚名を着る覚悟もある。

 また、女帝弑逆しいぎゃく以外にも為すべきことがあった。

「早まってはなりませんよ、エヴァン」

 彼の意図に気付いた女は、儚げな顔で諭すように告げた。

「あなたが頼りなのです」

 言いながら、女はバイオレットの髪をきながら瞳を閉じた。
 かつて、至極の銀冠ぎんかんと謳われた面影はもはや無い。

 ◇

 イリアム宮の敷地内にある発着場から、多数の軍用輸送機が飛び立ったのは数時間前のことだ。

 師団隷下れいかに在る二連隊、つまり半数がエゼキエル宇宙港防衛の任に向かったのである。
 残る二連隊でイリアム宮の守護に就くこととなった。

 とはいえ、残った師団長は何の懸念も抱いていなかったのだ。

 迫る暴徒は刀剣も扱えず、パワードスーツの装備も無い民草なのである。
 治安当局が敷いた凱旋通りの封鎖を、まず抜けられない。 

 よしんば抜けたとして、イリアム宮へ押し入るには、近衛師団が堅守する正門を破らねばならない。
 ナノ合金製のパワードスーツに身を包み、生身の相手を効率よく殺傷するためクリスを装備している我らの敵ではない――と師団長は考えていた。

「どういうことだああああッ!!!!」

 既に正門を抜かれ、周囲では絶望的な剣戟けんげきが繰り広げられている。

「糞糞糞ッ!!」

 辺り構わず悪態を吐きながら、向かい来るパワードスーツを装着した敵勢を呪った。

 波打つ細いレイピアのような刀剣は、生身の相手を刺し殺すなら役に立つ。
 だが、パワードスーツの装甲を貫くには十分な剛性を持たない。

 他方の敵勢は、メイスを装備した部隊を先行させて装甲をまず破壊する。
 そこを、後続の部隊がロングスピアで貫くという連携で、確実に近衛師団の兵力を削いでいた。

 集団として訓練された兵士の戦い方であり、民草などで無いのは明白であった。

 ――こちらの兵力が分散するのを待っていたのだ……。

 師団長はクリスを振るいながら、心中で歯噛みをする。
 
 訓練された叛乱軍は、暴徒が起こす騒ぎに紛れ、機を待ち潜んでいた。
 軍用輸送機がエゼキエル宇宙港に到着した頃合いで、暴徒を押しのけ、封鎖戦を抜け、そして今ここに在る。

 宇宙港の連隊を呼び戻そうとしたが、禁衛府きんえいふ長官の横槍が入り却下された。

 ――軌道揚陸の懸念がある。残兵で死守せよ。

 結局のところ文官貴族は戦を知らん、と師団長は内心に怒りを抱えている。

 ――しかし、どこの連中なのだ?

 叛乱軍らしく、旗印も無ければ徽章も付けていない。
 遠隔モニタしている情報部に、トラッキングシステムを使い生体情報から走査させたが、帝都在住者ではないとの回答しか得られなかった。

 とはいえ、生死を前にすれば、敵勢の正体など直ぐにどうでも良くなる。

 ――ともかく突き殺すッ!

 死なぬため、やわなクリスでメイスを弾き、装甲の接合部を狙って突きまくる以外の手札が無かった。

 後背に残存部隊は既に無く、ここを抜かれればイリアム宮への侵入を許してしまう。

 内裏だいりに親衛隊はあれど、守り切れるか否か微妙なところであろう。
 治安当局がまともであれば、空挺団を出して女帝を救助すべき状況である。

 ――裏切り者がいるのだ……。 

 不運な師団長は、絶望と怒りの狭間にあった。

「師団長殿――お引きく――」

 前方に居た副官が、叫ぶ途中でスピアに喉を貫かれた。
 こうして、気付けば周囲に在るのは敵兵ばかり――。

「――許せ、エリーゼ」

 彼は死に際を悟り、刃こぼれ激しいクリスを眼前に構える。

 その時――、

「え?」

 耳馴染みのない旋回音が上空で響いた。

 ◇

 数日前、帝国公領各地で叛乱が勃発した日のことだ。

 ロスチスラフのお供でトールの元を訪れたドミトリであったが、妙な依頼を受けている。

 ――車両と飛行船?
 ――はい。

 さらに、彼は二つの注文を追加した。

 いずれも、EPRネットワークから独立し、自動運転ではないこと。
 飛行船は慣性制御ではなく、楊力で飛び垂直離陸とホバリングが可能であること。

 ――まあ、何とかなるでしょうが。理由を窺っても?
 ――犯罪者を乗せるためですよ。

 アハハ、と呑気に笑って言われても困る内容であったが、ロスチスラフが了承したため、急ぎ調達した次第である。
 世の中には、妙なマニアというものが存在するのだ。

「のどかな場所ですな」

 玄関口まで出て来たトールに告げる。

 屋敷の持ち主は調べていないが、趣味は悪くないな、とドミトリは思った。
 だが、やたらと騒がしい女達の声が響いてくるのは頂けない。

 ――こ、この誘拐犯ども――ブリジット様に言いつけてやるんだからッ!
 ――はん。ヘンタイ微笑みババアが何だって、ああん?

 ドミトリは、最近の若い女の言葉遣いについて一家言いっかげん持つ男だ。

「車両はお役に立ったようで」

 至るところに傷痕と凹みがある点は気になったが――。
 持ち主が気難しい老人であった事を思い出し、少しばかり気が重くなる。

「で、もうひとつも、あちらに――」

 などと言わずとも、既にトールの視界に入っていた。
 巨大なティルトローター機が、屋敷の眼前に着陸しているのだ。

 ドミトリ自身も、この機体で、ここまで飛んで来たのである。

「わぁ、ホントにありがとうございます。ドミトリさん」
「構いませんが――ただ、やはり、正気の沙汰とは思えませんな」

 他領邦のあるじに向かって失礼な物言いであったが、今回ばかりは彼にもその権利があるように思われた。
 何しろ、この犯罪に同行する羽目になっているのだ。

「いやぁ、でも好機なんですよ」

 続く言葉を聞いたドミトリは、主人ロスチスラフの直感が正しかったと悟る。

「今なら何をやっても、正義の味方になれるんですから」
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

​『イージス艦長、インパール最前線へ。――牟田口廉也に転生した俺は、地獄の餓死作戦を「鉄壁の兵站要塞」に変える』

月神世一
SF
​【あらすじ】 ​「補給がなければ、戦場に立つ資格すらない」 ​ 坂上真一(さかがみ しんいち)、50歳。  かつてイージス艦長として鉄壁の防空網を指揮し、現在は海上自衛隊で次世代艦の兵站システムを設計する男。  背中には若き日の過ちである「仁王」の刺青を隠し持ち、北辰一刀流の達人でもある彼は、ある日、勤務中に仮眠をとる。 ​ 目が覚めると、そこは湿気と熱気に満ちた1944年のビルマだった。  鏡に映っていたのは、小太りで口髭の男――歴史の教科書で見た、あの「牟田口廉也」。 ​ しかも時期は、日本陸軍史上最悪の汚点とされる「インパール作戦」決行の直前。  部下たちは「必勝の精神論」を叫び、無謀な突撃を今か今かと待っている。 ​ (……ふざけるな。俺に、部下を餓死させろと言うのか?) ​ 現代の知識と、冷徹な計算、そして海自仕込みのロジスティクス能力。  すべてを駆使して、坂上(中身)は歴史への介入を開始する。  精神論を振りかざすふりをして上層部を欺き、現地改修で兵器を強化し、密かに撤退路を整備する。 ​ これは、「史上最も無能な指揮官」の皮を被った「現代の有能な指揮官」が、確定した敗北の運命をねじ伏せ、数万の命を救うために戦う、逆転の戦記ドラマ。

オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】

山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。 失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。 そんな彼が交通事故にあった。 ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。 「どうしたものかな」 入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。 今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。 たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。 そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。 『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』 である。 50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。 ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。 俺もそちら側の人間だった。 年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。 「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」 これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。 注意事項 50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。 あらかじめご了承の上読み進めてください。 注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。 注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。

忘却の艦隊

KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。 大型輸送艦は工作艦を兼ねた。 総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。 残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。 輸送任務の最先任士官は大佐。 新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。 本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。    他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。 公安に近い監査だった。 しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。 そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。 機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。 完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。 意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。 恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。 なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。 しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。 艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。 そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。 果たして彼らは帰還できるのか? 帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?

大東亜戦争を有利に

ゆみすけ
歴史・時代
 日本は大東亜戦争に負けた、完敗であった。 そこから架空戦記なるものが増殖する。 しかしおもしろくない、つまらない。 であるから自分なりに無双日本軍を架空戦記に参戦させました。 主観満載のラノベ戦記ですから、ご感弁を

四代目 豊臣秀勝

克全
歴史・時代
アルファポリス第5回歴史時代小説大賞参加作です。 読者賞を狙っていますので、アルファポリスで投票とお気に入り登録してくださると助かります。 史実で三木城合戦前後で夭折した木下与一郎が生き延びた。 秀吉の最年長の甥であり、秀長の嫡男・与一郎が生き延びた豊臣家が辿る歴史はどう言うモノになるのか。 小牧長久手で秀吉は勝てるのか? 朝日姫は徳川家康の嫁ぐのか? 朝鮮征伐は行われるのか? 秀頼は生まれるのか。 秀次が後継者に指名され切腹させられるのか?

エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~

シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。 主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。 追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。 さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。 疫病? これ飲めば治りますよ? これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。

処理中です...