213 / 230
起転承[乱]結Λ
72話 招かれざる客人。
しおりを挟む
ベルニクから旧帝都擁するカナン星系までを、光速度の九十パーセントで航行する少女艦隊は四日で駆け抜ける事が可能である。
トールはこの脚力を使い敵艦隊に先んじるつもりなのだが、五万隻に及ぶ大艦隊の動きは遅かれ早かれ相手方も知るところとなる。
故にプロイスの方伯夫人と誼を結んでおいたのだ。
それはプロイス領通過を容易にするだけでなく、彼女の弟クラウディオ・アラゴンへの圧力も期待しての事である。
また、クラウディオの肥大化した自尊心を刺激せぬよう、決定的な敗北を与えなかった。
かようにして、打てる手は全て打ってあるのだが──、
「いやぁ、読み違えました。アハハ」
トール・ベルニクとて人の子である。
<< 済まぬな。妾《わらわ》の弟は底抜けの愚者であった >>
そう言って喪服姿の方伯夫人は密かに息を吐いた。
レオ・セントロマの発したアラゴンへの要請はフォルツ領邦への援軍派出である。
これに対しクラウディオは、フランチェスカ率いる強襲打撃群五千隻のみで応えた。つまり、アラゴンの全艦隊を邦許へ温存したのだ。
「ボクって凄く恨まれてたんですね」
聖都アヴィニョンを目指すトールをクルノフ近傍で迎え撃つべく、クラウディオはゲオルクポータルに築城し固い防衛陣を敷いていた。
<< 妾に屈せぬほどにな。──とまれ、伯は如何する? 次第によっては旗色を紫紺に染め、プロイス艦隊を出すに吝かではない >>
プロイスとの挟撃はアラゴンへ打撃を与えるには最善策だが、事後を考えるトールは良案と見なさなかった。
──プロイスは大邦だけど、飛地だからなぁ。
カナン星系と隣り合わせのプロイス領邦は復活派閥勢力に囲まれている。
現情勢下で旗色を鮮明にした場合、復活派勢力は安全保障上の観点から喉元の棘を抜かざるを得ない。敵勢に囲まれたプロイスは苦しい戦いを強いられるだろう。
「やはり、方伯夫人は中立の建前を崩されない方が良いでしょう」
<< ──そうか >>
利害を天秤にかけ、トールは結論を下した。
「それに、クラウディオ選帝侯の守備陣は、どうにかなると思うんです」
殲滅ではなく敵防衛陣の突破であれば、圧倒的機動力を有する少女艦隊に分が有った。
「──ですよね?」
控えていた少女Bユキハと少女Aへ顔を向けた。
「大方はBの通訳で理解できた。これも──」
そう言いながら少女Aは、掌サイズの冊子を振って見せた。
「──役に立った」
「良かった」
オビタルに関わる情報を少女シリーズに理解できる言語でまとめた冊子である。トールとユキハが夜を徹して作成したのだ。
「防衛戦における築城とは、つまるところ自走重力場シールドの斥力に頼った密集陣形だ」
自走重力場シールドの陰に隠れ、射線口から荷電粒子砲を撃ち合い敵の攻勢を漸次削いでいく。
「人命を重視した牧歌的な戦いと言える」
侵攻経路がポータルに限られる物理的な障壁と、政治と宗教における価値観の共有が可能にした行儀の良いドクトリンである。
だが同時に、数的劣勢であるはずの船団国に付け入る隙を与える副作用を生んだ。
「我のロジックは異なる」
少女シリーズに与えられた使命はポータル設置だけではない。
──"我等と遺伝的に繋がりの無い種の生んだ文明は全て破壊する。"
頗る攻撃的な性格を帯びた艦隊である。
「散兵戦術に適したθ世代ならば殲滅も可能である」
「いやいや、殲滅はまたの機会としまして──」
私怨で動くクラウディオなど放っておけば良い。
「一刻も早く聖都へ駆け付けましょう!」
◇
クラウディオの動きを除けば、概ねトールの考えた想定の範囲内で事態は推移していた。
固唾を飲んで状況を見守っていたアレクサンデルも、二十時間以内にトールが到着するとの報を受け、自身と共に聖都を後にする者達を集め艦艇に乗り込んでいた。
枢機卿達だけでなく、近習や教皇宮殿にて仕えていた人々──レオが聖都を制圧した際に危険が及ぶであろう者達である。
「随分と待たされたが、概ね童子の目論見通りとなった」
浮かない表情でアレクサンデルは言葉を続けた。
「──が、パリスは無念である」
アレクサンデルは嘘を付いてでも生き延びよと宣したが、意外な男が最期に矜持を示した。
「御意──」
傍に仕え続けてきた主席書記官にとっても想定外の成り行きである。
「虚も実も、まこと泡沫の夢幻」
人の秘めたる性の虚実など推し量り様が無いと言いたかったのだろう。
「後に交渉手段を探らねばな」
五体満足でいられるはずもないが、このまま見捨てるのも忍びなかった。
「さすがの童子も全ては見通せぬ」
クラウディオの示す妄執だけでなく、パリスの矜持とて想像の埒外であった。
だが、想定外とは連鎖するものなのかもしれない。
「如何した?」
聖骸布艦隊からの緊急EPR通信である。
<< 聖下 >>
人口天体サン・ベネゼ艦隊基地で総指揮を執る聖兵総長が悲痛な表情を浮かべている。
<< ポータル前面へ展開した防衛陣とのEPR通信が途絶しております >>
「よもや、気狂い──レオの賊軍が?」
そんなはずは無いとアレクサンデルも分かっていたが、他の可能性に思い至らなかったのだ。
レオ率いる聖都奪還軍は未だ編成準備に手間取っておりカナン星系を動いていない──というのが信用の置ける最新情報である。
だが、EPR通信の完全な途絶とは、通常ならば艦隊の全滅を意味した。
──いや、今一つの可能性が有る……。
遥か彼方、蛮族の地で目にした光景をアレクサンデルは思い起こした。
「最後に入った通信は、量子観測機ボブの情報です」
巨大な質量と無尽蔵のエネルギーを有する移動要塞はEPR通信を阻害するだけでなく、全てを無に帰すガングニールの槍を抱いている。
「超大規模質量体の存在確率が──」
蛮族、来たる。
トールはこの脚力を使い敵艦隊に先んじるつもりなのだが、五万隻に及ぶ大艦隊の動きは遅かれ早かれ相手方も知るところとなる。
故にプロイスの方伯夫人と誼を結んでおいたのだ。
それはプロイス領通過を容易にするだけでなく、彼女の弟クラウディオ・アラゴンへの圧力も期待しての事である。
また、クラウディオの肥大化した自尊心を刺激せぬよう、決定的な敗北を与えなかった。
かようにして、打てる手は全て打ってあるのだが──、
「いやぁ、読み違えました。アハハ」
トール・ベルニクとて人の子である。
<< 済まぬな。妾《わらわ》の弟は底抜けの愚者であった >>
そう言って喪服姿の方伯夫人は密かに息を吐いた。
レオ・セントロマの発したアラゴンへの要請はフォルツ領邦への援軍派出である。
これに対しクラウディオは、フランチェスカ率いる強襲打撃群五千隻のみで応えた。つまり、アラゴンの全艦隊を邦許へ温存したのだ。
「ボクって凄く恨まれてたんですね」
聖都アヴィニョンを目指すトールをクルノフ近傍で迎え撃つべく、クラウディオはゲオルクポータルに築城し固い防衛陣を敷いていた。
<< 妾に屈せぬほどにな。──とまれ、伯は如何する? 次第によっては旗色を紫紺に染め、プロイス艦隊を出すに吝かではない >>
プロイスとの挟撃はアラゴンへ打撃を与えるには最善策だが、事後を考えるトールは良案と見なさなかった。
──プロイスは大邦だけど、飛地だからなぁ。
カナン星系と隣り合わせのプロイス領邦は復活派閥勢力に囲まれている。
現情勢下で旗色を鮮明にした場合、復活派勢力は安全保障上の観点から喉元の棘を抜かざるを得ない。敵勢に囲まれたプロイスは苦しい戦いを強いられるだろう。
「やはり、方伯夫人は中立の建前を崩されない方が良いでしょう」
<< ──そうか >>
利害を天秤にかけ、トールは結論を下した。
「それに、クラウディオ選帝侯の守備陣は、どうにかなると思うんです」
殲滅ではなく敵防衛陣の突破であれば、圧倒的機動力を有する少女艦隊に分が有った。
「──ですよね?」
控えていた少女Bユキハと少女Aへ顔を向けた。
「大方はBの通訳で理解できた。これも──」
そう言いながら少女Aは、掌サイズの冊子を振って見せた。
「──役に立った」
「良かった」
オビタルに関わる情報を少女シリーズに理解できる言語でまとめた冊子である。トールとユキハが夜を徹して作成したのだ。
「防衛戦における築城とは、つまるところ自走重力場シールドの斥力に頼った密集陣形だ」
自走重力場シールドの陰に隠れ、射線口から荷電粒子砲を撃ち合い敵の攻勢を漸次削いでいく。
「人命を重視した牧歌的な戦いと言える」
侵攻経路がポータルに限られる物理的な障壁と、政治と宗教における価値観の共有が可能にした行儀の良いドクトリンである。
だが同時に、数的劣勢であるはずの船団国に付け入る隙を与える副作用を生んだ。
「我のロジックは異なる」
少女シリーズに与えられた使命はポータル設置だけではない。
──"我等と遺伝的に繋がりの無い種の生んだ文明は全て破壊する。"
頗る攻撃的な性格を帯びた艦隊である。
「散兵戦術に適したθ世代ならば殲滅も可能である」
「いやいや、殲滅はまたの機会としまして──」
私怨で動くクラウディオなど放っておけば良い。
「一刻も早く聖都へ駆け付けましょう!」
◇
クラウディオの動きを除けば、概ねトールの考えた想定の範囲内で事態は推移していた。
固唾を飲んで状況を見守っていたアレクサンデルも、二十時間以内にトールが到着するとの報を受け、自身と共に聖都を後にする者達を集め艦艇に乗り込んでいた。
枢機卿達だけでなく、近習や教皇宮殿にて仕えていた人々──レオが聖都を制圧した際に危険が及ぶであろう者達である。
「随分と待たされたが、概ね童子の目論見通りとなった」
浮かない表情でアレクサンデルは言葉を続けた。
「──が、パリスは無念である」
アレクサンデルは嘘を付いてでも生き延びよと宣したが、意外な男が最期に矜持を示した。
「御意──」
傍に仕え続けてきた主席書記官にとっても想定外の成り行きである。
「虚も実も、まこと泡沫の夢幻」
人の秘めたる性の虚実など推し量り様が無いと言いたかったのだろう。
「後に交渉手段を探らねばな」
五体満足でいられるはずもないが、このまま見捨てるのも忍びなかった。
「さすがの童子も全ては見通せぬ」
クラウディオの示す妄執だけでなく、パリスの矜持とて想像の埒外であった。
だが、想定外とは連鎖するものなのかもしれない。
「如何した?」
聖骸布艦隊からの緊急EPR通信である。
<< 聖下 >>
人口天体サン・ベネゼ艦隊基地で総指揮を執る聖兵総長が悲痛な表情を浮かべている。
<< ポータル前面へ展開した防衛陣とのEPR通信が途絶しております >>
「よもや、気狂い──レオの賊軍が?」
そんなはずは無いとアレクサンデルも分かっていたが、他の可能性に思い至らなかったのだ。
レオ率いる聖都奪還軍は未だ編成準備に手間取っておりカナン星系を動いていない──というのが信用の置ける最新情報である。
だが、EPR通信の完全な途絶とは、通常ならば艦隊の全滅を意味した。
──いや、今一つの可能性が有る……。
遥か彼方、蛮族の地で目にした光景をアレクサンデルは思い起こした。
「最後に入った通信は、量子観測機ボブの情報です」
巨大な質量と無尽蔵のエネルギーを有する移動要塞はEPR通信を阻害するだけでなく、全てを無に帰すガングニールの槍を抱いている。
「超大規模質量体の存在確率が──」
蛮族、来たる。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
『イージス艦長、インパール最前線へ。――牟田口廉也に転生した俺は、地獄の餓死作戦を「鉄壁の兵站要塞」に変える』
月神世一
SF
【あらすじ】
「補給がなければ、戦場に立つ資格すらない」
坂上真一(さかがみ しんいち)、50歳。
かつてイージス艦長として鉄壁の防空網を指揮し、現在は海上自衛隊で次世代艦の兵站システムを設計する男。
背中には若き日の過ちである「仁王」の刺青を隠し持ち、北辰一刀流の達人でもある彼は、ある日、勤務中に仮眠をとる。
目が覚めると、そこは湿気と熱気に満ちた1944年のビルマだった。
鏡に映っていたのは、小太りで口髭の男――歴史の教科書で見た、あの「牟田口廉也」。
しかも時期は、日本陸軍史上最悪の汚点とされる「インパール作戦」決行の直前。
部下たちは「必勝の精神論」を叫び、無謀な突撃を今か今かと待っている。
(……ふざけるな。俺に、部下を餓死させろと言うのか?)
現代の知識と、冷徹な計算、そして海自仕込みのロジスティクス能力。
すべてを駆使して、坂上(中身)は歴史への介入を開始する。
精神論を振りかざすふりをして上層部を欺き、現地改修で兵器を強化し、密かに撤退路を整備する。
これは、「史上最も無能な指揮官」の皮を被った「現代の有能な指揮官」が、確定した敗北の運命をねじ伏せ、数万の命を救うために戦う、逆転の戦記ドラマ。
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
忘却の艦隊
KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。
大型輸送艦は工作艦を兼ねた。
総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。
残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。
輸送任務の最先任士官は大佐。
新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。
本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。
他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。
公安に近い監査だった。
しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。
そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。
機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。
完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。
意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。
恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。
なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。
しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。
艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。
そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。
果たして彼らは帰還できるのか?
帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?
大東亜戦争を有利に
ゆみすけ
歴史・時代
日本は大東亜戦争に負けた、完敗であった。 そこから架空戦記なるものが増殖する。 しかしおもしろくない、つまらない。 であるから自分なりに無双日本軍を架空戦記に参戦させました。 主観満載のラノベ戦記ですから、ご感弁を
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
四代目 豊臣秀勝
克全
歴史・時代
アルファポリス第5回歴史時代小説大賞参加作です。
読者賞を狙っていますので、アルファポリスで投票とお気に入り登録してくださると助かります。
史実で三木城合戦前後で夭折した木下与一郎が生き延びた。
秀吉の最年長の甥であり、秀長の嫡男・与一郎が生き延びた豊臣家が辿る歴史はどう言うモノになるのか。
小牧長久手で秀吉は勝てるのか?
朝日姫は徳川家康の嫁ぐのか?
朝鮮征伐は行われるのか?
秀頼は生まれるのか。
秀次が後継者に指名され切腹させられるのか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる