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ヤンデレの重すぎる愛で窒息死する話
都合のいい存在でよかったんや。あんたはんの目に映してもらえるだけでよかったんや。金がないなら金を貸したし、宿がなければ家をあげた。でも、裏切ったんはあんたはんが先やろ?男性恐怖症や言うて俺の事拒んでおいて。裏で男とヤリまくってた。もう別によかったんよ。隠してさえくれれば。俺の中のあんたはんが美しければそれで十分だったんよ。現実がなんであれ。どうであれ。目隠しさせといてくれや。
「あの純真で美しかったあんたはんはどこに行ったんやろな」
問いかけようが答える声はない。
「もう、全部水に流そうや。一旦初めからやり直そ?な?」
ポンポンと肩を軽く叩く。
六畳一間の部屋には猿轡を噛まされ耳栓をした全裸の少女が四肢を拘束され、芋虫のように転がっていた。この状態がもう1週間は続いている。
「初めから、あんたはんの生まれたこのおんぼろ部屋で、やり直そうや。人生1から。どう生きるんでもええ。これから先どこ行ってもええ」
タバコの火はじわじわと唇に迫ってくる。ぐしゃり、自分の手が火傷しようが気にせず握り潰した。
「俺を裏切らなきゃ、な」
猿轡を、拘束を、耳栓を外した。少女はピクリともしない。
「あ、ははっ、あ、なんや今度はここにおるんか?俺のそばにいてくれるんか?…愛しいなあ、ほんま。だから俺はあんたはんを愛してるんや」
この場に不釣り合いな、恭しい口付けが落とされた。
「あの純真で美しかったあんたはんはどこに行ったんやろな」
問いかけようが答える声はない。
「もう、全部水に流そうや。一旦初めからやり直そ?な?」
ポンポンと肩を軽く叩く。
六畳一間の部屋には猿轡を噛まされ耳栓をした全裸の少女が四肢を拘束され、芋虫のように転がっていた。この状態がもう1週間は続いている。
「初めから、あんたはんの生まれたこのおんぼろ部屋で、やり直そうや。人生1から。どう生きるんでもええ。これから先どこ行ってもええ」
タバコの火はじわじわと唇に迫ってくる。ぐしゃり、自分の手が火傷しようが気にせず握り潰した。
「俺を裏切らなきゃ、な」
猿轡を、拘束を、耳栓を外した。少女はピクリともしない。
「あ、ははっ、あ、なんや今度はここにおるんか?俺のそばにいてくれるんか?…愛しいなあ、ほんま。だから俺はあんたはんを愛してるんや」
この場に不釣り合いな、恭しい口付けが落とされた。
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