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いやこんなに幸せでいいんですか私!?
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「みんなどんな生地にするつもり?私は紫系にしようかなって思っているのだけれど」
「俺は赤!真っ赤っかの傘なんて中々見ねえし、派手でいいだろ!」
「僕は目に優しい色かなあ、普段使いするものだし」
「私はレースがいいわ!ふわふわの傘にするの!」
肝心のリーシェンはというと、考え込んだ表情で、口に出さない。
「どうかしたの、リーシェン?何か具合でも悪い?」
このフィリちゃんの問いかけから一秒後、私はこの世で最も尊ぶべき光景を目の当たりにするのだった。
そう、王道の、おでこコツンである!!!無自覚にやってもよし、相手を困らせたくてやるもよし。とにかくどの場面、どのカップリングでやっても美味しいイベントである!!!そう、そのイベントを!目の前で!推しカプが!やったのである!!!
「なっ……!」
「あ。よかった、熱はなさそう。あれ、でも顔が赤くなったわ。どうしたのリーシェン?やっぱり熱?」
コツン。
おかわり、だと……!?ああ、もう昇天する。ありがとうみんな。バイバイみんな。私は幸せでした……リーシェン顔真っ赤じゃん……これはもう意識してるやつじゃん……
ごほん、とリーシェンが咳ばらいをひとつ。
「俺は赤!真っ赤っかの傘なんて中々見ねえし、派手でいいだろ!」
「僕は目に優しい色かなあ、普段使いするものだし」
「私はレースがいいわ!ふわふわの傘にするの!」
肝心のリーシェンはというと、考え込んだ表情で、口に出さない。
「どうかしたの、リーシェン?何か具合でも悪い?」
このフィリちゃんの問いかけから一秒後、私はこの世で最も尊ぶべき光景を目の当たりにするのだった。
そう、王道の、おでこコツンである!!!無自覚にやってもよし、相手を困らせたくてやるもよし。とにかくどの場面、どのカップリングでやっても美味しいイベントである!!!そう、そのイベントを!目の前で!推しカプが!やったのである!!!
「なっ……!」
「あ。よかった、熱はなさそう。あれ、でも顔が赤くなったわ。どうしたのリーシェン?やっぱり熱?」
コツン。
おかわり、だと……!?ああ、もう昇天する。ありがとうみんな。バイバイみんな。私は幸せでした……リーシェン顔真っ赤じゃん……これはもう意識してるやつじゃん……
ごほん、とリーシェンが咳ばらいをひとつ。
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