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フラグ立てた私のせいですか?
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「ヴィーちゃん!」
突然視界がおおわれる。これは、この上機嫌ぶりはまさか……
「はい、プレゼント」
テディベアが、目の前で手を振っている。私のせいか!?フラグ立てた私のせいか!?
「まさかとは思いましたけど……ルディー先輩、本当に上手なんですね」
「ふふっ、褒めてくれていいよ?」
「はい、褒めたいところです、が……でもそれよりも!!!後ろの女子集団は誰ですか!?」
ルディーの後ろには、目が言葉通りハートになっている女子が確実に5人以上はいる。
「なんかやってたら付いてきちゃった」
「付いてきちゃった、じゃないですよ!!!」
えー別によくあることだし、なんて言うルディーにため息しか出ない。
「へえ、ルデレさんって愛称はルディーなんですね!私もそう呼んでいいですか?」
「あ、私も私も!!!」
私のことなど目に入っていないらしい。黄色い声は続く。
「まあ、ヴィーちゃんがそんなにいやなら……」
ぐい、と腰を抱き寄せられる。顔が、近い。
「彼女がやきもち妬いちゃうから、ごめんね?」
「え、さっき彼女はいないって……」
個人情報大盤振る舞いかこいつ。まあ、どうせ射的やりながら無意識で答えてたんだろな……
「うん、恋人はいないよ。オレが好きなだけ」
ぱちんとウインクを飛ばして、腕はそのまま、ルディーはくるりと向きを変える。
「……だいぶ誤解されてますけど」
「別に嘘は言ってないよ?オレ、ヴィーちゃんのこと好きだし」
「どーも。で、どこ行くんです?」
「おっ、乗り気じゃーん。そうだねえ……じゃあ、お化け屋敷!さっき怖いって教えてもらったんだ」
……ちゃっかりしてんな、こいつ。
突然視界がおおわれる。これは、この上機嫌ぶりはまさか……
「はい、プレゼント」
テディベアが、目の前で手を振っている。私のせいか!?フラグ立てた私のせいか!?
「まさかとは思いましたけど……ルディー先輩、本当に上手なんですね」
「ふふっ、褒めてくれていいよ?」
「はい、褒めたいところです、が……でもそれよりも!!!後ろの女子集団は誰ですか!?」
ルディーの後ろには、目が言葉通りハートになっている女子が確実に5人以上はいる。
「なんかやってたら付いてきちゃった」
「付いてきちゃった、じゃないですよ!!!」
えー別によくあることだし、なんて言うルディーにため息しか出ない。
「へえ、ルデレさんって愛称はルディーなんですね!私もそう呼んでいいですか?」
「あ、私も私も!!!」
私のことなど目に入っていないらしい。黄色い声は続く。
「まあ、ヴィーちゃんがそんなにいやなら……」
ぐい、と腰を抱き寄せられる。顔が、近い。
「彼女がやきもち妬いちゃうから、ごめんね?」
「え、さっき彼女はいないって……」
個人情報大盤振る舞いかこいつ。まあ、どうせ射的やりながら無意識で答えてたんだろな……
「うん、恋人はいないよ。オレが好きなだけ」
ぱちんとウインクを飛ばして、腕はそのまま、ルディーはくるりと向きを変える。
「……だいぶ誤解されてますけど」
「別に嘘は言ってないよ?オレ、ヴィーちゃんのこと好きだし」
「どーも。で、どこ行くんです?」
「おっ、乗り気じゃーん。そうだねえ……じゃあ、お化け屋敷!さっき怖いって教えてもらったんだ」
……ちゃっかりしてんな、こいつ。
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