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果てしなく続く闇、それでも抱き合う僕たちは。
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彼は何一つ、世間が当たり前のように持っているものを、何一つ、望むことさえ許されない人生を送ってきた。その考えはずっと、彼をまるで鎖のように縛り付けていて。彼を愛してしまった俺からしてみれば、それはあまりにも可哀想で、苦しそうで。だからだろう。
「俺はお前のためなら何でもするよ」
いつからか俺は、そんな言葉が口癖になっていた。自分は社会人、彼は学生。実際、多少金にものを言わせてでも、答える気だった。
言い始めて早数年。最初は困ったように微笑むだけだった彼も、言い続けた甲斐あってか、少しづつ自分の希望を口に出すようになった。
抱きしめて欲しいとか、キスしてほしいとか、そんな可愛らしいお願いはとてもいじらしく、かえって俺を幸福にするばかりだった。
それが痛ましくなってしまったのは、一体いつからだっただろう。
時折表情が暗くなり始めたあの頃?
学校をしばらく休みたいと切り出されたあの時?
彼はいつだって、なんでもないと笑っていた。
それに慢心していたのだと、今ならわかる。いや、当時も少しは疑ったはずなのに。どうして追求しなかったのか。追求していたら、あそこまで彼は苦しまなかった?
ある夜、ふと目が覚めると、あるはずの隣の温もりが消えていた。目を擦りながらランプを手探りで探す。途端広がった、眩しすぎる視界ですら見逃せない程の赤。最初に目に入ったのは、それだった。
「あ……」
彼がカッターを片手に、血を流していた。虚ろな目。涙はとうに枯れ果てたのか、その頬には一筋の跡も見当たらない。
「……おいで」
そっと手を伸ばす。おそらく無意識だろう、刷り込みか、何か。それでも彼は私の元へやってきてくれた。それがこんな状況でも少し嬉しかった。
抱きとめた体は、薄かった。しばらくそうして背中を撫でていると、彼の方からぽつりぽつりと話し出した。
自分の中の何かが限界を迎えるのだと。それで苦しくなって、衝動的に切ってしまうのだと。切ると少しだけ楽になるのだと。
ごめんなさいと、彼は最後に、一際小さな声で呟いた。
「……謝る必要は、ない。気づけなかった俺が悪いんだ。ごめんな……でも」
でも、と切り出した瞬間、彼の体がびくりと揺れる。それをなだめるようにキスを落として、俺は心のままに、本音を打ち明けた。
「でも、お前が傷つくのは許せない。これは、恋人としての俺の独占欲だ。お前であっても、俺の愛するお前に傷をつけるのは許せない」
ごめんなさい。ごめんなさいと彼はガタガタ震えながら繰り返す。その髪をすきながら、耳たぶに口付ける。そのままの位置で、彼に覚え込ませるように。俺は引き続き、心の内を晒した。
「だから、切るなら俺にしろ」
ぱっと弾かれたように彼が顔をあげた。その顔は困惑一色だった。
「要はストレス発散に近いものだと思うんだ。だったら対象が誰でも、お前は切れされすればいいんじゃないかな」
俺の言葉を聞くうちに、みるみる彼の顔が変わってゆく。怒り、悲しみ、悔しさ、全部を混ぜ込んだ顔。
気づけば俺は、ベッドに押し倒されていた。上にはカッターを持った彼。
「そう言えば僕が切るのを辞めるとでも思った?ねえ、ふざけないでよ」
こんな彼を見るのは、初めてだった。ゾッとするほどの憎悪。それが今まさに、自分に向けられている。
「ねえ、ほら。切ってもいいんでしょ?」
首筋に、ヒヤリとした感触が伝わる。でも、俺の心はとうに決まっていた。
「俺はお前のためなら何でもするよ」
そっと頬に手を伸ばす。鋭い痛みが走った。
どうやら手を切り裂かれたらしい。彼は舌打ちしながら、リビングへ消えていった。カッターを、残して。彼が今夜はソファで寝るというなら、止める理由はなかった。止められる理由が、なかった。
それからひと月が過ぎた。あの日の後も、朝になれば、彼は昨日の怒りに満ちた顔なんて想像もつかないくらい、いつも通り、にこやかに、、けれどどこか辛そうに笑っていた。
もうあの夜は夢だったんじゃないかと淡い希望を抱き始めた時、残酷に、それは降り注いだ。
同じような、月の綺麗な晩だった。彼は寝室に、倒れ込むようにして入ってきた。慌てて駆け寄れば、彼はすがりつくように俺の袖を掴んで、開口一番、こう言った。
「僕を殺してください」
頭が真っ白になった。そんな俺をよそに、彼は言い募る。月光に照らされキラリと光るものを手にして。
「これで、刺してください。僕自身が僕を傷つけるのは嫌なんでしょう?なら、なら!お願い、します……もう、嫌なんです」
「……俺はお前を愛している。だからそれは、無理だ」
「っ!!!愛しているなら!それなら殺せと!!!僕は!言っているんです!!!あなただって、僕が苦しむ姿、見たくないでしょう……?」
ほぼ錯乱状態のような必死な形相で、でもどこか幼さを残した顔で彼は懇願する。けれど俺の心は決まっていた。
「できない。お前が苦しむのは確かに嫌だ。でもそれよりも、お前が死ぬのが嫌だ」
目を合わせて、ゆっくりと、言い聞かせるように。
「っ……なら、自殺します。あなたの手は借りない」
彼が自分の首筋に刃を当てる。考えるより前に、体が動いていた。
彼の腕を掴みあげ、切っ先を俺の腹部に当てる。
「なら、俺を殺してからにしろ」
かたかたと彼の手の震えが伝わる。力はもう、その細腕にはほとんど込められてないようだった。
彼に反して、俺の心には波紋一つなかった。自分でも驚くほどに、今この状況を冷静に見ていた。その状態のまま、数分がたった。
折れたのは、彼だった。膝から崩れ落ちる。
「っ、出来るわけっ、ないって、知ってるくせにっ……」
「うん」
「……ずるい」
「うん」
「あなたなんて、あなたなんて……!」
「うん」
続きはなかった。ただ彼は大きく肩を震わせて泣いていた。幼子のように、泣きじゃくっていた。
「俺のために、生きてくれ」
「……嫌です」
「嫌でも、俺が死ぬまで、生きててくれ」
「……」
抱きしめれば、確かに感じる彼の体温。彼の暖かさ。彼の生きている証。そっと、背に腕が回されたのがわかった。肩が濡れる。
「あなたは、僕が思っていたよりもずっと子供でわがままなんですね」
「知らなかったか?」
「いいえ……最初から、わかってました」
一呼吸置いて、彼が再び話し出した。
「僕はこれからも、度々こうなるだろうし、あなたの事も、自分の事も傷つけようとする」
「うん」
「もしかしたら、もっと悪化するかもしれない。あなたに八つ当たりし続けるかもしれない。あなたが少し目を離した隙に自死を試みるかもしれない。あなたが帰ったら、そこには僕の死体しか残されていないかもしれない」
「うん」
「それでも……あなたは僕を望みますか?」
答えなんてお互い分かりきっていた。でも、このやりとりは不可欠だったのだ。
「うん」
大きく頷けば、彼がやっと顔をあげて、涙と鼻水でぐちゃぐちゃな顔で笑った。
「……趣味悪いですね。でも、なら、この一瞬だけは、約束します。僕は生きるって。他でもない、あなたのために」
その言葉がどれほど彼を苦しめるのか、わかっていながら私は微笑む。
「……ありがとう」
その夜はそのまま、床で眠った。二人体を寄せあって、お互いの存在を確認しながら。いつ消えるともしれない体温を、感じながら。
「俺はお前のためなら何でもするよ」
いつからか俺は、そんな言葉が口癖になっていた。自分は社会人、彼は学生。実際、多少金にものを言わせてでも、答える気だった。
言い始めて早数年。最初は困ったように微笑むだけだった彼も、言い続けた甲斐あってか、少しづつ自分の希望を口に出すようになった。
抱きしめて欲しいとか、キスしてほしいとか、そんな可愛らしいお願いはとてもいじらしく、かえって俺を幸福にするばかりだった。
それが痛ましくなってしまったのは、一体いつからだっただろう。
時折表情が暗くなり始めたあの頃?
学校をしばらく休みたいと切り出されたあの時?
彼はいつだって、なんでもないと笑っていた。
それに慢心していたのだと、今ならわかる。いや、当時も少しは疑ったはずなのに。どうして追求しなかったのか。追求していたら、あそこまで彼は苦しまなかった?
ある夜、ふと目が覚めると、あるはずの隣の温もりが消えていた。目を擦りながらランプを手探りで探す。途端広がった、眩しすぎる視界ですら見逃せない程の赤。最初に目に入ったのは、それだった。
「あ……」
彼がカッターを片手に、血を流していた。虚ろな目。涙はとうに枯れ果てたのか、その頬には一筋の跡も見当たらない。
「……おいで」
そっと手を伸ばす。おそらく無意識だろう、刷り込みか、何か。それでも彼は私の元へやってきてくれた。それがこんな状況でも少し嬉しかった。
抱きとめた体は、薄かった。しばらくそうして背中を撫でていると、彼の方からぽつりぽつりと話し出した。
自分の中の何かが限界を迎えるのだと。それで苦しくなって、衝動的に切ってしまうのだと。切ると少しだけ楽になるのだと。
ごめんなさいと、彼は最後に、一際小さな声で呟いた。
「……謝る必要は、ない。気づけなかった俺が悪いんだ。ごめんな……でも」
でも、と切り出した瞬間、彼の体がびくりと揺れる。それをなだめるようにキスを落として、俺は心のままに、本音を打ち明けた。
「でも、お前が傷つくのは許せない。これは、恋人としての俺の独占欲だ。お前であっても、俺の愛するお前に傷をつけるのは許せない」
ごめんなさい。ごめんなさいと彼はガタガタ震えながら繰り返す。その髪をすきながら、耳たぶに口付ける。そのままの位置で、彼に覚え込ませるように。俺は引き続き、心の内を晒した。
「だから、切るなら俺にしろ」
ぱっと弾かれたように彼が顔をあげた。その顔は困惑一色だった。
「要はストレス発散に近いものだと思うんだ。だったら対象が誰でも、お前は切れされすればいいんじゃないかな」
俺の言葉を聞くうちに、みるみる彼の顔が変わってゆく。怒り、悲しみ、悔しさ、全部を混ぜ込んだ顔。
気づけば俺は、ベッドに押し倒されていた。上にはカッターを持った彼。
「そう言えば僕が切るのを辞めるとでも思った?ねえ、ふざけないでよ」
こんな彼を見るのは、初めてだった。ゾッとするほどの憎悪。それが今まさに、自分に向けられている。
「ねえ、ほら。切ってもいいんでしょ?」
首筋に、ヒヤリとした感触が伝わる。でも、俺の心はとうに決まっていた。
「俺はお前のためなら何でもするよ」
そっと頬に手を伸ばす。鋭い痛みが走った。
どうやら手を切り裂かれたらしい。彼は舌打ちしながら、リビングへ消えていった。カッターを、残して。彼が今夜はソファで寝るというなら、止める理由はなかった。止められる理由が、なかった。
それからひと月が過ぎた。あの日の後も、朝になれば、彼は昨日の怒りに満ちた顔なんて想像もつかないくらい、いつも通り、にこやかに、、けれどどこか辛そうに笑っていた。
もうあの夜は夢だったんじゃないかと淡い希望を抱き始めた時、残酷に、それは降り注いだ。
同じような、月の綺麗な晩だった。彼は寝室に、倒れ込むようにして入ってきた。慌てて駆け寄れば、彼はすがりつくように俺の袖を掴んで、開口一番、こう言った。
「僕を殺してください」
頭が真っ白になった。そんな俺をよそに、彼は言い募る。月光に照らされキラリと光るものを手にして。
「これで、刺してください。僕自身が僕を傷つけるのは嫌なんでしょう?なら、なら!お願い、します……もう、嫌なんです」
「……俺はお前を愛している。だからそれは、無理だ」
「っ!!!愛しているなら!それなら殺せと!!!僕は!言っているんです!!!あなただって、僕が苦しむ姿、見たくないでしょう……?」
ほぼ錯乱状態のような必死な形相で、でもどこか幼さを残した顔で彼は懇願する。けれど俺の心は決まっていた。
「できない。お前が苦しむのは確かに嫌だ。でもそれよりも、お前が死ぬのが嫌だ」
目を合わせて、ゆっくりと、言い聞かせるように。
「っ……なら、自殺します。あなたの手は借りない」
彼が自分の首筋に刃を当てる。考えるより前に、体が動いていた。
彼の腕を掴みあげ、切っ先を俺の腹部に当てる。
「なら、俺を殺してからにしろ」
かたかたと彼の手の震えが伝わる。力はもう、その細腕にはほとんど込められてないようだった。
彼に反して、俺の心には波紋一つなかった。自分でも驚くほどに、今この状況を冷静に見ていた。その状態のまま、数分がたった。
折れたのは、彼だった。膝から崩れ落ちる。
「っ、出来るわけっ、ないって、知ってるくせにっ……」
「うん」
「……ずるい」
「うん」
「あなたなんて、あなたなんて……!」
「うん」
続きはなかった。ただ彼は大きく肩を震わせて泣いていた。幼子のように、泣きじゃくっていた。
「俺のために、生きてくれ」
「……嫌です」
「嫌でも、俺が死ぬまで、生きててくれ」
「……」
抱きしめれば、確かに感じる彼の体温。彼の暖かさ。彼の生きている証。そっと、背に腕が回されたのがわかった。肩が濡れる。
「あなたは、僕が思っていたよりもずっと子供でわがままなんですね」
「知らなかったか?」
「いいえ……最初から、わかってました」
一呼吸置いて、彼が再び話し出した。
「僕はこれからも、度々こうなるだろうし、あなたの事も、自分の事も傷つけようとする」
「うん」
「もしかしたら、もっと悪化するかもしれない。あなたに八つ当たりし続けるかもしれない。あなたが少し目を離した隙に自死を試みるかもしれない。あなたが帰ったら、そこには僕の死体しか残されていないかもしれない」
「うん」
「それでも……あなたは僕を望みますか?」
答えなんてお互い分かりきっていた。でも、このやりとりは不可欠だったのだ。
「うん」
大きく頷けば、彼がやっと顔をあげて、涙と鼻水でぐちゃぐちゃな顔で笑った。
「……趣味悪いですね。でも、なら、この一瞬だけは、約束します。僕は生きるって。他でもない、あなたのために」
その言葉がどれほど彼を苦しめるのか、わかっていながら私は微笑む。
「……ありがとう」
その夜はそのまま、床で眠った。二人体を寄せあって、お互いの存在を確認しながら。いつ消えるともしれない体温を、感じながら。
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