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ミラクル・ニール!
しおりを挟む犬、可愛い!!!
英国製のSFってどんなん? と観た後にWikipediaで調べてみると、監督がモンティ・パイソンのテリー・ジョーンズでした。しかも他のメンバーは声優で出演し、パイソンズ勢揃いだとか。その上、ニールの愛犬デニスの声を当てたのがロビン・ウィリアムズで、彼の最後の出演作になったらしいです(実は、おそらく、初めて観るモンティ・パイソン作品)。
そう、犬が喋るんですよ。宇宙人に全能のパワーを与えられた、主人公の高校教師のニールが、鳴いてるのは何て言ってるんだろうって、言葉を喋れるようにするんですよ。もう、このデニスが天真爛漫で素直でトボケてて、めちゃくちゃ犬っぽくて愛らしい! そうそう、犬って、いらぬ煩悶とかしなくて、そばにいて心が穏やかに、嬉しくなるよね、とキュンキュンしっぱなしですわ。
あり得ない力で起こるドタバタを描くために、宇宙人たちを登場させたようにも見えるのですけれど、このエイリアンズも、それぞれキャラが立っていて愉快だし、SFって『2001年宇宙の旅』的な、舞台が宇宙船だったり、理系の難しいネタで詰めた作りである必要はないんですよね。
そんなことより、見どころは犬! デニスが欲しいわー、一緒に暮らしたい。なんなら、こちらが犬になって、一緒にビスケットコールをしたり、玄関のベルが鳴る度に、誰か来たーってぐるぐる回ったりしたい。……そうなると、犬同士だから、あえて人間の言葉なんか喋れなくていいんだった。
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