一行日記 2024年11月 🍂

犬束

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11月18日(月)

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・「キャラ文芸大賞」が始まりますね。

 魅惑のスコア10倍✨
 このイベントのために、日頃から原稿を書き溜めておけばいいものを…_| ̄|○

・『名探偵ポワロ』シーズン9
 「五匹の子豚」前・後篇

 何回見ても、ウォーターガーデンの美しさよ…。気だるけな、サティのピアノ曲。

・観た映画🎬

 『ダウントンアビー』

 ドラマはNHKで見ていて、映画版は見たいなと思いつつ、やっと鑑賞でしました。

 やっぱり凄いよね、この脚本。緻密。
 初めてドラマを観たとき、一つのお屋敷のなかで、貴族の家族のお話と、使用人たちの仕事のお話と、家庭と職場が一気に描かれているので、その力量にワクワクさせられました。そもそも、舞台が英国のカントリーハウスですし。憧れる(でも、寒いの、暑いの、虫はイヤ)。

 で、映画はそのドラマシリーズの後日談。
 長い年月を見続けてきたおかげで、それぞれのキャラクターに思い入れはある。
 贔屓のバイオレット様(主人のグランサム伯爵ロバートの母=先代伯爵の未亡人)の舌戦はそれほどなかったけれど(なにしろ、ネタがてんこ盛り)、いつも危なげな料理助手のデイジーと、執事に昇格したトーマス(このひとは、まあ、やらかすキャラではあるけれど、そのペナルティがやらかし具合を上回っていて、痛ましい)が、終盤で仕合わせそうだったので安心したし、なんといってもメイド長のアンナが機転をきかせて、使用人たちに作戦をもちかけ、それで全員一致団結、胸のすくような大回転の活躍を見せてくれて、ほんと、アンナが大好きだ。

 ダウントンは安泰だろうと思うのは、そんな、誠実に職務にあたる使用人(欠点はあれども、だけど人間だもの、欠点・弱点はあるよね)が、辞めずに働きつづけているからで、彼ら・彼女らを蔑ろにしていたら、たちまち立ち行かなくなるだろうと思うのです。

 ドラマの最初のシーズンから思いおこすと、貴族の暮らしもすっかり変わった、と感じなくもないですが、だけど、最初から、伯爵夫人にアメリカ人のコーラを迎えてる時点で、貴族階級は黄昏てる。と危機感はあったはずで、時代は流れて変化してるのね、なんて、感慨にふけって〆てみようかしら🏰



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