60 / 72
第57話 異世界
しおりを挟む
正体を明かして得意げなウィンに対して、俺達は、ただ、呆然としていた。
「……反応が薄いな……我こそはアイゼンハイム。唯一の『究極完全回復魔法』修得者だ」
「……えっと、アイゼンハイムっていうのは、ひょっとして受け継がれる称号みたいなものなのですか?」
ユアンが、真面目にそう尋ねた。
「……やっぱり信じてもらえないか……威厳を込めてしゃべったつもりなんだけどなあ……」
青年はそう言って、頭を掻いた後、言葉を続けた。
「正真正銘、僕がアイゼンハイムだよ。四十年前、ロンメル将軍の瀕死の大怪我を治癒したのも僕だ」
「……そんな……だって、歳が全然……」
ミウは目を丸くしている。
「そうなんだ。今から六十年ぐらい前に、神を名乗る存在に『究極完全回復魔法』の能力を与えられ、瀕死だった自分自身の体に使用して、その怪我を治した。それ以降、肉体の老化が止まってしまっているみたいなんだ……このことを知っているのは、神官長など、ごくわずかだけどね。その他の神官達には、アイゼンハイムは失踪してしまったということになっている。ほとんどの神官は、失踪前のアイゼンハイムに会ったことがなくて、顔を知らないんだ。君たちも他言無用だよ」
「……では、貴殿は本当に……」
さすがのアクトも、驚きを隠せないようだった。
指輪を何度も見て、嘘でないことも確認していた。
「信じてくれた? ならば、本物のアイゼンハイムに会わせてあげたんだ、こっちの義務は完了だ。次はそっちの番だよ。ソフィア姫の呪いをどうやって解いたのか、教えてもらおうか」
その言葉を聞いて、アクトが呪怨の黒杖、解呪の白杖、そして神官長には話していなかった、アクトが王家の血を濃く引いていること、さらにはその探索に俺の能力である『究極縁結能力者』を使用したことまで、求められる質問には全て答えた。
そしてその冒険の旅でユナが猛毒を受け、瀕死の重体であること、それを黒杖で石にして進行を止めているということも。
「……なるほど、実に興味深い話だね。僕が『究極完全回復魔法』を使っても、ソフィア姫の呪いは解けなかったのに、その白杖を使えば解くことができた。逆に、毒に侵された女の子は杖の力じゃあどうしようもなくて、僕の『究極完全回復魔法』が必要ってわけか……万能の力って、存在しないものだねえ……」
ウィンはしみじみとそう語る。
「……今の話では、貴方は、王女様に対して『究極完全回復魔法』を使用したので間違いないのですか?」
治癒能力者のジル先生が、興味深そうに尋ねた。
「ああ、そうだよ。だから、彼女がもし怪我をしていれば、完治しているはずなんだ。でも、呪いを解く能力はないから、ずっと眠ったままだったけどね」
「では、半年待たないといけないというのは……」
「そう、王女様に使用してしまっていたからだよ……ただ、僕は『究極完全回復魔法』を使った、とは言わなかったから、誰もそれを知らなかったんだけどね」
そう言われてしまうと、待つしかないことは分かってしまう。
「あ、でも、勘違いしないでほしい。僕は、その毒に侵された女の子に対して『究極完全回復魔法』を使うなんて言っていないからね」
「そんな……約束が違う!」
俺はムキになってそう言ってしまった。
「約束? 僕はただ、アイゼンハイムに会わせる、って言っただけだよ。契約もそうだっただろう?」
確かに、そう言われればそうだが、ここまで来てそれで終わりだと意味が無い。
「……では、改めて依頼したい。さっき話に出て来た、猛毒を受けた『ユナ』に対して、『究極完全回復魔法』を使用して頂きたい」
アクトが交渉を再開する。
「……そうだなあ……じゃあ、さっき占いに出て来た女性……『クラーラ』っていう名前なんだけど、彼女と会わせてくれたら、使ってあげてもいいよ」
それは、俺に取っては僥倖だった。
ウィン……本名、アイゼンハイムから伸びる『運命の糸』が、見えていたからだ。
その事実を彼に伝え、俺達は新たな契約魔法を使った。
それが、
「半年後にウィンはユナに対して『究極完全回復魔法』を使用する、その代わりに、俺は彼をクラーラの元に導く」というものだった。
---------
「……というわけで、ウィンが仲間になって、冒険を続けたっていうわけだ」
俺は、すぐ隣に立つユナの手を握りながらそう話した。
「……そっか……本当に頑張ってくれたんだ……でも、ちょっと気になる事が出て来たんだけど……」
「うん?」
「……その、ひょっとして私も、歳を取らなくなってたり、する?」
「……ああ、多分な。あと、ソフィア姫もそうだと思う。よかったな」
「そ、そんな……ちょっと困るかも」
ユナは少し慌てていた。
「まあ、多分そうだろうっていうだけなんだ。『究極完全回復魔法』を使われたのは、他にはロンメル将軍がいたけど、彼はその五年後に別の戦で戦死してしまったって言うことだし、クラーラにはまだ会えていないし……」
「えっ……まだなの? だって半年あったんでしょう? 彼女を捜す旅に出なかったの?」
「いや、すぐに旅立ったし、薄くではあるけど、『運命の糸』も見えていた。ただ、彼女はものすごく遠くにいるらしいんだ。覚えているか? ソフィア姫を助けるときも、アクトから伸びていた糸は、彼女にではなく、『解呪の白杖』に直結していた。それがアクトとソフィア姫が結ばれるためには必要なものだったからだ」
「うん、もちろん覚えてる……って、私にとってはそれ、今日の話なんだけど」
「……そういやそうだな……で、ウィンとクラーラは、結ばれるための条件が相当複雑で……糸に従って、今までいくつかの『封印』を解いたり、『鍵』を入手したりしたんだけど、まだまだ条件を揃えないといけないようなんだ……あまりに時間がかかってしまってるんで、半年過ぎたことだし、先にユナを助けようってことになったんだ。もちろん、契約はまだ残っているから、旅は続けないといけないけどね」
「糸が見えているのに、そんなに大変なんだ……彼女、一体どこにいるの?」
「まだ、推測でしかないんだけど、彼女……魔導剣士クラーラは、おそらく、我々と次元が平行する場所……わかりやすく言えば、『異世界』にいる」
俺のその言葉に、ユナは目を見開いて驚いたのだった。
「……反応が薄いな……我こそはアイゼンハイム。唯一の『究極完全回復魔法』修得者だ」
「……えっと、アイゼンハイムっていうのは、ひょっとして受け継がれる称号みたいなものなのですか?」
ユアンが、真面目にそう尋ねた。
「……やっぱり信じてもらえないか……威厳を込めてしゃべったつもりなんだけどなあ……」
青年はそう言って、頭を掻いた後、言葉を続けた。
「正真正銘、僕がアイゼンハイムだよ。四十年前、ロンメル将軍の瀕死の大怪我を治癒したのも僕だ」
「……そんな……だって、歳が全然……」
ミウは目を丸くしている。
「そうなんだ。今から六十年ぐらい前に、神を名乗る存在に『究極完全回復魔法』の能力を与えられ、瀕死だった自分自身の体に使用して、その怪我を治した。それ以降、肉体の老化が止まってしまっているみたいなんだ……このことを知っているのは、神官長など、ごくわずかだけどね。その他の神官達には、アイゼンハイムは失踪してしまったということになっている。ほとんどの神官は、失踪前のアイゼンハイムに会ったことがなくて、顔を知らないんだ。君たちも他言無用だよ」
「……では、貴殿は本当に……」
さすがのアクトも、驚きを隠せないようだった。
指輪を何度も見て、嘘でないことも確認していた。
「信じてくれた? ならば、本物のアイゼンハイムに会わせてあげたんだ、こっちの義務は完了だ。次はそっちの番だよ。ソフィア姫の呪いをどうやって解いたのか、教えてもらおうか」
その言葉を聞いて、アクトが呪怨の黒杖、解呪の白杖、そして神官長には話していなかった、アクトが王家の血を濃く引いていること、さらにはその探索に俺の能力である『究極縁結能力者』を使用したことまで、求められる質問には全て答えた。
そしてその冒険の旅でユナが猛毒を受け、瀕死の重体であること、それを黒杖で石にして進行を止めているということも。
「……なるほど、実に興味深い話だね。僕が『究極完全回復魔法』を使っても、ソフィア姫の呪いは解けなかったのに、その白杖を使えば解くことができた。逆に、毒に侵された女の子は杖の力じゃあどうしようもなくて、僕の『究極完全回復魔法』が必要ってわけか……万能の力って、存在しないものだねえ……」
ウィンはしみじみとそう語る。
「……今の話では、貴方は、王女様に対して『究極完全回復魔法』を使用したので間違いないのですか?」
治癒能力者のジル先生が、興味深そうに尋ねた。
「ああ、そうだよ。だから、彼女がもし怪我をしていれば、完治しているはずなんだ。でも、呪いを解く能力はないから、ずっと眠ったままだったけどね」
「では、半年待たないといけないというのは……」
「そう、王女様に使用してしまっていたからだよ……ただ、僕は『究極完全回復魔法』を使った、とは言わなかったから、誰もそれを知らなかったんだけどね」
そう言われてしまうと、待つしかないことは分かってしまう。
「あ、でも、勘違いしないでほしい。僕は、その毒に侵された女の子に対して『究極完全回復魔法』を使うなんて言っていないからね」
「そんな……約束が違う!」
俺はムキになってそう言ってしまった。
「約束? 僕はただ、アイゼンハイムに会わせる、って言っただけだよ。契約もそうだっただろう?」
確かに、そう言われればそうだが、ここまで来てそれで終わりだと意味が無い。
「……では、改めて依頼したい。さっき話に出て来た、猛毒を受けた『ユナ』に対して、『究極完全回復魔法』を使用して頂きたい」
アクトが交渉を再開する。
「……そうだなあ……じゃあ、さっき占いに出て来た女性……『クラーラ』っていう名前なんだけど、彼女と会わせてくれたら、使ってあげてもいいよ」
それは、俺に取っては僥倖だった。
ウィン……本名、アイゼンハイムから伸びる『運命の糸』が、見えていたからだ。
その事実を彼に伝え、俺達は新たな契約魔法を使った。
それが、
「半年後にウィンはユナに対して『究極完全回復魔法』を使用する、その代わりに、俺は彼をクラーラの元に導く」というものだった。
---------
「……というわけで、ウィンが仲間になって、冒険を続けたっていうわけだ」
俺は、すぐ隣に立つユナの手を握りながらそう話した。
「……そっか……本当に頑張ってくれたんだ……でも、ちょっと気になる事が出て来たんだけど……」
「うん?」
「……その、ひょっとして私も、歳を取らなくなってたり、する?」
「……ああ、多分な。あと、ソフィア姫もそうだと思う。よかったな」
「そ、そんな……ちょっと困るかも」
ユナは少し慌てていた。
「まあ、多分そうだろうっていうだけなんだ。『究極完全回復魔法』を使われたのは、他にはロンメル将軍がいたけど、彼はその五年後に別の戦で戦死してしまったって言うことだし、クラーラにはまだ会えていないし……」
「えっ……まだなの? だって半年あったんでしょう? 彼女を捜す旅に出なかったの?」
「いや、すぐに旅立ったし、薄くではあるけど、『運命の糸』も見えていた。ただ、彼女はものすごく遠くにいるらしいんだ。覚えているか? ソフィア姫を助けるときも、アクトから伸びていた糸は、彼女にではなく、『解呪の白杖』に直結していた。それがアクトとソフィア姫が結ばれるためには必要なものだったからだ」
「うん、もちろん覚えてる……って、私にとってはそれ、今日の話なんだけど」
「……そういやそうだな……で、ウィンとクラーラは、結ばれるための条件が相当複雑で……糸に従って、今までいくつかの『封印』を解いたり、『鍵』を入手したりしたんだけど、まだまだ条件を揃えないといけないようなんだ……あまりに時間がかかってしまってるんで、半年過ぎたことだし、先にユナを助けようってことになったんだ。もちろん、契約はまだ残っているから、旅は続けないといけないけどね」
「糸が見えているのに、そんなに大変なんだ……彼女、一体どこにいるの?」
「まだ、推測でしかないんだけど、彼女……魔導剣士クラーラは、おそらく、我々と次元が平行する場所……わかりやすく言えば、『異世界』にいる」
俺のその言葉に、ユナは目を見開いて驚いたのだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
チート魅了スキルで始まる、美少女たちとの異世界ハーレム生活
仙道
ファンタジー
ごく普通の会社員だった佐々木健太は、異世界へ転移してして、あらゆる女性を無条件に魅了するチート能力を手にする。
彼はこの能力で、女騎士セシリア、ギルド受付嬢リリア、幼女ルナ、踊り子エリスといった魅力的な女性たちと出会い、絆を深めていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる