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アイテムショップの女主人
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古代遺跡群攻略都市、イフカ。
一攫千金を夢見る冒険者が集い、そんな彼等と取引を望む商人や、娯楽を提供する者も多数集まる巨大な街だ。
この都市の東側には、数百リーグに渡り古代超魔道国家の遺跡群が存在する。
かつて高度な魔法文明により栄え、そしてその魔力の暴走によって滅びた伝説の古代都市群だ。
その名残としてこの地域には、かつて兵器として生み出された強力な魔獣達が跋扈しており、一千年以上に渡って、人間が足を踏み入れることのできない暗黒地帯と化していた。
しかし、約150年ほど前に発明された「魔石」と「魔水晶」の連携技術、「魔道コンポーネント」により誰もが魔法を使える時代が訪れ、状況が一変した。
遺跡の攻略が以前よりは比較的容易に行われるようになり、そこからもたらせる「古代の魔導具」は冒険者、さらにはこの国に富をもたらし、やがて遺跡群を攻略するためだけに街が生まれた。
そして現在、イフカには百万を超える人々が住み、リエージェ王国最大の都市となった。
それでもまだ、攻略が完了した遺跡は、全体の二割にも満たないのだ――。
イフカの街、外周部の東地区。
この辺りは遺跡探索に出るための東門から近いこともあり、国家公認の冒険者ギルドの他、武器・防具屋、宝物の鑑定所、さらには怪我人を治療するための診療所なども多数存在している。
その中で、裏通りにひっそりと存在する小さなアイテムショップに、一人の若い冒険者が興味を抱いていた。
その店の看板には、こう書かれていた――「魔法堂 白銀の翼」。
日が沈み、辺りは夕闇に包まれようとしており、そろそろ閉めようとする店が多い中、この店の中は、まるで歓楽街のそれのように魔道具による灯りが灯されていた。
「いらっしゃいませ!」
店に入った冒険者――名前:ライナス、年齢:十六歳、性別:男――は、カウンターで声を上げた若い女性――といっても、彼自身よりは少し年上ぐらいではあるが――であることに、多少戸惑いを覚えた。
この手の店は、屈強な戦士風の男が剣や鎧を売っていたり、逆に不健康そうで不気味な店主が怪しげなマジックアイテムを扱っていたりするようなイメージを持っていたからだ。
微笑みを湛え、長い黒髪に緑色のワンピースという清楚な出で立ち。
目鼻立ちの整った、とびきりの美女だと、彼の目には映った。
ひょっとしたら、初心者向けの安価なアイテムをアルバイトの店員が販売しているのか、と思ったが、品列されている商品は最低でも数万ウェン以上の値札が掲げられていた。
中には、百万ウェンを超えるような品物まで飾られている。
さすがに頑丈そうなケース、分厚いガラスで保護されているが、それほど背は高くなく、か弱そうな彼女が一人で留守番をしているのは危なっかしく思われた。
「ひょっとしてお客様、当店は初めてですか?」
キョロキョロと店内を見渡すライナスの様子に、女性店員が笑顔のまま声を掛けてきた。
「あ、はい、ひょっとしてもう閉店ですか?」
「いえ、まだ大丈夫ですよ。ここは小さなお店ですけど、取り扱っている商品の品質には自信があります。鑑定や買い取りなんかも行っていますので、お気軽にご利用くださいね」
微笑みながらそう語りかけてくる女性店員に、彼は少しドギマギしながら
「はい、こちらこそ……僕はまだこの街に来たばかりで慣れていないので、いろいろ教えてもらえると嬉しいです」
と返事をした。
「あら、そうなのですね。でも、かなり本格的な装備をされていますし……他の地方で冒険者をされていたのですね」
「はい、一応これでも、星を一つ持っています」
「そうなのですね! 凄いですね、その若さで星を持っているなんて……将来有望な冒険者様ですね!」
彼女は、ぽん、と手を叩いて目を大きく見開き、大げさに驚いた表情を見せた。
それだけで、彼も嬉しくなってしまう。
冒険者にとって星を得るということは、「プロとして一人前と認められる」ということだ。
それには厳密な審査があり、冒険者としてギルドに登録しても、星を得られるのは十人に一人ほどしかいないといわれている。
一生かかってもプロになれない者がいる一方で、まれに彼のように十代半ばでプロとして認められる、才能溢れる者も存在するのだ。
なので、その価値を知る彼女がそれを賞賛することも、そして彼がそれを喜ぶことも当たり前のことだった。
「そんな凄い方なら、やはり是非当店をごひいきにしていただけると嬉しいです。申し遅れました、私の名前はメル。この店のオーナー兼、販売員です。以後、お見知りおきを」
溢れるような笑顔でそう挨拶してくる彼女だったが、ライナスはさらに混乱した。
これほど立派なアイテムを取りそろえているこの店のオーナーが、まだ二十歳前ぐらいに見えるこの女性だというのだから、それは仕方のないことだ。
しかし、彼はすぐに頭を切り替えた……ひょっとしたら、元々は彼女の親がこの店のオーナーで、何らかの事情で引き継いだのかもしれない、と。
「あ、はい、よろしくお願いします。僕の名前は、ライナス。地元ではみんな、短く『ライ』って呼んでいました」
「ライナス様……いいお名前ですね。星一つの冒険者……差し支えなければ、お歳を教えていただいてよろしいですか? 才能有るお客様を、是非お得意様に加えさせていただきたいと思っております!」
美女にそう語りかけられると、彼もつい気を許してしまう。
また、顧客の登録を断ると、「星持ち冒険者」がウソだと疑われるかもしれない、と変な懸念を抱いてしまい、言われるがままに個人情報を提供してしまった。
そして後に知ることになるのだった……彼女、メルティーナこそが『史上最強の助っ人』と称えられ、または『破壊の女神』と恐れられる狂戦士であることを――。
一攫千金を夢見る冒険者が集い、そんな彼等と取引を望む商人や、娯楽を提供する者も多数集まる巨大な街だ。
この都市の東側には、数百リーグに渡り古代超魔道国家の遺跡群が存在する。
かつて高度な魔法文明により栄え、そしてその魔力の暴走によって滅びた伝説の古代都市群だ。
その名残としてこの地域には、かつて兵器として生み出された強力な魔獣達が跋扈しており、一千年以上に渡って、人間が足を踏み入れることのできない暗黒地帯と化していた。
しかし、約150年ほど前に発明された「魔石」と「魔水晶」の連携技術、「魔道コンポーネント」により誰もが魔法を使える時代が訪れ、状況が一変した。
遺跡の攻略が以前よりは比較的容易に行われるようになり、そこからもたらせる「古代の魔導具」は冒険者、さらにはこの国に富をもたらし、やがて遺跡群を攻略するためだけに街が生まれた。
そして現在、イフカには百万を超える人々が住み、リエージェ王国最大の都市となった。
それでもまだ、攻略が完了した遺跡は、全体の二割にも満たないのだ――。
イフカの街、外周部の東地区。
この辺りは遺跡探索に出るための東門から近いこともあり、国家公認の冒険者ギルドの他、武器・防具屋、宝物の鑑定所、さらには怪我人を治療するための診療所なども多数存在している。
その中で、裏通りにひっそりと存在する小さなアイテムショップに、一人の若い冒険者が興味を抱いていた。
その店の看板には、こう書かれていた――「魔法堂 白銀の翼」。
日が沈み、辺りは夕闇に包まれようとしており、そろそろ閉めようとする店が多い中、この店の中は、まるで歓楽街のそれのように魔道具による灯りが灯されていた。
「いらっしゃいませ!」
店に入った冒険者――名前:ライナス、年齢:十六歳、性別:男――は、カウンターで声を上げた若い女性――といっても、彼自身よりは少し年上ぐらいではあるが――であることに、多少戸惑いを覚えた。
この手の店は、屈強な戦士風の男が剣や鎧を売っていたり、逆に不健康そうで不気味な店主が怪しげなマジックアイテムを扱っていたりするようなイメージを持っていたからだ。
微笑みを湛え、長い黒髪に緑色のワンピースという清楚な出で立ち。
目鼻立ちの整った、とびきりの美女だと、彼の目には映った。
ひょっとしたら、初心者向けの安価なアイテムをアルバイトの店員が販売しているのか、と思ったが、品列されている商品は最低でも数万ウェン以上の値札が掲げられていた。
中には、百万ウェンを超えるような品物まで飾られている。
さすがに頑丈そうなケース、分厚いガラスで保護されているが、それほど背は高くなく、か弱そうな彼女が一人で留守番をしているのは危なっかしく思われた。
「ひょっとしてお客様、当店は初めてですか?」
キョロキョロと店内を見渡すライナスの様子に、女性店員が笑顔のまま声を掛けてきた。
「あ、はい、ひょっとしてもう閉店ですか?」
「いえ、まだ大丈夫ですよ。ここは小さなお店ですけど、取り扱っている商品の品質には自信があります。鑑定や買い取りなんかも行っていますので、お気軽にご利用くださいね」
微笑みながらそう語りかけてくる女性店員に、彼は少しドギマギしながら
「はい、こちらこそ……僕はまだこの街に来たばかりで慣れていないので、いろいろ教えてもらえると嬉しいです」
と返事をした。
「あら、そうなのですね。でも、かなり本格的な装備をされていますし……他の地方で冒険者をされていたのですね」
「はい、一応これでも、星を一つ持っています」
「そうなのですね! 凄いですね、その若さで星を持っているなんて……将来有望な冒険者様ですね!」
彼女は、ぽん、と手を叩いて目を大きく見開き、大げさに驚いた表情を見せた。
それだけで、彼も嬉しくなってしまう。
冒険者にとって星を得るということは、「プロとして一人前と認められる」ということだ。
それには厳密な審査があり、冒険者としてギルドに登録しても、星を得られるのは十人に一人ほどしかいないといわれている。
一生かかってもプロになれない者がいる一方で、まれに彼のように十代半ばでプロとして認められる、才能溢れる者も存在するのだ。
なので、その価値を知る彼女がそれを賞賛することも、そして彼がそれを喜ぶことも当たり前のことだった。
「そんな凄い方なら、やはり是非当店をごひいきにしていただけると嬉しいです。申し遅れました、私の名前はメル。この店のオーナー兼、販売員です。以後、お見知りおきを」
溢れるような笑顔でそう挨拶してくる彼女だったが、ライナスはさらに混乱した。
これほど立派なアイテムを取りそろえているこの店のオーナーが、まだ二十歳前ぐらいに見えるこの女性だというのだから、それは仕方のないことだ。
しかし、彼はすぐに頭を切り替えた……ひょっとしたら、元々は彼女の親がこの店のオーナーで、何らかの事情で引き継いだのかもしれない、と。
「あ、はい、よろしくお願いします。僕の名前は、ライナス。地元ではみんな、短く『ライ』って呼んでいました」
「ライナス様……いいお名前ですね。星一つの冒険者……差し支えなければ、お歳を教えていただいてよろしいですか? 才能有るお客様を、是非お得意様に加えさせていただきたいと思っております!」
美女にそう語りかけられると、彼もつい気を許してしまう。
また、顧客の登録を断ると、「星持ち冒険者」がウソだと疑われるかもしれない、と変な懸念を抱いてしまい、言われるがままに個人情報を提供してしまった。
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