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小助くんと森のなかまたち
キツネとタヌキと小助くん
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森の中には、いろんなどうぶつがいます。そんなどうぶつたちに会いに行こうと、小助は今日もよちよち歩きでおくのほうへ足をすすめています。
小助の前に見えてきたのは、すがたがちがう2ひきのどうぶつです。そこにいるキツネとタヌキは、なにかを言い合っているようです。
「へへへ、人にばけるのが上手なのはおれのほうだぜ」
「なんだと! ぼくのほうが上手だい!」
キツネとタヌキは、どっちが人間にばけるのが上手なのか言いあらそっています。ばけるのが上手な2ひきであるだけに、なかなかゆずろうとはしません。
「ばけるのが上手のはおれだ! フンッ!」
「上手なのはぼくのほうだ! フンッ!」
とうとう、キツネとタヌキはけんかをしてしまいました。2ひきのようすを知らない小助は、えがおを見せながら森の山道を歩いています。
そんな時、小助は歩いているとちゅうで足をすべらせて思わずしりもちをつきました。今にもなき出しそうな小助のそばへやってきたのは、キツネとタヌキの2ひきです。
「ぼうや、大じょうぶか」
「ぼくたちがいるから、なかなくてもいいよ」
どうぶつたちのやさしさに、小助はいつものえがおでキャッキャッとわらっています。キツネとタヌキは、かわいい小助を見ながらおたがいの顔を合わせました。
そこで、2ひきは小助に自分たちがばけるすがたを見せようとします。人間の子どもにうけるかどうかでかちまけをきめます。
「キツネにはぜったいにまけないぞ!」
「へへへ、どうあがいたってタヌキよりもおれのほうが上手だぜ」
さいしょにばけるのは、タヌキのほうです。はっぱを頭にのせると、タヌキはその場でけむりにつつまれながらくるりと回りました。
「ぼうや! こっちを見て!」
「わっ!」
小助は、目の前にいるもう1人の小助を見てびっくりしています。タヌキがばけたのは、はらがけ1まいの男の子である小助とそっくりです。
「びっくりした?」
タヌキは、この森にくる人間にばけてびっくりさせるのが大すきです。すると、小助は自分にばけたタヌキとおすもうをすることにしました。
「よいしょ! よいしょ!」
「う、うわわわわっ!」
赤ちゃんとは思えない小助の力で、小助にばけたタヌキは後ろにしりもちをついてしまいました。ふたたびけむりがあがると、タヌキはもとのすがたにもどりました。
「あれれ、もとにもどっちゃった」
小助にうまくばけたはずのタヌキでしたが、本ものの小助の力にはかないません。そんなタヌキをしり目に、キツネは自分の頭にはっぱをのせてばけようとします。
「ぼうや、おれがばけるのをよく見ておくんだぞ。これを見たら、おれがどれだけ上手なのかすぐ分かるぜ」
キツネがくるりと回ってけむりが上がると、小助はキツネがばけたそのすがたに思わずなき出しました。
「へへへ、のっぺらぼうだぞ~」
「う、うえええええええええええ~ん!」
あまりにもこわいのっぺらぼうに、小助はその場で手足をバタバタさせながらなきつづけています。のっぺらぼうは、さらにこわがらせようと小助を手でもち上げようとします。
「うえええええええ~ん! いやいやいや!」
のっぺらぼうは、大声でなくばかりの小助を目の前へかかえ上げました。小助は、手足を動かしながらいやがるしぐさを見せています。
「ほれほれ、この顔をよく見てごらん。へっへっへっへっへっ~」
「うっ、うっ、うえええええええええええ~んっ!」
のっぺらぼうの顔を見れば見るほど、小助は大きな声でなきながらこわがっています。赤ちゃんがなきさけぶようすに、のっぺらぼうがさらにこわがらせようとしたその時のことです。
「ジョパジョパジョパ、ジョパジョパジョジョジョジョジョジョ~ッ」
「うわっ、おしっこをおれの顔に……」
小助は、のっぺらぼうの顔に向かってげんきいっぱいのおしっこをしています。のっぺらぼうは、赤ちゃんのおしっこをかけられてたじろぐとそのままけむりにつつまれました。
「わわわっ! おれの体の上に乗るなって!」
「キャッキャッ! キャッキャッキャッ!」
もとのすがたにもどったキツネですが、自分の体に乗ったままで動き回る小助にすっかりまいってしまいました。
「ねえねえ、あそぼう! あそぼう!」
「やれやれ、このぼうやにはかなわないぜ」
キツネとタヌキは、げんきにうごいてばかりの小助にふり回されています。そんな2ひきのようすにも、小助は気にすることなく明るいえがおを見せています。
小助の前に見えてきたのは、すがたがちがう2ひきのどうぶつです。そこにいるキツネとタヌキは、なにかを言い合っているようです。
「へへへ、人にばけるのが上手なのはおれのほうだぜ」
「なんだと! ぼくのほうが上手だい!」
キツネとタヌキは、どっちが人間にばけるのが上手なのか言いあらそっています。ばけるのが上手な2ひきであるだけに、なかなかゆずろうとはしません。
「ばけるのが上手のはおれだ! フンッ!」
「上手なのはぼくのほうだ! フンッ!」
とうとう、キツネとタヌキはけんかをしてしまいました。2ひきのようすを知らない小助は、えがおを見せながら森の山道を歩いています。
そんな時、小助は歩いているとちゅうで足をすべらせて思わずしりもちをつきました。今にもなき出しそうな小助のそばへやってきたのは、キツネとタヌキの2ひきです。
「ぼうや、大じょうぶか」
「ぼくたちがいるから、なかなくてもいいよ」
どうぶつたちのやさしさに、小助はいつものえがおでキャッキャッとわらっています。キツネとタヌキは、かわいい小助を見ながらおたがいの顔を合わせました。
そこで、2ひきは小助に自分たちがばけるすがたを見せようとします。人間の子どもにうけるかどうかでかちまけをきめます。
「キツネにはぜったいにまけないぞ!」
「へへへ、どうあがいたってタヌキよりもおれのほうが上手だぜ」
さいしょにばけるのは、タヌキのほうです。はっぱを頭にのせると、タヌキはその場でけむりにつつまれながらくるりと回りました。
「ぼうや! こっちを見て!」
「わっ!」
小助は、目の前にいるもう1人の小助を見てびっくりしています。タヌキがばけたのは、はらがけ1まいの男の子である小助とそっくりです。
「びっくりした?」
タヌキは、この森にくる人間にばけてびっくりさせるのが大すきです。すると、小助は自分にばけたタヌキとおすもうをすることにしました。
「よいしょ! よいしょ!」
「う、うわわわわっ!」
赤ちゃんとは思えない小助の力で、小助にばけたタヌキは後ろにしりもちをついてしまいました。ふたたびけむりがあがると、タヌキはもとのすがたにもどりました。
「あれれ、もとにもどっちゃった」
小助にうまくばけたはずのタヌキでしたが、本ものの小助の力にはかないません。そんなタヌキをしり目に、キツネは自分の頭にはっぱをのせてばけようとします。
「ぼうや、おれがばけるのをよく見ておくんだぞ。これを見たら、おれがどれだけ上手なのかすぐ分かるぜ」
キツネがくるりと回ってけむりが上がると、小助はキツネがばけたそのすがたに思わずなき出しました。
「へへへ、のっぺらぼうだぞ~」
「う、うえええええええええええ~ん!」
あまりにもこわいのっぺらぼうに、小助はその場で手足をバタバタさせながらなきつづけています。のっぺらぼうは、さらにこわがらせようと小助を手でもち上げようとします。
「うえええええええ~ん! いやいやいや!」
のっぺらぼうは、大声でなくばかりの小助を目の前へかかえ上げました。小助は、手足を動かしながらいやがるしぐさを見せています。
「ほれほれ、この顔をよく見てごらん。へっへっへっへっへっ~」
「うっ、うっ、うえええええええええええ~んっ!」
のっぺらぼうの顔を見れば見るほど、小助は大きな声でなきながらこわがっています。赤ちゃんがなきさけぶようすに、のっぺらぼうがさらにこわがらせようとしたその時のことです。
「ジョパジョパジョパ、ジョパジョパジョジョジョジョジョジョ~ッ」
「うわっ、おしっこをおれの顔に……」
小助は、のっぺらぼうの顔に向かってげんきいっぱいのおしっこをしています。のっぺらぼうは、赤ちゃんのおしっこをかけられてたじろぐとそのままけむりにつつまれました。
「わわわっ! おれの体の上に乗るなって!」
「キャッキャッ! キャッキャッキャッ!」
もとのすがたにもどったキツネですが、自分の体に乗ったままで動き回る小助にすっかりまいってしまいました。
「ねえねえ、あそぼう! あそぼう!」
「やれやれ、このぼうやにはかなわないぜ」
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