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夏のぼうけんと小助くん
小助くんとこん虫たちのせかい(その2)
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小助たちは、てんとう虫とおわかれするとてっぺんまでのびている草の間をすすんでいます。ずっと同じけしきがつづく中、小助は強そうなこん虫と出会うのが今から楽しみでたまりません。
「かぶとむち(かぶと虫)! かぶとむち!」
長くつづいた草むらをようやく出ると、そこにはいろんな木がものすごく高いところに向かってのびています。そんな小助たちが目にしたのは、じめんでかぶと虫どうしがたたかっているすがたです。
「わあ~っ! おちゅもう(おすもう)! おちゅもう!」
よく見ると、2ひきのかぶと虫にはりっぱな角をどちらももっています。かぶと虫がおたがいにその角をつき合わせているその時のことです。
「おりゃあ~っ!」
「う、うわわっ!」
1ぴきのかぶと虫はわずかなすきをついて、自らの角であいてのかぶと虫をはねとばしました。いきなりのできごとに、まけたかぶと虫はとぼとぼとその場を後にしました。
そんなあいてのようすをよそに、かったばかりのかぶと虫は手前にある木に6本足をつかってのぼっています。しばらくのぼったところで止まると、かぶと虫はそのままのかっこうで何かしているようです。
これを見た小助は、すぐにその木へしがみつきながらのぼることにしました。そのとちゅうで目にしたのは、小助と同じくらいの大きさのかぶと虫のすがたです。
かぶと虫は、小助が自分のそばにくるとすぐに声をかけようとします。
「おっ、はじめて見る顔だな」
「ねえねえ! 何ちているの(何しているの)?」
「何って、じゅえきをすっているところだけど」
小助は、ふしぎそうな顔でかぶと虫を見つめています。なぜなら、かぶと虫がどうしてじゅえきをすっているのか小助はまったく分からないからです。
下のほうでは、どうぶつたちが小助とかぶと虫が話しているようすをじっとながめています。
「じゅえきって何のことかな?」
「う~ん、分からないよ」
こん虫は、ふしぎなことがいっぱいです。人間もどうぶつも、木のじゅえきがどういうものなのかはぜんぜん知りません。
かぶと虫のじゅえきをすっているところを見ながら、小助は自分がクマのお母さんのおっぱいをのんでいるときのことを思い出しています。そうするうちに、かぶと虫は木のじゅえきをすいおえたようです。
「ねえねえ! ねえねえ!」
「どうしたんだ?」
「おちゅもうちよう(おすもうしよう)! おちゅもうちよう!」
小助が、かぶと虫におすもうがしたいとかわいい声でおねだりしています。しかし、かぶと虫はおすもうがどんなものかさっぱり分かりません。
「おい、どこへ行くのか?」
「こっち! こっち!」
かぶと虫がぶつぶつ言う中、小助は一足先に大きな木からおりることにしました。じめんにもどった小助は、おすもうであいてに向かい合うようにかまえています。
「ぼうず、何やってるんだ」
「おちゅもう! おちゅもう! おちゅもう!」
おすもうがしたい小助のかわいいえがおに、かぶと虫はとまどいながらも小さい人間の子どもをあいてにすることにしました。
「かぶとむち(かぶと虫)! かぶとむち!」
長くつづいた草むらをようやく出ると、そこにはいろんな木がものすごく高いところに向かってのびています。そんな小助たちが目にしたのは、じめんでかぶと虫どうしがたたかっているすがたです。
「わあ~っ! おちゅもう(おすもう)! おちゅもう!」
よく見ると、2ひきのかぶと虫にはりっぱな角をどちらももっています。かぶと虫がおたがいにその角をつき合わせているその時のことです。
「おりゃあ~っ!」
「う、うわわっ!」
1ぴきのかぶと虫はわずかなすきをついて、自らの角であいてのかぶと虫をはねとばしました。いきなりのできごとに、まけたかぶと虫はとぼとぼとその場を後にしました。
そんなあいてのようすをよそに、かったばかりのかぶと虫は手前にある木に6本足をつかってのぼっています。しばらくのぼったところで止まると、かぶと虫はそのままのかっこうで何かしているようです。
これを見た小助は、すぐにその木へしがみつきながらのぼることにしました。そのとちゅうで目にしたのは、小助と同じくらいの大きさのかぶと虫のすがたです。
かぶと虫は、小助が自分のそばにくるとすぐに声をかけようとします。
「おっ、はじめて見る顔だな」
「ねえねえ! 何ちているの(何しているの)?」
「何って、じゅえきをすっているところだけど」
小助は、ふしぎそうな顔でかぶと虫を見つめています。なぜなら、かぶと虫がどうしてじゅえきをすっているのか小助はまったく分からないからです。
下のほうでは、どうぶつたちが小助とかぶと虫が話しているようすをじっとながめています。
「じゅえきって何のことかな?」
「う~ん、分からないよ」
こん虫は、ふしぎなことがいっぱいです。人間もどうぶつも、木のじゅえきがどういうものなのかはぜんぜん知りません。
かぶと虫のじゅえきをすっているところを見ながら、小助は自分がクマのお母さんのおっぱいをのんでいるときのことを思い出しています。そうするうちに、かぶと虫は木のじゅえきをすいおえたようです。
「ねえねえ! ねえねえ!」
「どうしたんだ?」
「おちゅもうちよう(おすもうしよう)! おちゅもうちよう!」
小助が、かぶと虫におすもうがしたいとかわいい声でおねだりしています。しかし、かぶと虫はおすもうがどんなものかさっぱり分かりません。
「おい、どこへ行くのか?」
「こっち! こっち!」
かぶと虫がぶつぶつ言う中、小助は一足先に大きな木からおりることにしました。じめんにもどった小助は、おすもうであいてに向かい合うようにかまえています。
「ぼうず、何やってるんだ」
「おちゅもう! おちゅもう! おちゅもう!」
おすもうがしたい小助のかわいいえがおに、かぶと虫はとまどいながらも小さい人間の子どもをあいてにすることにしました。
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