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小助くんと森のなかまたち
小助くんとお母さんのイモほり
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小助は、お母さんといっしょにイモばたけへやってきました。これから、小助にとって楽しみにしているイモほりを行います。
「わ~い! おイモ! おイモ!」
お母さんは、イモを入れるための竹かごを畑のそばへおいています。その間も、小助はイモほりがしたくてまちきれないようすです。
そんな時、ワン太がかけ足で畑の中へ入ってきました。ワン太は、小助のそばでうれしそうにしっぽをふっています。
「おイモ! おイモ!」
ワン太が、ここへやってきたのは自分もイモほりがしたいからです。イモ畑へ入る手前には、お母さん犬がワン太のようすをじっと見つめています。
そんな中、小助はりょう手をつかって土をほりつづけていると大きなイモが何本も出てきました。これを見て、小助は大よろこびではしゃいでいます。
「かあちゃ、こっち見て! こっち見て!」
「小助くん、大きなイモをほり出したね」
すると、ワン太が小助と同じように畑の中をほろうとしています。いっしょうけんめいにほりつづけると、土の中からイモが見えてきました。
小助がそのイモをとり出すと、ワン太は早く食べたいとしっぽをふっています。ワン太のうれしそうな顔を見て、小助はワン太にイモを1つあたえることにしました。
「おイモ、おいちい(おいしい)! おいちい!」
ワン太がおいしそうに食べている間、小助はお母さんと2人で畑からイモをつぎつぎとほり出しています。小助は、お母さんの前でとり出したばかりの大きなイモをなんども見せています。
「小助くん、いっぱいほることができたね」
「おイモ! おイモ! おイモ!」
小助は、イモを早く食べたいとお母さんのそばでピョンピョンとびはねています。畑の中では、お母さん犬がワン太の食べきれないイモをぜんぶ食べているところです。
竹かごの中にイモをすべて入れると、小助はそれをかついで家のほうへもどっていきます。体が小さくても、小助は力もちなのでおもいものをもち上げることができます。
「帰ったら、やきイモにするからちょっとまってね」
「やきイモ! やきイモ! やきイモ!」
しばらくすると、お母さんはやきイモができたので小助をよびに外へ出ました。外のほうでは、小助がワン太といっしょにかけっこをしています。
お母さんの声に、小助はすぐにやきイモを口の中へほおばっています。あまりのおいしさに、小助は大きなイモをつぎつぎと食べつづけています。
「小助くん、おいしいかな?」
「おいちい(おいしい)! おいちい!」
小助は、大きなイモを食べるたびにかわいいえがおを見せています。そして、うれしさのあまりに足をピョンピョンはねながら空中にとび上がった時のことです。
「プッ! プウ~っ! プウウウウウウウウウ~ッ!」
いきおいよくとび上がった小助は、でっかいおならを3回もつづけて出てしまいました。そのおならは、イモをいっぱい食べたばかりとあって元気いっぱいです。
「小助くん、おならいっぱい出ちゃったね」
「てへへ、おなら出ちゃった」
小助は、おならが出ちゃってもいつも通りの明るいえがおであることにかわりありません。いつも元気な小助のすがたに、お母さんもやさしい顔つきで見つめています。
「わ~い! おイモ! おイモ!」
お母さんは、イモを入れるための竹かごを畑のそばへおいています。その間も、小助はイモほりがしたくてまちきれないようすです。
そんな時、ワン太がかけ足で畑の中へ入ってきました。ワン太は、小助のそばでうれしそうにしっぽをふっています。
「おイモ! おイモ!」
ワン太が、ここへやってきたのは自分もイモほりがしたいからです。イモ畑へ入る手前には、お母さん犬がワン太のようすをじっと見つめています。
そんな中、小助はりょう手をつかって土をほりつづけていると大きなイモが何本も出てきました。これを見て、小助は大よろこびではしゃいでいます。
「かあちゃ、こっち見て! こっち見て!」
「小助くん、大きなイモをほり出したね」
すると、ワン太が小助と同じように畑の中をほろうとしています。いっしょうけんめいにほりつづけると、土の中からイモが見えてきました。
小助がそのイモをとり出すと、ワン太は早く食べたいとしっぽをふっています。ワン太のうれしそうな顔を見て、小助はワン太にイモを1つあたえることにしました。
「おイモ、おいちい(おいしい)! おいちい!」
ワン太がおいしそうに食べている間、小助はお母さんと2人で畑からイモをつぎつぎとほり出しています。小助は、お母さんの前でとり出したばかりの大きなイモをなんども見せています。
「小助くん、いっぱいほることができたね」
「おイモ! おイモ! おイモ!」
小助は、イモを早く食べたいとお母さんのそばでピョンピョンとびはねています。畑の中では、お母さん犬がワン太の食べきれないイモをぜんぶ食べているところです。
竹かごの中にイモをすべて入れると、小助はそれをかついで家のほうへもどっていきます。体が小さくても、小助は力もちなのでおもいものをもち上げることができます。
「帰ったら、やきイモにするからちょっとまってね」
「やきイモ! やきイモ! やきイモ!」
しばらくすると、お母さんはやきイモができたので小助をよびに外へ出ました。外のほうでは、小助がワン太といっしょにかけっこをしています。
お母さんの声に、小助はすぐにやきイモを口の中へほおばっています。あまりのおいしさに、小助は大きなイモをつぎつぎと食べつづけています。
「小助くん、おいしいかな?」
「おいちい(おいしい)! おいちい!」
小助は、大きなイモを食べるたびにかわいいえがおを見せています。そして、うれしさのあまりに足をピョンピョンはねながら空中にとび上がった時のことです。
「プッ! プウ~っ! プウウウウウウウウウ~ッ!」
いきおいよくとび上がった小助は、でっかいおならを3回もつづけて出てしまいました。そのおならは、イモをいっぱい食べたばかりとあって元気いっぱいです。
「小助くん、おならいっぱい出ちゃったね」
「てへへ、おなら出ちゃった」
小助は、おならが出ちゃってもいつも通りの明るいえがおであることにかわりありません。いつも元気な小助のすがたに、お母さんもやさしい顔つきで見つめています。
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