220 / 347
春の山おくはにぎやか
クマとオオカミのお母さんにあまえる小助くん
しおりを挟む
春になって、山おくにつもっていた雪もしだいにとけるようになってきました。
そんな中、小助とワン太はどうぶつたちといっしょにあそぼうと森の中へかけ足で走っています。小助たちの目の先には、お母さんグマのそばにいる子グマたちのすがたが見えてきました。
「いっちょにあちょぼう(いっしょにあそぼう)! いっちょにあちょぼう!」
「ぼくたちも会いたかったよ!」
小助たちは、冬ごもりから出てきた2ひきの子グマと顔を合わせるとさっそくあそびはじめました。子みんなでがじゃれ合うようにあそんでいるようすは、そばにいるお母さんグマにもつたわっています。
「ふふふ、みんながここで会うのはひさしぶりだものね」
冬ごもりの間、小助たちはクマの親子に会うことはできません。同じように、子グマたちも雪のつもる外へ出ることはできません。
だからこそ、ここでふたたびあそべるのが子どもたちにとってとてもうれしいのです。
そんな小助たちのところへ、オオカミの親子がそばへやってきました。ちびっこオオカミたちもくわわって、森の中はさらににぎやかになってきました。
「キャッキャッ、キャッキャッキャッ」
小助たちはでんぐりがえしをしたり、かけっこをしたりと楽しそうなえがおを見せながらあそびつづけています。
しばらくすると、クマとオオカミのお母さんたちが子どもたちに声をかけました。その声が耳に入ると、子どもたちはすぐにお母さんのそばへきました。
小助たちは、お母さんたちの前でいつものことばであまえようとしています。
「おっぱい! おっぱい! おっぱい!」
「あらあら、しょうがないわね。さあ、こっちへおいで」
こうして、小助は子グマたちとともにお母さんグマのおっぱいをのみはじめました。すぐとなりでは、お母さんオオカミのおっぱいをちびっこオオカミといっしょにのんでいるワン太のすがたがあります。
「いっぱいのんで、すくすくと大きくなろうね」
お母さんグマは、おっぱいをのみつづける小助や子グマのかわいい顔をやさしそうに見つめています。ワン太のほうも、お母さんオオカミのやさしさにかこまれながらおっぱいをのんでいます。
そうするうちに、子どもたちはどうぶつのお母さんのおっぱいをのみおえることになりました。けれども、小助がおっぱいをのむのはお母さんグマだけではありません。
小助がお母さんグマからはなれると、こんどはお母さんオオカミのそばへやってきました。オオカミのお母さんは、小助の元気でかわいい声にやさしいことばをかけようとしています。
「おっぱい! おっぱい!」
「ふふふ、おっぱいをのみたいのかな?」
「うん!」
お母さんオオカミは、小助が自分のおっぱいをのんでいるようすをほほえましそうに見つめています。小助がいつもわんぱくで元気なのは、どうぶつたちのおっぱいをたくさんのんでいるおかげです。
そのころ、お母さんグマは子グマたちをだっこしています。子グマたちは、自分のお母さんにだっこされてとてもうれしそうなえがおを見せています。
小助は、オオカミのお母さんのおっぱいをのみおわるとお母さんグマのそばでじっとまっています。
「ぼうや、もうちょっとここでまってね」
お母さんグマは、子グマたちのだっこがおわるとすぐにこすけをりょう手でだくことにしました。
「わ~い! だっこ! だっこ!」
小助は、クマのお母さんにだかれながらうれしそうにわらっています。お母さんグマのほうも、はらがけ1まいで元気いっぱいの小助を自分の目の前へだき上げています。
「だっこ! だっこ! だっこ!」
クマのお母さんが、うれしそうにわらい声を上げている小助のすがたをやさしく見まもっているその時のことです。
「ジョパジョパジョパ、ジョパジョパジョジョジョジョジョジョ~ッ」
「わっ!」
小助は、お母さんグマの顔に向かっておしっこをいきおいよくめいちゅうさせてしまいました。いきなりのことに、お母さんグマも思わずびっくりしています。
「キャッキャッ、キャッキャッキャッ」
「ふふふ、ぼうやはおしっこするのも元気いっぱいだね」
お母さんグマは、おっぱいをたくさんのんでおしっこをした小助のえがおを見ながらほほえんでいます。
そんな中、小助とワン太はどうぶつたちといっしょにあそぼうと森の中へかけ足で走っています。小助たちの目の先には、お母さんグマのそばにいる子グマたちのすがたが見えてきました。
「いっちょにあちょぼう(いっしょにあそぼう)! いっちょにあちょぼう!」
「ぼくたちも会いたかったよ!」
小助たちは、冬ごもりから出てきた2ひきの子グマと顔を合わせるとさっそくあそびはじめました。子みんなでがじゃれ合うようにあそんでいるようすは、そばにいるお母さんグマにもつたわっています。
「ふふふ、みんながここで会うのはひさしぶりだものね」
冬ごもりの間、小助たちはクマの親子に会うことはできません。同じように、子グマたちも雪のつもる外へ出ることはできません。
だからこそ、ここでふたたびあそべるのが子どもたちにとってとてもうれしいのです。
そんな小助たちのところへ、オオカミの親子がそばへやってきました。ちびっこオオカミたちもくわわって、森の中はさらににぎやかになってきました。
「キャッキャッ、キャッキャッキャッ」
小助たちはでんぐりがえしをしたり、かけっこをしたりと楽しそうなえがおを見せながらあそびつづけています。
しばらくすると、クマとオオカミのお母さんたちが子どもたちに声をかけました。その声が耳に入ると、子どもたちはすぐにお母さんのそばへきました。
小助たちは、お母さんたちの前でいつものことばであまえようとしています。
「おっぱい! おっぱい! おっぱい!」
「あらあら、しょうがないわね。さあ、こっちへおいで」
こうして、小助は子グマたちとともにお母さんグマのおっぱいをのみはじめました。すぐとなりでは、お母さんオオカミのおっぱいをちびっこオオカミといっしょにのんでいるワン太のすがたがあります。
「いっぱいのんで、すくすくと大きくなろうね」
お母さんグマは、おっぱいをのみつづける小助や子グマのかわいい顔をやさしそうに見つめています。ワン太のほうも、お母さんオオカミのやさしさにかこまれながらおっぱいをのんでいます。
そうするうちに、子どもたちはどうぶつのお母さんのおっぱいをのみおえることになりました。けれども、小助がおっぱいをのむのはお母さんグマだけではありません。
小助がお母さんグマからはなれると、こんどはお母さんオオカミのそばへやってきました。オオカミのお母さんは、小助の元気でかわいい声にやさしいことばをかけようとしています。
「おっぱい! おっぱい!」
「ふふふ、おっぱいをのみたいのかな?」
「うん!」
お母さんオオカミは、小助が自分のおっぱいをのんでいるようすをほほえましそうに見つめています。小助がいつもわんぱくで元気なのは、どうぶつたちのおっぱいをたくさんのんでいるおかげです。
そのころ、お母さんグマは子グマたちをだっこしています。子グマたちは、自分のお母さんにだっこされてとてもうれしそうなえがおを見せています。
小助は、オオカミのお母さんのおっぱいをのみおわるとお母さんグマのそばでじっとまっています。
「ぼうや、もうちょっとここでまってね」
お母さんグマは、子グマたちのだっこがおわるとすぐにこすけをりょう手でだくことにしました。
「わ~い! だっこ! だっこ!」
小助は、クマのお母さんにだかれながらうれしそうにわらっています。お母さんグマのほうも、はらがけ1まいで元気いっぱいの小助を自分の目の前へだき上げています。
「だっこ! だっこ! だっこ!」
クマのお母さんが、うれしそうにわらい声を上げている小助のすがたをやさしく見まもっているその時のことです。
「ジョパジョパジョパ、ジョパジョパジョジョジョジョジョジョ~ッ」
「わっ!」
小助は、お母さんグマの顔に向かっておしっこをいきおいよくめいちゅうさせてしまいました。いきなりのことに、お母さんグマも思わずびっくりしています。
「キャッキャッ、キャッキャッキャッ」
「ふふふ、ぼうやはおしっこするのも元気いっぱいだね」
お母さんグマは、おっぱいをたくさんのんでおしっこをした小助のえがおを見ながらほほえんでいます。
0
あなたにおすすめの小説
14歳で定年ってマジ!? 世界を変えた少年漫画家、再起のノート
谷川 雅
児童書・童話
この世界、子どもがエリート。
“スーパーチャイルド制度”によって、能力のピークは12歳。
そして14歳で、まさかの《定年》。
6歳の星野幸弘は、将来の夢「世界を笑顔にする漫画家」を目指して全力疾走する。
だけど、定年まで残された時間はわずか8年……!
――そして14歳。夢は叶わぬまま、制度に押し流されるように“退場”を迎える。
だが、そんな幸弘の前に現れたのは、
「まちがえた人間」のノートが集まる、不思議な図書室だった。
これは、間違えたままじゃ終われなかった少年たちの“再スタート”の物語。
描けなかった物語の“つづき”は、きっと君の手の中にある。
はじめて言葉を話した青年
藤本夏実
絵本
言葉はどうやってうまれたかを考えたことはありますか?言葉の起源を考え、人との交わり方を気にしながら、書きました。はじめて言葉を話しだしたら、こんな感じかなと思います。
まほうのマカロン
もちっぱち
絵本
ちいさなおんなのこは
貧しい家庭で暮らしていました。
ある日、おんなのこは森に迷い込み、
優しいおばあちゃんに出会います。
おばあちゃんは特別なポットから
美味しいものが出てくる呪文を教え、
おんなのこはわくわくしながら帰宅します。
おうちに戻り、ポットの呪文を唱えると、
驚くべき出来事が待っていました
宇宙人は恋をする!
山碕田鶴
児童書・童話
【第2回きずな児童書大賞/奨励賞を受賞しました。ありがとうございました。】
私が呼んでいると勘違いして現れて、部屋でアイスを食べている宇宙人・銀太郎(仮名)。
全身銀色でツルツルなのがキモチワルイ。どうせなら、大大大好きなアイドルの滝川蓮君そっくりだったら良かったのに。……え? 変身できるの?
中学一年生・川上葵とナゾの宇宙人との、家族ぐるみのおつきあい。これは、国家機密です⁉
(表紙絵:山碕田鶴/人物色塗りして下さった「ごんざぶろ」様に感謝)
冒険者ではない、世界一のトレジャーハンターになる!
克全
児童書・童話
「第1回きずな児童書大賞参加作」宝船竜也は先祖代々宝探しに人生を賭けるトレジャーハンターの家に生まれた。竜也の夢は両親や祖父母のような世界1番のトレジャーハンターになる事だ。だが41年前、曾祖父が現役の時代に、世界に突然ダンジョンが現れた。ダンジョンの中でだけレベルアップしたり魔術が使えたりする上に、現れるモンスターを倒すと金銀財宝貴金属を落とす分かって、世は大ダンジョン時代となった。その時代に流行っていたアニメやラノベの影響で、ダンジョンで一攫千金を狙う人たちは冒険者と呼ばれるようになった。だが、宝船家の人たちは頑なに自分たちはトレジャーハンターだと名乗っていた。
瑠璃の姫君と鉄黒の騎士
石河 翠
児童書・童話
可愛いフェリシアはひとりぼっち。部屋の中に閉じ込められ、放置されています。彼女の楽しみは、窓の隙間から空を眺めながら歌うことだけ。
そんなある日フェリシアは、貧しい身なりの男の子にさらわれてしまいました。彼は本来自分が受け取るべきだった幸せを、フェリシアが台無しにしたのだと責め立てます。
突然のことに困惑しつつも、男の子のためにできることはないかと悩んだあげく、彼女は一本の羽を渡すことに決めました。
大好きな友達に似た男の子に笑ってほしい、ただその一心で。けれどそれは、彼女の命を削る行為で……。
記憶を失くしたヒロインと、幸せになりたいヒーローの物語。ハッピーエンドです。
この作品は、他サイトにも投稿しております。
表紙絵は写真ACよりチョコラテさまの作品(写真ID:249286)をお借りしています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる