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第1章
個性
しおりを挟むやっぱり自己紹介は平民の人たちが最初のようだ。
そこからだんだんと上がって行くのかな?
多分そうだろう。
それにしても、流石というかなんというか個性的な人が沢山いる。
ついさっきなんてなのです口調の奴が居たからね。
濃すぎるだろう。
もしかしてこの学校の人たちはみんなこんなにキャラが濃いのか?
そしたらいろんな意味で大変そう(教師が主に)。
あ、でも名前と顔を覚えるのは楽そうだな。
そこだけしか良いところ無さそうだけど。
さぁーて、どんな子が居るのかな?
なんとかの法則に従って右から、いや、左だっけかなぁ?
忘れたから適当に後ろから見てみよう!
誰かがまた自己紹介をしているが、その内覚えると思うので右から左へと聞き流す。
あれ?廊下の近くにあの凄い頭を振っていた子が居るぞ。
うーん、一々凄い頭を振っていた子と言うのも面倒くさいし、彼女のことは取り敢えず頭振り子さんと呼ぼう。
本名が解ったらそっちに変えるし、心の中でしか言わないからこれで大丈夫だろう。
ネーミングセンスが残念なのは私知ってるし。
ただ、頭振り子さんはこのあだ名の所為で残念な子に見られそうなので、容姿の方もちゃんと見ていこう。
頭にしか注目していなかったけど、かなり所作が綺麗だ。
良い所のお嬢様っぽい感じ。
銀色のサラサラした腰位の髪は片側の一部分が結い込まれている。
瞳はまるで氷の様な青色、オマケにロリコン以外が喜びそうな体つきだ。
いいな~いいな~
私もそんなナイスバディに成りたかったな。
きつい顔立ちだけど、それでデレられたら堪らないぜ!
ぐへへへ
ねこみたいだし、お話ししたいなぁ~
熱視線でも送ってみるか?
あ!
今日ずっこけてた桃色髪ちゃんも居る!
あの子にメイド服を着させてご用件は何でしょうか?ご主人様、と言わせてみたい。
でもなんであそこで転んでいたんだろう?
不思議だ。
そんな事を考えているうちに私の番が近づいて来た。
因みに桃色髪ちゃんの名前はリリーちゃんでした!
名前も容姿と同じで可愛い感じだった。
まだ頭振り子さんは自己紹介をしていない。
ついさっき私の隣の席の人が終わったので、ここから先はお貴族様だ。
つまり、頭振り子さんはお貴族様なのだ。
それもかなり上の。
だからなんだという話だが、言いたかった。
ただそれだけ。
唐突だが、私は騎士爵だ。
二回言おう、私は騎士爵だ。
つまり、私が一番階級的には下だから、ナウで言わなければならない。
ナウ=今。
お分かりだろうか。
今、私は全生徒ーと言っても1クラスだし、見てない奴もいるがーに注目されている。
いやぁ、そんなに注目されても何も出ませんよ~。
先生まで私に熱視線を送って来ている。
今まで様々な視線に晒されてきたが、こういう意味合いでの視線はこちらの世界では初めてだ。
照れるわ~。
人気者になった気分を味わえた気がする。
いや実際人気者ですよ?うん。
ただ、ちょっと姿が秘密ってだけで。
そうすると、私を見かけても誰も何の反応も示さないから普通に生活ができるというのは知ってる。
それには感謝している。
だが、それとは別にもうちょい色んな人に反応を示されたい。
どれだけ頑張っても一部の人しか褒めてくれない。
何でだろう、悲しくなって来た。
何故に入学初日から暗い気分にならなきゃいけないんだ。
解せぬ。
さて、そろそろ現実的にも精神的にも辛いので始めますか。
あれ?これって立つんだっけ?覚えて無いや。
普通なら立ってやるけど、階級差がある世界だ。
案外座ってやるのかも。
よし、それじゃあ座って始めるか!
取り敢えず辺りを見回す。
私の席は窓がお隣さんで、後ろには謎に威圧感のある男子生徒が居る。
威圧感のある男子生徒が一番後ろだ。
あだ名は何にしようか…。
迷う所だ。
って、そんな事よりも自己紹介をしなければ!
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