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第二章
冒険者の店
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居住地区。そこは比較的平民が多く住んでいる地区で、家を守る女たちが家事に勤しみ、ときにはご近所の噂をする場所となっている。
神殿地区の貴族の家に使用人として働きに行く女性や、商業地区へ稼ぎに行く男性が多く、昼間は他の地区に比べて静かな場所である。
その中心部、円形の小さな広間を取り巻く建物の一つが、ここ最近話題となっている豪傑の虎亭だ。
ここの店主であるファム=レルゴスは、街で唯一の猫族の貴族で、有能な男性だとささやかれていた。
なんでも異様な風格が漂っているらしく、街のどんな強者であっても彼には従ってしまうのだとかなんとか……。
「やあ、いらっしゃい。もしかして新しいうちの冒険者さんかい?」
入ってすぐ、三人は目を見張った。猫族が店をやっているのが珍しいからというだけではない。
小さな三角を描くモフモフの耳。ピンと張られた長いヒゲに、ほわほわしたキュートなしっぽ。思わず触りたくなるような美しくやわらかい毛並みがとにかく魅惑的なのだ。
しかし同時に、落ち着いた爽やかな声にタキシードを着こなした姿はまさに紳士的な風格を見せ、甘さとビターな装いが絶妙なバランスを保っている。
「あれ? 違ったかな。何にせよ、まずはそこの椅子に座ってくつろいで」
「ありがとうございます。私はアロイス ダルクールと申します。今日からこちらでお世話になる冒険者です」
「ああ、やっぱりそうなんだね。歓迎するよ。そちらの方々もどうぞよろしく」
ほわほわした毛に見とれながら、木製の上質なカウンター越しに各々自己紹介を済ませると、彼が店におけるルールや規則を一通り説明していく。
宿代は一人当たり一泊で20ナッシュと格安の代わりに、食事は別料金。部屋の掃除は特に要望が無ければ毎日行われるが、その料金は発生しない。依頼については基本的に早い者勝ち。ただし実力が見合わないと判断したときは例外となる。
そして最後に、大きな問題を起こした場合は強制退去もあり得るので肝に銘じること……などなど想像できる範疇の内容を丁寧に伝えた後、彼は三角の耳をピコピコっと動かしてにっこりと微笑んだ。
「さあ、堅苦しい話はこれくらいにして、歓迎パーティの話をしよう。実はこの店専属の冒険者になってくれた君たちにはお祝いをしようと思っていてね。他の専属冒険者との顔合わせも兼ねているから、できればみんなに参加してもらいたいんだ」
あ、そうそうと彼は言葉を付け足して小さなベルをそっと鳴らすと、店の裏の方からガサゴソと音が聞こえてきた。出てきた人物は遠慮がちにカウンターへやってきて、ファムの隣に間を空けて控えた。
「彼女はここの雑務を担当してくれるミアだよ」
「ミア クレピオスと言います。どうぞよろしくお願いします」
ピンクを基調としたエプロンに、白い布地で髪を留めた服装はおなじみのもの。だがその顔立ちはやや幼めで、明らかに緊張して引きつっていた。
マデリエネはそんな時期もあったと思いかけたが、やはりそんな時期などはなかった。彼女がミアと同じくらいの年齢のときには既に他人の金庫を漁り、どれだけの儲けが出そうか計算していたはずだ。
元盗人の自分と使用人のミア。一体どちらの境遇がいいかと問い直してみるが、仮に選べたとしても結局同じことになりそうな予感がした。
お金に困って人の世話をするくらいなら、いっそのこと他人の物でも盗み取って気ままに生きたいと思うだろう。
自分の逞しさはれっきとした長所だと思う反面、何か良くないことのような気もしていて、今でも複雑な心境だった。
「彼女は控えめな子でね。君たちの部屋の掃除や必要なときには食事の用意もしてくれるから、是非とも大事にしてあげてね」
彼の言葉と共にペコリと頭を下げるミアはとても律義で微笑ましい。そんな彼女を見て、自分のくだらないプライドのためにこの純粋な子を邪険に扱うことはしないとマデリエネは心に決めたのだった。
店には既に二組の冒険者パーティが専属として店に泊まっていた、はずだったが、ファムの話では最近高ランクのパーティが大都市へ移動していったそうで、今はDランクのパーティ一組だけが寝泊まりしているらしい。
ところがその“火氷風雷”というパーティ、何やら小さな農村で依頼を達成した後の帰り道、群れからはぐれたと思われる一匹のハーピィが高価な装飾品を身に付けて飛んでいるのを見つけたらしく、それを打ち落として奪った装飾品を今、商業地区で換金していると言うのだ。
ちなみにこのハーピィというのは、白い翼を持った鳥のような見た目をしていて、集団で巣を作り山や森に棲んでいる魔物のことである。よほどのことが無ければ人が住む都市や村の近くにはやってこないと言われているため、人里付近では目撃されること自体が希であった。
「魔物が高価な装飾品か。何か訳ありじゃないのか?」
ザルムが好奇心に駆られながらも警戒するかのように言ってみる。ファムはそれをお見通しのようで、ヒゲをピクリと反応させてザルムを横目で流し見た。
「興味あるのかい? はぐれたハーピィに冒険者が襲われたとかそんなところだと思うよ」
「そういうもんか」
「そういうものだよ。そんなことよりも、君たちは戦士ギルドや魔術師ギルドなんかに入るつもりはないのかい?」
ザルムが全く考えていなかったという顔をしてしまったのをごまかすように、アロイスが素早く先手を打った。
「ザルムさんは竜族独特の剣技を持っていますから、ギルドに入ると良い影響はないかもしれません。私自身も融通が利きにくくなるのでギルドへの加入は考えていませんね」
「私も斥候ギルドとかそういうのは勘弁だわ。そんな時間があったら自分で外に出て訓練した方がマシよ」
三人にはそれぞれ他にも加入したくない理由があるが、それは言わない方が賢明だと話し合ったばかりだ。ファムはミアに何かを指示して買い物に行かせると、カウンターを肘の支えにして頬杖をつく。
「そうなんだ。でも評判に関わってくるし、ギルド主催の技能検定は受けてね」
「ええ、それはもちろんそのつもりです。仕事が無いのは困りますから」
「そ、そうだな」
ザルムは何も知らないクチである。どうしようかと彼が思っていたときに良いタイミングで助けが来た。換金しに行っていた例のパーティが帰ってきたのだ。
ホクホク顔の彼らは新人三人を見てお客さんかとファムに尋ねると、ファムはうちの新しい冒険者だよと紹介してくれた。
上機嫌の彼らは戦士風の男性、魔術師風の女性、斥候風の男性に、神官風の女性というバランスの取れていそうな編成で、それぞれがよろしくと言いながら握手を交わしてくれていた。感じの良さそうな先輩たちである。
その一人、ベリウスと名乗った大剣の持ち主は、ザルムを戦士と見るやいなや、彼の肩に手を置いたまま、まずは戦士同士で話をしようとザルムを誘拐の如く連れ去ってしまった。何だか申し訳ないとでも言うように、レンジャーのモレノと神官のリュドミーラは曖昧に笑うが、魔術師のカティだけは一味違う。
待ってダーリンと言いながら、その横を走り去ってベリウスたちを追いかけて行ってしまったのだ。
「……実にユニークなお仲間ね」
呆れた様子でそう言うマデリエネに、もはや返す言葉もない仲間たちであった。
神殿地区の貴族の家に使用人として働きに行く女性や、商業地区へ稼ぎに行く男性が多く、昼間は他の地区に比べて静かな場所である。
その中心部、円形の小さな広間を取り巻く建物の一つが、ここ最近話題となっている豪傑の虎亭だ。
ここの店主であるファム=レルゴスは、街で唯一の猫族の貴族で、有能な男性だとささやかれていた。
なんでも異様な風格が漂っているらしく、街のどんな強者であっても彼には従ってしまうのだとかなんとか……。
「やあ、いらっしゃい。もしかして新しいうちの冒険者さんかい?」
入ってすぐ、三人は目を見張った。猫族が店をやっているのが珍しいからというだけではない。
小さな三角を描くモフモフの耳。ピンと張られた長いヒゲに、ほわほわしたキュートなしっぽ。思わず触りたくなるような美しくやわらかい毛並みがとにかく魅惑的なのだ。
しかし同時に、落ち着いた爽やかな声にタキシードを着こなした姿はまさに紳士的な風格を見せ、甘さとビターな装いが絶妙なバランスを保っている。
「あれ? 違ったかな。何にせよ、まずはそこの椅子に座ってくつろいで」
「ありがとうございます。私はアロイス ダルクールと申します。今日からこちらでお世話になる冒険者です」
「ああ、やっぱりそうなんだね。歓迎するよ。そちらの方々もどうぞよろしく」
ほわほわした毛に見とれながら、木製の上質なカウンター越しに各々自己紹介を済ませると、彼が店におけるルールや規則を一通り説明していく。
宿代は一人当たり一泊で20ナッシュと格安の代わりに、食事は別料金。部屋の掃除は特に要望が無ければ毎日行われるが、その料金は発生しない。依頼については基本的に早い者勝ち。ただし実力が見合わないと判断したときは例外となる。
そして最後に、大きな問題を起こした場合は強制退去もあり得るので肝に銘じること……などなど想像できる範疇の内容を丁寧に伝えた後、彼は三角の耳をピコピコっと動かしてにっこりと微笑んだ。
「さあ、堅苦しい話はこれくらいにして、歓迎パーティの話をしよう。実はこの店専属の冒険者になってくれた君たちにはお祝いをしようと思っていてね。他の専属冒険者との顔合わせも兼ねているから、できればみんなに参加してもらいたいんだ」
あ、そうそうと彼は言葉を付け足して小さなベルをそっと鳴らすと、店の裏の方からガサゴソと音が聞こえてきた。出てきた人物は遠慮がちにカウンターへやってきて、ファムの隣に間を空けて控えた。
「彼女はここの雑務を担当してくれるミアだよ」
「ミア クレピオスと言います。どうぞよろしくお願いします」
ピンクを基調としたエプロンに、白い布地で髪を留めた服装はおなじみのもの。だがその顔立ちはやや幼めで、明らかに緊張して引きつっていた。
マデリエネはそんな時期もあったと思いかけたが、やはりそんな時期などはなかった。彼女がミアと同じくらいの年齢のときには既に他人の金庫を漁り、どれだけの儲けが出そうか計算していたはずだ。
元盗人の自分と使用人のミア。一体どちらの境遇がいいかと問い直してみるが、仮に選べたとしても結局同じことになりそうな予感がした。
お金に困って人の世話をするくらいなら、いっそのこと他人の物でも盗み取って気ままに生きたいと思うだろう。
自分の逞しさはれっきとした長所だと思う反面、何か良くないことのような気もしていて、今でも複雑な心境だった。
「彼女は控えめな子でね。君たちの部屋の掃除や必要なときには食事の用意もしてくれるから、是非とも大事にしてあげてね」
彼の言葉と共にペコリと頭を下げるミアはとても律義で微笑ましい。そんな彼女を見て、自分のくだらないプライドのためにこの純粋な子を邪険に扱うことはしないとマデリエネは心に決めたのだった。
店には既に二組の冒険者パーティが専属として店に泊まっていた、はずだったが、ファムの話では最近高ランクのパーティが大都市へ移動していったそうで、今はDランクのパーティ一組だけが寝泊まりしているらしい。
ところがその“火氷風雷”というパーティ、何やら小さな農村で依頼を達成した後の帰り道、群れからはぐれたと思われる一匹のハーピィが高価な装飾品を身に付けて飛んでいるのを見つけたらしく、それを打ち落として奪った装飾品を今、商業地区で換金していると言うのだ。
ちなみにこのハーピィというのは、白い翼を持った鳥のような見た目をしていて、集団で巣を作り山や森に棲んでいる魔物のことである。よほどのことが無ければ人が住む都市や村の近くにはやってこないと言われているため、人里付近では目撃されること自体が希であった。
「魔物が高価な装飾品か。何か訳ありじゃないのか?」
ザルムが好奇心に駆られながらも警戒するかのように言ってみる。ファムはそれをお見通しのようで、ヒゲをピクリと反応させてザルムを横目で流し見た。
「興味あるのかい? はぐれたハーピィに冒険者が襲われたとかそんなところだと思うよ」
「そういうもんか」
「そういうものだよ。そんなことよりも、君たちは戦士ギルドや魔術師ギルドなんかに入るつもりはないのかい?」
ザルムが全く考えていなかったという顔をしてしまったのをごまかすように、アロイスが素早く先手を打った。
「ザルムさんは竜族独特の剣技を持っていますから、ギルドに入ると良い影響はないかもしれません。私自身も融通が利きにくくなるのでギルドへの加入は考えていませんね」
「私も斥候ギルドとかそういうのは勘弁だわ。そんな時間があったら自分で外に出て訓練した方がマシよ」
三人にはそれぞれ他にも加入したくない理由があるが、それは言わない方が賢明だと話し合ったばかりだ。ファムはミアに何かを指示して買い物に行かせると、カウンターを肘の支えにして頬杖をつく。
「そうなんだ。でも評判に関わってくるし、ギルド主催の技能検定は受けてね」
「ええ、それはもちろんそのつもりです。仕事が無いのは困りますから」
「そ、そうだな」
ザルムは何も知らないクチである。どうしようかと彼が思っていたときに良いタイミングで助けが来た。換金しに行っていた例のパーティが帰ってきたのだ。
ホクホク顔の彼らは新人三人を見てお客さんかとファムに尋ねると、ファムはうちの新しい冒険者だよと紹介してくれた。
上機嫌の彼らは戦士風の男性、魔術師風の女性、斥候風の男性に、神官風の女性というバランスの取れていそうな編成で、それぞれがよろしくと言いながら握手を交わしてくれていた。感じの良さそうな先輩たちである。
その一人、ベリウスと名乗った大剣の持ち主は、ザルムを戦士と見るやいなや、彼の肩に手を置いたまま、まずは戦士同士で話をしようとザルムを誘拐の如く連れ去ってしまった。何だか申し訳ないとでも言うように、レンジャーのモレノと神官のリュドミーラは曖昧に笑うが、魔術師のカティだけは一味違う。
待ってダーリンと言いながら、その横を走り去ってベリウスたちを追いかけて行ってしまったのだ。
「……実にユニークなお仲間ね」
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