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精霊王救出編
旅前の1週間
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あれからあっという間に1週間が過ぎて、お父様と精霊王探しに出発する日がやってきた。
昨日は今日の出発のために準備をするんだと思ってたけどそんなことは無かった。そういうことは全てマリアとメリアがやってくれたからある。というより、やろうと思ったらもう終わってた… いつの間にか終わってたのである。
でも、私だって何もやらなかった訳じゃないんだよ?
まず、勉強と剣術が再開のお許しが出たので、お兄様と一緒に勉強や剣の打ち合いをした。そして、その時間以外は精霊の封印を解いた。
そう、私の1週間は結構ハードなスケジュールだったのである。
私の旅までの1週間は、もともと病み上がりということで部屋に閉じ込められる予定だった。しかし、悪いところはないし、なんなら力が有り余っている状態である。そのため、1日目はバレないように自室で隠れて棒を振っていた。素振りの練習だね。
しかし、どこからその事が漏れたのか、お兄様が「今日は僕と一緒に打ち合いをしよう」といって2日目から私に付き合ってくれるようになり、それは2日で親にバレた。
それからは、察していたのか隠れてやられるくらいならということから、4日目から親公認で勉強と運動を再開した。
実は、私が寝込んでいた間は、お兄様も勉強に身が入らなかったようでお休みになっていたらしく、私の意識が戻ってからお兄様だけ先に再開していた。そして、親公認となったためお兄様に「一緒に勉強しましょう!」と言うと、嬉しそうにしながら「僕が先に習ってたところ教えてあげるね?」といって丁寧に教えてくれ、再びお兄様と一緒に家庭教師からの指導を受け始めた。
ちなみにこの世界の学問は思ったより発展しているらしく、今は中学3年でやった2次方程式をしている。そして、理科と国語はなく、外国語では他国の言語を学び、歴史ではこの国の歴史と世界の歴史を学んでいる。学園に行くのにどのくらいの知識がいるのか分からないけど、結構進んでるよね??
私は大学に通いながらも勉強が決して得意というものではなく、特に歴史などの暗記系が大の苦手だった。そして、歴史の授業の中では歴代の王の名前と行ったこと。他国の名前と特徴を暗記する。マナーでは貴族名鑑の丸暗記が求められた。
想像するだけで恐ろしい…
しかし、お兄様の説明が上手いのか、マグノリアの頭が良いのかスルスルと頭に入って、すぐに暗記できるし、授業内容もとてもよく理解できた。勉強が楽しいと思える日がくるなんてね!?
まぁ、勉強のことはそのくらいにして、それ以外では近くで石にされていた精霊の封印を、解ける範囲で解いて回った。
そして、封印をとく過程で今後マリアとメリアが事情を知らないと不便になると思ったため「精霊が見えること、意思疎通が取れること、契約していること、封印された精霊を助けようとしていること」をお父様から許可を貰い話して、協力してもらうことにした。精霊王のことと世界崩壊については他に広まってしまうとまずいのでまだ話してはいない。
このことを話した時の2人は、揃って数秒固まりブツブツと何かを呟き始めたと思えば、いつもの表情に戻りギラギラとした満面の笑顔で「さすがお嬢様です!」「お嬢様は天才的だって生まれた時から分かってました!」などという意味のわからない反応を尊敬の感情を前面に押し出しながら語ってきた。その後の2人は、「マグノリアお嬢様の今までの素晴らしい活躍について」というテーマで討論を始め、マグノリアの恥ずかしいという感情に応えて私が止めるまで続いた。
しかし、マリアとメリアに話すことで身近な人に隠す必要が無くなったため随分と行動しやすくなった。
まず、レイとシュリに精霊の位置を聞くとまだこの屋敷の中に精霊の反応があるということだったのでその場所に行ってみた。するとその場所はお父様の執務室で、まずはノックして入室してみる。
「お父様、マグノリアです。入ってもよろしいでしょうか?」
すると、今回は静かに扉が開き、セバスが中に通してくれた。そして、再度精霊の位置を探ってもらうと精霊が確認されたのはこの家の宝剣である、お父様の剣からだった。
その宝剣とは、古くから存在する貴族の名家が王家から褒美として譲り受け、代々受け継いでいるもので、それぞれの剣には特殊な力が秘められていると言われている。
そして、精霊の反応があるのは侯爵家に代々受け継がれてきたという宝剣の魔剣グラムだったのである。
宝剣の特殊な力は精霊によるものだという可能性がでてきたのでお父様の許可をとって魔剣グラムに触れようとする。すると、頭に声が響いてきた。
『あら?いらっしゃい。ロータスの娘のマグノリアちゃんじゃない!今日は会いに来てくれたのかしら??ロータスには私の声が聞こえないけど、精霊使いとして私のことに気づいて会いに来てくれたのね!話せる人が出来て嬉しいわぁ。』
「初めまして、であっているでしょうか?私はマグノリア・パパラチアと申します。私はあなたが封印されているのではないかと考えて参りました。」
『ふふふ、初めましてじゃないわ。あなたが生まれた時からずっと、ロータスの剣としてあなたの成長を見ていたのよ?それと、封印されているわけじゃなくて、私は生まれた時からこの剣にいるの。私は代々、この剣を受け継ぐものの剣として共に戦っているわ。だから、安心して?私は自分の意志でいるからね。あら、久しぶりに誰かと会話したから話しすぎてしまったわ。ロータスがこちらを待ってるみたいね。またいつでも話しましょう、歓迎するわ!』
この宝剣に精霊が封印されているわけではないと知って安心した… にしても魔剣グラムは北欧神話で石も鉄も容易く切り裂いたと言われるあのグラムか!?
宝剣である魔剣グラムと話したあと、封印されてる訳ではなかったということをお父様に説明して宝剣の精霊封印説は誤解だったということで幕を閉じ、旅の前1週間は過ぎ去って行った。
昨日は今日の出発のために準備をするんだと思ってたけどそんなことは無かった。そういうことは全てマリアとメリアがやってくれたからある。というより、やろうと思ったらもう終わってた… いつの間にか終わってたのである。
でも、私だって何もやらなかった訳じゃないんだよ?
まず、勉強と剣術が再開のお許しが出たので、お兄様と一緒に勉強や剣の打ち合いをした。そして、その時間以外は精霊の封印を解いた。
そう、私の1週間は結構ハードなスケジュールだったのである。
私の旅までの1週間は、もともと病み上がりということで部屋に閉じ込められる予定だった。しかし、悪いところはないし、なんなら力が有り余っている状態である。そのため、1日目はバレないように自室で隠れて棒を振っていた。素振りの練習だね。
しかし、どこからその事が漏れたのか、お兄様が「今日は僕と一緒に打ち合いをしよう」といって2日目から私に付き合ってくれるようになり、それは2日で親にバレた。
それからは、察していたのか隠れてやられるくらいならということから、4日目から親公認で勉強と運動を再開した。
実は、私が寝込んでいた間は、お兄様も勉強に身が入らなかったようでお休みになっていたらしく、私の意識が戻ってからお兄様だけ先に再開していた。そして、親公認となったためお兄様に「一緒に勉強しましょう!」と言うと、嬉しそうにしながら「僕が先に習ってたところ教えてあげるね?」といって丁寧に教えてくれ、再びお兄様と一緒に家庭教師からの指導を受け始めた。
ちなみにこの世界の学問は思ったより発展しているらしく、今は中学3年でやった2次方程式をしている。そして、理科と国語はなく、外国語では他国の言語を学び、歴史ではこの国の歴史と世界の歴史を学んでいる。学園に行くのにどのくらいの知識がいるのか分からないけど、結構進んでるよね??
私は大学に通いながらも勉強が決して得意というものではなく、特に歴史などの暗記系が大の苦手だった。そして、歴史の授業の中では歴代の王の名前と行ったこと。他国の名前と特徴を暗記する。マナーでは貴族名鑑の丸暗記が求められた。
想像するだけで恐ろしい…
しかし、お兄様の説明が上手いのか、マグノリアの頭が良いのかスルスルと頭に入って、すぐに暗記できるし、授業内容もとてもよく理解できた。勉強が楽しいと思える日がくるなんてね!?
まぁ、勉強のことはそのくらいにして、それ以外では近くで石にされていた精霊の封印を、解ける範囲で解いて回った。
そして、封印をとく過程で今後マリアとメリアが事情を知らないと不便になると思ったため「精霊が見えること、意思疎通が取れること、契約していること、封印された精霊を助けようとしていること」をお父様から許可を貰い話して、協力してもらうことにした。精霊王のことと世界崩壊については他に広まってしまうとまずいのでまだ話してはいない。
このことを話した時の2人は、揃って数秒固まりブツブツと何かを呟き始めたと思えば、いつもの表情に戻りギラギラとした満面の笑顔で「さすがお嬢様です!」「お嬢様は天才的だって生まれた時から分かってました!」などという意味のわからない反応を尊敬の感情を前面に押し出しながら語ってきた。その後の2人は、「マグノリアお嬢様の今までの素晴らしい活躍について」というテーマで討論を始め、マグノリアの恥ずかしいという感情に応えて私が止めるまで続いた。
しかし、マリアとメリアに話すことで身近な人に隠す必要が無くなったため随分と行動しやすくなった。
まず、レイとシュリに精霊の位置を聞くとまだこの屋敷の中に精霊の反応があるということだったのでその場所に行ってみた。するとその場所はお父様の執務室で、まずはノックして入室してみる。
「お父様、マグノリアです。入ってもよろしいでしょうか?」
すると、今回は静かに扉が開き、セバスが中に通してくれた。そして、再度精霊の位置を探ってもらうと精霊が確認されたのはこの家の宝剣である、お父様の剣からだった。
その宝剣とは、古くから存在する貴族の名家が王家から褒美として譲り受け、代々受け継いでいるもので、それぞれの剣には特殊な力が秘められていると言われている。
そして、精霊の反応があるのは侯爵家に代々受け継がれてきたという宝剣の魔剣グラムだったのである。
宝剣の特殊な力は精霊によるものだという可能性がでてきたのでお父様の許可をとって魔剣グラムに触れようとする。すると、頭に声が響いてきた。
『あら?いらっしゃい。ロータスの娘のマグノリアちゃんじゃない!今日は会いに来てくれたのかしら??ロータスには私の声が聞こえないけど、精霊使いとして私のことに気づいて会いに来てくれたのね!話せる人が出来て嬉しいわぁ。』
「初めまして、であっているでしょうか?私はマグノリア・パパラチアと申します。私はあなたが封印されているのではないかと考えて参りました。」
『ふふふ、初めましてじゃないわ。あなたが生まれた時からずっと、ロータスの剣としてあなたの成長を見ていたのよ?それと、封印されているわけじゃなくて、私は生まれた時からこの剣にいるの。私は代々、この剣を受け継ぐものの剣として共に戦っているわ。だから、安心して?私は自分の意志でいるからね。あら、久しぶりに誰かと会話したから話しすぎてしまったわ。ロータスがこちらを待ってるみたいね。またいつでも話しましょう、歓迎するわ!』
この宝剣に精霊が封印されているわけではないと知って安心した… にしても魔剣グラムは北欧神話で石も鉄も容易く切り裂いたと言われるあのグラムか!?
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