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学園編
入学式
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お父様とお母様は先に学園に行っているとのことで、私たち3人で学園に向かうことになりました。もちろん馬車ですよ!
それでも馬車で行ける場所は決まっているようで、学園の正門から少し離れた場所で降りることになりました。こんなに手前で降りるのは入学式の日だけだそうですけどね?
でもすごいんですよ!正門の手前から綺麗な桜並木が続いているんです!こんなに手前から歩かされるのは、桜並木を見ながら来るようにと言うことでしょうか?
「リア嬢、お手をどうぞ。」
「ゼフ様、ありがとうございます。」
もちろんゼフ様がカッコよくエスコートしてくれます!でも、ここからは誰がわたしたちを見ているかも分かりませんので、淑女らしく受け答えしていきますよ!
そして、馬車を降りた先に広がる桜並木の下ではたくさんの新入生の方が歩いて学園に向かっているようで、私たちもそれに混ざって進んでいきます。
中には綺麗な桜に見惚れて立ち止まる生徒もいるみたいですけど、気持ちがわかりますわ!でも私は淑女ですので、それは悟らせませんよ!
それから桜並木を見ながら、ゼフ様のエスコートを受けて3人で学園までの道を進んで行きますと、正門に近づくにつれてだんだん賑やかになっていきました。何がトラブルでも起きたのでしょうか?
もしもトラブルだと問題なのでお兄様とゼフ様の顔を見てみます。すると、お兄様とゼフ様は私の疑問を感じ取ったのか「問題ないよ」と言うかのように微笑んできました。
「お兄様とゼフ様は何が起きているのかご存じなのですか?」
「まあね?でも、リアはお楽しみだよ。」
「うん、僕もそれに賛成かな。」
もう!尋ねても、2人してはぐらかしてきますし…
問題がないのならいいんですよ?でも、何が起きているのか教えてくれてもいいじゃないですか!
教えてくれないのなら早く行きましょう!
そして、そのまま正門をくぐると「入学おめでとう!」とたくさんの声がかかり驚きました。
そうなんです!そこにはたくさんの在校生と保護者の方らしき人が並んでいて、入学式の会場まで新入生を迎える花道ができていたのです!
そしてそれだけではなくて、その列にはお父様とお母様も混ざって前の方で手を振ってくれていたのですよ!
朝、お兄様が言っていた場所取りって、もしかしてこのことだったのですか!?
「「オリバー、リア、ゼフ君!入学おめでとう!」」
お父様、お母様ありがとうございます…!
こんな春の始まりで少し肌寒い中、いつ来るかわからない私たちのために待ってくれていたなんて…!知らなかったこともあって嬉しくて目がうるっとします…。
お兄様とゼフ様をみると、知っていたからなのか笑顔で手を振り返したり、会釈したりしていますし…。少し前まで教えて欲しいと思ってましたけど、こんな素敵なサプライズなら知らなくてよかったかもしれませんね!拗ねてごめんなさい…。
そのあとは、花道を通ってたくさんの椅子が並べられたステージのある入学式の会場に辿り着きました。そして、入り口にいる案内係だろう人に名前を伝えると、席の位置が書かれた紙と封筒を渡されたので指示された席に向かいます。
「お兄様とゼフ様はどちらの席でしたか?私はS-3と書かれていました。」
「私はS-1って書いてあるね。」
「私はS-2みたい。私の席はリア嬢の隣みたいだよ。」
皆様もお気づきかと思いますが、今は外出中なのでお兄様とゼフ様の一人称が「私」なんですよ!ちなみにお兄様、ゼフ様の順です。
席の場所が書かれた紙には、文字だけでなく簡単に席の位置を図で示してあります。そして席の位置が壁側の1番前だと分かったので、指示通り右からお兄様、ゼフ様、私の順番で席に座ります。この席のことを考えると、私たちはSクラスと言うことなのでしょうね。
それから入学式が始まるのを待っている間、周りの話しの中に「この席順は入学前試験の順位らしい」と言うものがありました。
実は、今から2ヶ月程前に筆記と実技のテストがありまして、実技は魔法と武術の模擬戦をしました。
あ!これは、入学できるかを決めるものではなくて、学力を確認するためのものですよ!入学は初めから確定してますからね!!
そして私は、筆記はもちろん随分前に学園で習う範囲は習得しておりましたので普通に解けましたし、実技の方は武術は最近おろそかなので不安でしたが、魔法に特化しすぎているためかこの学年で3位と言う順位になったみたいですね。ありがとうございます。
ゼフ様は言わずもがな学力が断トツで高いですし、魔法は精霊契約がまだですが、時々アリア先生から指導をもらっているので普通に強いです。そして、武術はお兄様の方が強いですが私から見れば互角ですから2位みたいですね。
最後に首席のお兄様ですが、特に実技の武術は騎士団長のお父様に指導を受けていることもあってか、右に出るものはいないと思うくらい強いです。魔法は精霊契約もしてますので文句なしですよね?そして、ゼフ様に劣るだろう学力でも、筆記は私と同じく随分前に習得済みなので余裕でしょうから首席以外は考えられませんよね!
ということで、あの席順は入学試験の成績順というのは間違いないかもしれません。そして、上位3位は総取りですよ!!えへへ!
それから入学式が始まる前に人が来て、お兄様をステージ裏に連れていきました。たぶん首席挨拶の件ですね!
そして、お兄様が席に戻ってきてから少しすると入学式が始まりました。
主な内容としては学園長先生の話と、在校生代表の挨拶として生徒会長の話。そして、新入生代表の挨拶として首席のお兄様の話くらいでしょうか?
学園長の話が長いだろうと予測していましたがそこまで長くなく、式自体は1時間半程度で終了となり、Sクラスから順番に教室に案内されました。
この学園の現在の生徒会長はこの国の王太子であるアルバート・ウィスタリア殿下でしたので、以前考えていた王太子と関わることはないだろうというのは少し難しいかもしれないですね…。
それでも馬車で行ける場所は決まっているようで、学園の正門から少し離れた場所で降りることになりました。こんなに手前で降りるのは入学式の日だけだそうですけどね?
でもすごいんですよ!正門の手前から綺麗な桜並木が続いているんです!こんなに手前から歩かされるのは、桜並木を見ながら来るようにと言うことでしょうか?
「リア嬢、お手をどうぞ。」
「ゼフ様、ありがとうございます。」
もちろんゼフ様がカッコよくエスコートしてくれます!でも、ここからは誰がわたしたちを見ているかも分かりませんので、淑女らしく受け答えしていきますよ!
そして、馬車を降りた先に広がる桜並木の下ではたくさんの新入生の方が歩いて学園に向かっているようで、私たちもそれに混ざって進んでいきます。
中には綺麗な桜に見惚れて立ち止まる生徒もいるみたいですけど、気持ちがわかりますわ!でも私は淑女ですので、それは悟らせませんよ!
それから桜並木を見ながら、ゼフ様のエスコートを受けて3人で学園までの道を進んで行きますと、正門に近づくにつれてだんだん賑やかになっていきました。何がトラブルでも起きたのでしょうか?
もしもトラブルだと問題なのでお兄様とゼフ様の顔を見てみます。すると、お兄様とゼフ様は私の疑問を感じ取ったのか「問題ないよ」と言うかのように微笑んできました。
「お兄様とゼフ様は何が起きているのかご存じなのですか?」
「まあね?でも、リアはお楽しみだよ。」
「うん、僕もそれに賛成かな。」
もう!尋ねても、2人してはぐらかしてきますし…
問題がないのならいいんですよ?でも、何が起きているのか教えてくれてもいいじゃないですか!
教えてくれないのなら早く行きましょう!
そして、そのまま正門をくぐると「入学おめでとう!」とたくさんの声がかかり驚きました。
そうなんです!そこにはたくさんの在校生と保護者の方らしき人が並んでいて、入学式の会場まで新入生を迎える花道ができていたのです!
そしてそれだけではなくて、その列にはお父様とお母様も混ざって前の方で手を振ってくれていたのですよ!
朝、お兄様が言っていた場所取りって、もしかしてこのことだったのですか!?
「「オリバー、リア、ゼフ君!入学おめでとう!」」
お父様、お母様ありがとうございます…!
こんな春の始まりで少し肌寒い中、いつ来るかわからない私たちのために待ってくれていたなんて…!知らなかったこともあって嬉しくて目がうるっとします…。
お兄様とゼフ様をみると、知っていたからなのか笑顔で手を振り返したり、会釈したりしていますし…。少し前まで教えて欲しいと思ってましたけど、こんな素敵なサプライズなら知らなくてよかったかもしれませんね!拗ねてごめんなさい…。
そのあとは、花道を通ってたくさんの椅子が並べられたステージのある入学式の会場に辿り着きました。そして、入り口にいる案内係だろう人に名前を伝えると、席の位置が書かれた紙と封筒を渡されたので指示された席に向かいます。
「お兄様とゼフ様はどちらの席でしたか?私はS-3と書かれていました。」
「私はS-1って書いてあるね。」
「私はS-2みたい。私の席はリア嬢の隣みたいだよ。」
皆様もお気づきかと思いますが、今は外出中なのでお兄様とゼフ様の一人称が「私」なんですよ!ちなみにお兄様、ゼフ様の順です。
席の場所が書かれた紙には、文字だけでなく簡単に席の位置を図で示してあります。そして席の位置が壁側の1番前だと分かったので、指示通り右からお兄様、ゼフ様、私の順番で席に座ります。この席のことを考えると、私たちはSクラスと言うことなのでしょうね。
それから入学式が始まるのを待っている間、周りの話しの中に「この席順は入学前試験の順位らしい」と言うものがありました。
実は、今から2ヶ月程前に筆記と実技のテストがありまして、実技は魔法と武術の模擬戦をしました。
あ!これは、入学できるかを決めるものではなくて、学力を確認するためのものですよ!入学は初めから確定してますからね!!
そして私は、筆記はもちろん随分前に学園で習う範囲は習得しておりましたので普通に解けましたし、実技の方は武術は最近おろそかなので不安でしたが、魔法に特化しすぎているためかこの学年で3位と言う順位になったみたいですね。ありがとうございます。
ゼフ様は言わずもがな学力が断トツで高いですし、魔法は精霊契約がまだですが、時々アリア先生から指導をもらっているので普通に強いです。そして、武術はお兄様の方が強いですが私から見れば互角ですから2位みたいですね。
最後に首席のお兄様ですが、特に実技の武術は騎士団長のお父様に指導を受けていることもあってか、右に出るものはいないと思うくらい強いです。魔法は精霊契約もしてますので文句なしですよね?そして、ゼフ様に劣るだろう学力でも、筆記は私と同じく随分前に習得済みなので余裕でしょうから首席以外は考えられませんよね!
ということで、あの席順は入学試験の成績順というのは間違いないかもしれません。そして、上位3位は総取りですよ!!えへへ!
それから入学式が始まる前に人が来て、お兄様をステージ裏に連れていきました。たぶん首席挨拶の件ですね!
そして、お兄様が席に戻ってきてから少しすると入学式が始まりました。
主な内容としては学園長先生の話と、在校生代表の挨拶として生徒会長の話。そして、新入生代表の挨拶として首席のお兄様の話くらいでしょうか?
学園長の話が長いだろうと予測していましたがそこまで長くなく、式自体は1時間半程度で終了となり、Sクラスから順番に教室に案内されました。
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