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学園編
教室と自己紹介
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入学式が終わると、各クラスの前に1人ずつ案内のためか人が立ち、指示を出し始めました。
「Sクラスの皆様、この度は入学おめでとうございます。それでは、これから教室の方を案内させていただきます。少し距離がありますので、遅れないように私についてきてくださいね。」
どうやらこの女性の方がクラスの方へ案内してくれるそうです。優しそうな方ですが、この案内役の方が担任の先生になるのでしょうか?
私たちは、案内役の女性の指示に従って立ち上がり、移動を始めます。着いていく順番は自由のようなのですが、自然とこの席の順番のまま進むことになり、成績順での移動となりました。まだ幼いはずなのに騒ぐ人もいませんし、これが貴族教育の力ですか!?
私は、そんなことを内心考えながらお兄様とゼフ様と一緒にあとを着いていきました。
「えー、先ほど入学式が行われた会場は行事棟です。主に学園行事など、多くの生徒が集まる時に使用することが多い場所ですので覚えておいてくださいね。」
へえ、あの場所は行事棟だったのですね!広くて綺麗な場所でした!どんな行事があるのかまだ詳しく知りませんけど楽しみにしてます!
そのあと、入学式が開催された行事棟から私たちの教室のある建物までは少し距離があるようで、途中にある体育棟や魔法訓練棟、職員棟などの紹介を受けながら進みました。
「はい。こちらの建物は、主に新入生である1年生と、2年生が過ごす建物になります。通称「若葉棟」と呼ばれておりますので、迷った時は近くの人に聞いてみてくださいね。」
若葉棟って可愛らしいですね!
私たち1年と2年がすごす建物が若葉なら、他の建物をなんと呼ぶのかも気になります…
でも今はそれよりも、私たちが学園生活を送る教室がどのような場所かとても楽しみです!
そのまま建物に入り、入ってすぐにある階段を昇っていきます。
「そして、2階が1年生の教室になります。この建物の施設についてはこの後担任の先生から説明があると思うので省略させていただきまして、こちらがSクラスの教室となります。
座席については前に貼り出してあると思いますので、それぞれ確認後、着席してお待ちください。では私は失礼致します。」
案内係の女性は、本当に案内のみだったようで教室の前まで案内すると会釈をして去っていきました。担任の先生ではなかったみたいですね。残念。
では、気を取り直してさっそく教室の中に入ってみましょう!
ガラガラっと… わぁ!とても広い教室ですね!えっと、広さで言うと高等学校の教室を2つ分くらいでしょうか?? それに、貴族が通う学校と言うだけあってかとても綺麗です!
教室前方には教壇。私たちが座るだろう机は、前が見やすいようにか弧を描くように長机が3列、3段設置されています。長机とか大学みたいで夢ありますよね!
そして、そのまま前の紙を見に行くのだと思っていましたが、入ってすぐ目に入るほど大きな文字で
『Sクラス入学おめでとう!座席は成績順とする!前列から3人ずつ詰めて座るように。』
と案内役の人の言葉とは違う内容がシンプルに書かれていました。
えっと、なんか違いませんか!?
この文字は担任の先生が書いたんですかね?正直言うとなんだか脳筋ぽい気が…。こほん、失言失礼いたしました。
まぁ、とりあえず成績順ということなの左奥からお兄様、ゼフ様、私…の順番で座っていきます。
それにしてもこの長机、3人がけなんですね。5人くらい普通に座れそうなくらい広いんですよ?
それから各自着席したかなという頃、教壇側の扉が開きまして脳筋らしい男性…。ではなく筋肉質な男性が笑いながら入ってきました。あまり変わっていない?そんなことありませんよ!
「はははは!Sクラスへ入学おめでとう!
私は、このクラスの担任をすることになったダニエル・シトリンだ!趣味は体を鍛えることだ!気軽にダニー先生と呼んでくれていいぞ!
私の自己紹介も済んだところで、もう知っている人ばかりだとは思うがみんなにも自己紹介をしてもらおうと思う!あー、じゃあ首席のオリバー殿から順番に頼む!それと、爵位なんてものはあまり興味が無いからそこは飛ばしていいぞ!」
わぁお、それにしても元気な先生が来たもんだ!体を鍛えるのが好きなのは見て分かりますけど、面白そうな先生ですね!
「私はオリバー・パパラチアと申します。趣味は剣術です。このクラスには妹もいます。よろしくお願い致します。」
えっと、お兄様?私のことは別にいいのですよ?あと、先生とアイコンタクトしてましたけどお知り合いでしょうか…?
それにしても、クラスの女子がお兄様をじっと見つめているのを感じます!かっこいいですもんね!私も分かります。
あっ、次はゼフ様ですね!
「私はゼファー・ジェダイトと申します。皆様もご存知だとは思いますがマグノリア嬢の婚約者です。よろしくお願い致します。」
ゼフ様まで!?私のことはいいですので、趣味でも言えばいいですのに…。女子の視線はやっぱり感じますが、私が婚約者ですからね!
とうとう次は私の番ですね…
「私はマグノリア・パパラチアと申します。趣味は魔法研究です。皆さまより1年早い入学ですが、よろしくお願い致します!」
ふぅ、当たり障りない自己紹介ができた気がします。趣味で魔法研究といったのは日頃魔法を使いやすくするためです!魔法が好きなら少しやらかしても見逃してくれるはずですよね?
私の次は…
「私はローズマリー・ヘリオドールと申します。先生が仰ったように爵位に関係なく、気軽に話しかけてくださいましね?マグノリア嬢とはお友達ですの!よろしくお願い致しますね。」
そう、初めてのパーティーで出会った公爵令嬢でした!えっと、3位独占してしまいごめんなさい?お兄様もゼフ様も飛び抜けてますから…。
それにしても、公爵令嬢は王家の親戚ということもあってかやっぱり存在感ありますね。なんだかパーティの時とは雰囲気違う気がしますけど、外行き用でしょうか?
あ!ローズマリー様が私に向けてウインク飛ばしながら仲良しアピールしてますよ!?ちょっと、どうしてみんな揃って私のことを自己紹介に入れるんですか…!
はっ!考え事をしていたら最後の人まで終わっていました…
名前も顔もわかるので大丈夫ですけれど…。1年間よろしくお願い致します!
「よし!自己紹介も終わったな!
じゃあこれから資料を配る!この資料には学園内の地図と授業について書いてある。君たちには説明しなくてもわかるだろうからこれを受け取ったら解散だ!また明日会えることを楽しみにしている!!」
えー!?結局やったの自己紹介だけ…??
「あ!言い忘れていたが、この学園ではダンジョンに入って学ぶこともあるから1週間以内に冒険者登録も済ませておくように!まだ登録をしていないものはこの学園内にあるギルド棟でも登録ができるから地図を見ながらいってみてくれ!
以上、また明日な!」
何かと思えば、ダンジョン!?それには興味ありますよ!
後でお兄様もゼフ様も誘って学内見学も兼ねてギルド棟に行ってみなければ!
「Sクラスの皆様、この度は入学おめでとうございます。それでは、これから教室の方を案内させていただきます。少し距離がありますので、遅れないように私についてきてくださいね。」
どうやらこの女性の方がクラスの方へ案内してくれるそうです。優しそうな方ですが、この案内役の方が担任の先生になるのでしょうか?
私たちは、案内役の女性の指示に従って立ち上がり、移動を始めます。着いていく順番は自由のようなのですが、自然とこの席の順番のまま進むことになり、成績順での移動となりました。まだ幼いはずなのに騒ぐ人もいませんし、これが貴族教育の力ですか!?
私は、そんなことを内心考えながらお兄様とゼフ様と一緒にあとを着いていきました。
「えー、先ほど入学式が行われた会場は行事棟です。主に学園行事など、多くの生徒が集まる時に使用することが多い場所ですので覚えておいてくださいね。」
へえ、あの場所は行事棟だったのですね!広くて綺麗な場所でした!どんな行事があるのかまだ詳しく知りませんけど楽しみにしてます!
そのあと、入学式が開催された行事棟から私たちの教室のある建物までは少し距離があるようで、途中にある体育棟や魔法訓練棟、職員棟などの紹介を受けながら進みました。
「はい。こちらの建物は、主に新入生である1年生と、2年生が過ごす建物になります。通称「若葉棟」と呼ばれておりますので、迷った時は近くの人に聞いてみてくださいね。」
若葉棟って可愛らしいですね!
私たち1年と2年がすごす建物が若葉なら、他の建物をなんと呼ぶのかも気になります…
でも今はそれよりも、私たちが学園生活を送る教室がどのような場所かとても楽しみです!
そのまま建物に入り、入ってすぐにある階段を昇っていきます。
「そして、2階が1年生の教室になります。この建物の施設についてはこの後担任の先生から説明があると思うので省略させていただきまして、こちらがSクラスの教室となります。
座席については前に貼り出してあると思いますので、それぞれ確認後、着席してお待ちください。では私は失礼致します。」
案内係の女性は、本当に案内のみだったようで教室の前まで案内すると会釈をして去っていきました。担任の先生ではなかったみたいですね。残念。
では、気を取り直してさっそく教室の中に入ってみましょう!
ガラガラっと… わぁ!とても広い教室ですね!えっと、広さで言うと高等学校の教室を2つ分くらいでしょうか?? それに、貴族が通う学校と言うだけあってかとても綺麗です!
教室前方には教壇。私たちが座るだろう机は、前が見やすいようにか弧を描くように長机が3列、3段設置されています。長机とか大学みたいで夢ありますよね!
そして、そのまま前の紙を見に行くのだと思っていましたが、入ってすぐ目に入るほど大きな文字で
『Sクラス入学おめでとう!座席は成績順とする!前列から3人ずつ詰めて座るように。』
と案内役の人の言葉とは違う内容がシンプルに書かれていました。
えっと、なんか違いませんか!?
この文字は担任の先生が書いたんですかね?正直言うとなんだか脳筋ぽい気が…。こほん、失言失礼いたしました。
まぁ、とりあえず成績順ということなの左奥からお兄様、ゼフ様、私…の順番で座っていきます。
それにしてもこの長机、3人がけなんですね。5人くらい普通に座れそうなくらい広いんですよ?
それから各自着席したかなという頃、教壇側の扉が開きまして脳筋らしい男性…。ではなく筋肉質な男性が笑いながら入ってきました。あまり変わっていない?そんなことありませんよ!
「はははは!Sクラスへ入学おめでとう!
私は、このクラスの担任をすることになったダニエル・シトリンだ!趣味は体を鍛えることだ!気軽にダニー先生と呼んでくれていいぞ!
私の自己紹介も済んだところで、もう知っている人ばかりだとは思うがみんなにも自己紹介をしてもらおうと思う!あー、じゃあ首席のオリバー殿から順番に頼む!それと、爵位なんてものはあまり興味が無いからそこは飛ばしていいぞ!」
わぁお、それにしても元気な先生が来たもんだ!体を鍛えるのが好きなのは見て分かりますけど、面白そうな先生ですね!
「私はオリバー・パパラチアと申します。趣味は剣術です。このクラスには妹もいます。よろしくお願い致します。」
えっと、お兄様?私のことは別にいいのですよ?あと、先生とアイコンタクトしてましたけどお知り合いでしょうか…?
それにしても、クラスの女子がお兄様をじっと見つめているのを感じます!かっこいいですもんね!私も分かります。
あっ、次はゼフ様ですね!
「私はゼファー・ジェダイトと申します。皆様もご存知だとは思いますがマグノリア嬢の婚約者です。よろしくお願い致します。」
ゼフ様まで!?私のことはいいですので、趣味でも言えばいいですのに…。女子の視線はやっぱり感じますが、私が婚約者ですからね!
とうとう次は私の番ですね…
「私はマグノリア・パパラチアと申します。趣味は魔法研究です。皆さまより1年早い入学ですが、よろしくお願い致します!」
ふぅ、当たり障りない自己紹介ができた気がします。趣味で魔法研究といったのは日頃魔法を使いやすくするためです!魔法が好きなら少しやらかしても見逃してくれるはずですよね?
私の次は…
「私はローズマリー・ヘリオドールと申します。先生が仰ったように爵位に関係なく、気軽に話しかけてくださいましね?マグノリア嬢とはお友達ですの!よろしくお願い致しますね。」
そう、初めてのパーティーで出会った公爵令嬢でした!えっと、3位独占してしまいごめんなさい?お兄様もゼフ様も飛び抜けてますから…。
それにしても、公爵令嬢は王家の親戚ということもあってかやっぱり存在感ありますね。なんだかパーティの時とは雰囲気違う気がしますけど、外行き用でしょうか?
あ!ローズマリー様が私に向けてウインク飛ばしながら仲良しアピールしてますよ!?ちょっと、どうしてみんな揃って私のことを自己紹介に入れるんですか…!
はっ!考え事をしていたら最後の人まで終わっていました…
名前も顔もわかるので大丈夫ですけれど…。1年間よろしくお願い致します!
「よし!自己紹介も終わったな!
じゃあこれから資料を配る!この資料には学園内の地図と授業について書いてある。君たちには説明しなくてもわかるだろうからこれを受け取ったら解散だ!また明日会えることを楽しみにしている!!」
えー!?結局やったの自己紹介だけ…??
「あ!言い忘れていたが、この学園ではダンジョンに入って学ぶこともあるから1週間以内に冒険者登録も済ませておくように!まだ登録をしていないものはこの学園内にあるギルド棟でも登録ができるから地図を見ながらいってみてくれ!
以上、また明日な!」
何かと思えば、ダンジョン!?それには興味ありますよ!
後でお兄様もゼフ様も誘って学内見学も兼ねてギルド棟に行ってみなければ!
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