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第5章 ひきこもり

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学校に行かなくなった

そんな時、唯一怒らず
寄り添ってくれたのは
母だった

何故行きたくないのか
話を何度もしたり

行きたくないと言えば
学校を休ませてくれて
一緒に過ごしてくれた


お料理を教えてくれたり
お茶碗洗い
簡単な家事を教えてくれた


私が家事をすれば
母は褒めてくれた


それが嬉しくて堪らなかった


学校に行っても
居場所がなく

家でも多少学校へ
行かないことから
肩身が狭く
居心地が良いとは言えなかった

そんな私は
少しでも役に立たなきゃと
家事や料理のお手伝いを
一生懸命した


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