僕と彼女と二股三股

tomcody

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莉子の巻5

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僕らの立っていた場所は、出入り口のドアのすぐ角のところだった。
僕は莉子との向きを入れ替えて、莉子の背後にまわった。
軽く背中を押すと肉付きの良い尻が目に飛び込んでくる。
まるで瑞々しい果物の様だ。
尻をグイッと左右に開く。するとアナルとブァギナがパックリと、僕の眼前に広がる。
菊門も征服してやりたいが、先ずは蜜壺だ。
僕の愚息が今か今かと待っている。 

既にグチョグチョになっているブァギナに僕のサオをあてがう。
淫汁を亀頭に絡める様に、軽く抜き差ししてやる。
莉子は早く頂戴と尻を小刻みに振ってくる。
お互いもう限界だ。

深くさしこんでやる。深く、浅く、早く、遅く、または円を描く様に丹念に肉棒を出し入れしてやる。
莉子は壁に手をついて、声が出るのを必死に我慢している。
僕ももう持たない。
もう少しでお互い絶頂だと言うところで、車内アナウンスが鳴った。

「次は名古屋、名古屋、降り口は右側です」

マズイ、すぐに名古屋に着いて乗降口が開いてしまうじゃないか。
このままでは電車内で局部を曝け出しハメている姿が白日のもとに暴かれてしまう。
僕も莉子も焦りまくった。
スカートを元に戻して、膝あたりにまとわり付いているパンティーを上にあげようとするが、ままならない。

僕は僕でジーンズのファスナーを上げようとして皮を挟んでしまう。
激痛に耐え、元に戻そうとするが莉子同様ままならない。
そうこうする内に電車は名古屋に到着した。
乗降口の扉がプシューと音を立てて開いてしまった。
もはやこれまで、乗車してくる人々に変態的な情事を見られるのかと思い観念した。

しかし神の助けか、開いたのは僕たちのいる反対側の扉だった。
幸運に恵まれたのは、一緒に乗り合わせたジャージ姿の学生さん達が、次の駅の金山まで乗っていく様で、名古屋駅で降りなかったからでもあった。
彼等が名古屋駅で降りていたら、開いた空間に僕達2人が丸見えになってしまう。

僕達は金山まで乗り過ごす事にした。
手早く衣類を元に戻して、何事もなかった様に振る舞った。
しかしサオも蜜壺も淫汁だらけだ。
2人とも絶頂には達していない。
不完全燃焼である。

金山に到着すると、北口に進路をとった。
都合が良い事に、北口から少し歩いたところにはラブホテル街がある。
莉子も知っている様だ。
僕らはどちらが言うわけででもなく、手を取り合って、一番近いホテルに向かっていた。

足早に歩いたせいか、僕も莉子も息が上がっている。
ホテルの入り口まではあとわずかだ。
駆け出さんばかりの勢いでホテルに飛び込んだ。

ラブホテルにしてはまるでいやらしさを感じさせないシティーホテルの様な内装の通路を進んでいくと、フロントと思われる場所に出た。
薄暗く人はいない。
代わりに煌々と光るパネルの様なものがある。
幾つかに仕切られたパネルには各部屋の写真が、部屋番号と共に映し出されていた。
パネルの横には部屋番号を振ったボタンがならんでいた。

ボタンを押すとカードキーが出てくる仕組みらしい。
空いている部屋はパネルの電灯が点灯していて、使用中の部屋はパネルの電気が消えている。

時間的に泊まりの客がまだ帰っていないのだろうが、皆さんお盛んなことだ。
自分達のことを棚に上げて何を言っているんだと、自分にツッコミをいれてから

「どの部屋がいい?」

3部屋のパネルが点灯している。

「こーちゃんに任せる」

モジモジと下をむいて莉子は答えた。

「じゃ、ここにしよう」

僕はボタンを押した。
カードキーがスッと出てくる。
キーを素早く抜き取り、莉子の手を取りエレベーターへと進んでいった。
密室のエレベーターに乗ると、またムラムラしてくる。
僕は莉子の肩に手を回した。
早くも第二回戦が始まろうとしていた。
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