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第5章 引っ越した報告してないけど、まぁ~いっか。

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 兄と体を繋げるのははっきり言えば今回で二度目だけどさ?
 あ、違う。薬なしでも勃つのか確認でHしたわ……。三回目かーー。
 何て言うか、兄の……どんだけ~っ! ってかどんだけ太いの? 長いの? 巨根なのっ!?
 あ、そういえばちゃんと見せてもらってないからよく解らないけど子供の腕くらいとか?
 いや、大根……まではさすがにいかなくてもーー。
 先端部分の細めの蓮根、いやいや育ちすぎた人参?

 あー……。やっぱり食べる時に思い出すから野菜とかで例えるのはやめよう。

 うーん、そうなるとやっぱり子供の腕くらいなのかっ?
 そんなことを思っていたら顔に出ていたのか兄に苦笑いされた。
 俺は覚えてないけど実はあの時、苦しくて泣いてたそうだ。
 んでもって時間としては短いらしいけど気を失ったらしい。
 なるほど。あの時、頭が真っ白になった瞬間気を失ったのか……。
 ホワイトアウト……って、うわぁマジか!
 兄がトラウマになってないといいなぁ~……ってことで、チャレンジしよう! そうだ、それがいい!

「兄……兄……。きょ、は、終わるまでずっと、全部入れてて?」
「いや、ずっとはさすがに無理じゃね?」

 前回と同じ半分入れた所で体を揺さぶって来たので、女の子みたいに喘いでしまうのは仕方ない。
 でも、一度はやっぱり素面というか考えていられる冷静な時にこそ体験せねば! と思うのですよ。
 それは相手が兄であれ、グレン兄さんであれ……。
 あ、そういえば俺のこう言う体験ってランプさんが常に絡んでいたような……。
 うーん……。よしっ! やるならやらねばっ!
 ギュムッとできる範囲で勢いをつけて抱き付いたら兄は気を抜いてたのか何とか押し倒せた。

 兄のマウント、とったどー!

 何て思ったのもつかの間、体重を使って腰を下に沈めたが圧迫感が酷いのなんのーー。

「ルー、マジで無理すんなって……」
「やぁ! 全部入れるぅ……」

 少しずつ、少しずつ、ゆっくりと中へ推し進めるが、体は拒否してるらしく戻された。
 そんなもどかしい時間が過ぎ、やっと7割が入る頃には俺の体は自身の精液で汚れていた。

「んにゃ~っあ! っひ、だめ、だめぇ~っ」
「お前ね、いい加減に諦めろ?」

 兄が俺の体を支えながらせっかく入れたのに抜いては入れてと繰り返していた。
 勿論中に兄の精液も注がれているけども滑りがよくなる前に太過ぎて意味をなさない。
 奥、入れたいのに……。ちゃんと全部入れたいのになぁ……。
 なんと言うか使命感みたいなものが芽生えていた。

「あ、に……。グッて……」
「っは……グッ?」

 はて? と首をかしげた兄が何となく可愛い。
 俺は今なら入りそうな気がするので、力任せにグッと押し入れてと言うと兄に即答で拒否された。
 前はやってくれたのに、さすがにムカッと来たので兄に抱き付いて体を支えていたのを外して自分の体重を使って入れようとしたら思いきり呆れられた。
 ちょっとショックだったが兄は仕方ないと逆に諦めてくれてグッと俺をギュッと抱き締めつつも俺の両肩に力をいれて下の方へ引いた。

「っあ、あ! んあ、いっ!」
「ルー?」
「っひ、いい……。ん、気持ちい、よぉっ!」

 ズズッと滑るように入る兄のソレは、実際はそんなことないのだろうけど感覚としてはやっぱり大根だった……。
 すぐに兄に抱き締められて背中を撫でられると、入ったよと教えてくれた。




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