裏側・クソゲーの異世界で俺、どうしたらいいんですか?

けいき

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※ けもっ! 2(Easter)【グレン×ルカ R18】

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「あっ、もっと、ね……もっと奥なのぉ~……」
「ルカ、甘えてもダメですよ……」
「ん、んっ……」

 どうしよう? 兄がグレン兄さんのお仕事。つまり書類を全く届けに来ないんですけど──。来てくれなかったら俺、いつまでたってもイかせてもらえない……。早く持ってきてくれないかなぁ……。そうしたらエッ──えぇと、セッ……えぇと、まぁ、そんな感じのことを思いつつ、グレン兄さんの指を堪能していた。兄とローションと言うかジェル擬きを開発して濡れそぼったその後ろの場所をヌプヌプと音をたてて数本の指が動いた。

「ひぅっ! あっ、そこダメぇ」

 ダメって言ったのにグリッと擦られてギュッと締め付けてしまった。ジェルの原料はアロエベラとオリーブ油。主にその二つをメインに作ってある。高級品はちょっぴり赤と緑のランプさんの血が混ざったものも作ったよ。まぁ、入ってるか入ってないかわからない程度だけど、効き目はなかなか。帝国の皇帝に献上したら気に入られ、そしていくら若いとは言ってもグレン兄さんより年上で、子になかなか恵まれない皇太子夫妻に作っては貰えないかと秘密裏に相談を受け、ちょっと濃いめに作ったら届いたその日はもう部屋から出てこなかったんだってさ──。あら、やだぁ~、もぉ~……みたいな照れも恥ずかしさもなくありのままに報告が来ましてね? パパに原因を聞かれて俺と兄が「ちょっと濃くしちゃった♪ てへぺろ」と言ったら謝ってこいと帝国へ旅行に行くはめになり、謝りに行ったら行った(帝国の首都までは約2週間)で魔法による鑑定で懐妊が判明したのでそのままお祝いパーティーに参加させられた。まぁ、そんなことはどうでも良い。

 とりあえず兄ぃ、早く……。早く帰って来てぇ!

 もうイきたい……そんなことをどうやら俺はブツフツ言っていたらしくグレン兄さんに笑われた。そして告げられた言葉は「ルカが私の指を夢中で噛んでいるときにヤトはちゃんと来ましたよ?」と──。
 ……え、だったらなんで俺はお預け状態なんですかね……。

「ルカはウサギですからね。発情状態が他のよりもいささか長いので限界まで焦らした方が楽になれると思ったので……」

 つまりは起きてるときは俺が発情してるから、寝させるためにもたくさん我慢しろってこと? グレン兄さんの体力は無尽蔵だけど明日のこととかも考えろって?

 ヤダよ! いっぱいエッチしたい!

 じゃなくてっ! なんだ、いっぱいエッチしたいって……。くそぉ、万年発情期のウサギだからか? 本能が上書きされてんの? やだ、怖い。

「グレン兄さんのほしいの……。ねぇ、もう入れてよぉ」
「ダメです」

 意地悪……。仕方ない。グレン兄さんの指を堪能しながらいっぱいチューしてもらおうって──あぁ、もう! 俺、こんな性格してないのにっ! 俺の脳内で何が起きてんの? なにこれ、なにこれ! なにこれぇ~っ!! ケモニマル病怖い! 怖すぎるんですけど!! 苦情はどこにしたら良いんですか?

「んっ、んっ、んはぁ! あ、グレン兄さん……そこ、ヤァん」

 触られると電気が走るかのような感覚を覚える。あと少しでイく……と言うときに兄さんにギュッと俺の小さいながらにも自己主張している根本を掴むと言うか熱を出す行為を止められた。

「いやぁ、手を放してぇ……」
「ルカ、我慢しましょうね」

 誰、誰なの? グレン兄さんにこんな鬼畜な事教えたの!
 相も変わらずグレン兄さんの指は良いところを掠めては離れ、グリッと強い刺激を与えては離れ、なだめるように撫でて──。いつもと違う感覚に頭が痺れ、そして真っ白になる。

「あっ、あっ、いやぁっ! んっ、んんっ……ダメ、ダメぇ~っ」
「我慢我慢」

 鬼っ! マジ鬼。鬼畜は鬼の畜生と書いて鬼畜。でもグレン兄さんに畜生けだものだなんて言えない。どちらかと言えばけも耳生えてる俺の方が畜生だと思われる。そんな思案している間もグチグチと音を立てるように動かされた結果、射精させてもらえず。でも出せないのに何度もイカされた。俺、普通の平凡な男の子なんれす──。

「あ、くりゅ……んっ、グリェ、にぃしゃん、来るの……、また来りゅう……っぁああ!」

 またしても出させてはもらえず俺の状況は酷い状態と思う。もともと滑舌が良いとは言えないけど呂律は変だし、涙は気持ちいいのに凄くツラくてボロボロ出てくる。呼吸が荒いと言うか空気が足りなくて口を開けっぱなしだからヨダレが……。なんというか恥ずかしさの峠をいくつか通り越した気すらするよ……。

 てかさ、ケモニマル病ってここまで我慢しないといけないものなの?

 快楽に震える小さいながらにも勃った自身にはグレン兄さんの締め付ける指はない。でも代わりにリボンが結ばれていた。

「にぃしゃ、にぃしゃん──も、ほど、ほどいてぇ~……」
「ルカ、まだですよ。ちゃんと奥まで入れてあげますから、ね?」

 妥協案のようです。そんな妥協案はお断りしていいですか?

 きっと中に……。いや、兄さんのを奥へ入れてくれるのは指だけでイくのに体が慣れてしまったからですかね……。でも、奥に入れてもらえるのは嬉し──って、またウサギの本能! 消えてくれないかな、マジで……。指をゆっくり抜かれるとそれは凄く寂しくてなんとも言えない気分にさせられた。そしてすぐに!熱くて質量のあるモノがゆっくりと押し入ってきた。

「あ、おっきぃ……」

 しゅごぉーい、もっと……って、ウサギぃ!! マジ消えて! 変なことを口走らないうちに消えてほしい。グレン兄さんはわざとなのかゆーっくりと引き抜いてはゆーっくりと奥へ突きだす。もっと速くしてって言いたい。何て言うか今回のグレン兄さんはかなりいじめっこだと思う。俺の脳内思考がウサギになる前にいっぱい抱いてくれたら良いのに……。なんなのかな、どうしてもいっぱい、いっぱいエッチがしたいのだ。自分の願望なのかケモニマル病のウサギのせいなのか……。混在しちゃってなんだかどれが俺の気持ちなのかよくわからなくなってきた。

 もう、いいや……。グレン兄さんに任せておけば良くなるのかもしれないし……。

 俺は考えるのをやめた。あえぐ声はどうやったって我慢できない。でも俺、知ってるよ? グレン兄さんも俺と同じくらい我慢してるってことは……。ランプの時みたいにいっぱい、いーっぱい抱いてくれたらもしかしたら全て解決するかもしれないのに……。そして俺は昼近くまで我慢をさせられ、最終的には塞き止められていた間に溜められた分の精液が時間をかけてゆっくりとそしてドロドロと勢いなく流れ出し、俺は精を吐き出しながら気を失った。


   ◆


「お? ルー、起きたのか?」
「兄? ……眠い……」

 目を擦りながらベッドでボーッと座り込むと「とりあえずサンドイッチあるから食べとけ?」と目の前にトマトサンドとレタスサンドが有りました。ウサギのせいなのか野菜がとても美味しそうに見え、無言でモグモグしていると頭を優しく撫でられました。

「食べたら昼寝しとけ? うさぎは夜行性だし……」

 俺も兄さんも溜まっている仕事をしたいし……と言う副音声が聞こえました。なるほど、凄く眠いのはウサギのせいか……。んでもって俺の分を2人が行ってくれてるんですね?

「ヤト、お留守番ありがとうございます。おや、ルカも起きましたか」
「今は野菜に夢中みたいだよ」

 サンドイッチを両手でもってガジガジしながら2人を見ると微笑ましそうな顔で見てました。思わず首をかしげながらパンをガジガジしていると兄に笑われた。

「ケモニマル病って発情してないとまじで和むなぁ……」
「ソレは確かに言えますね。そう言えば聞きましたか? 肉食動物で発症した人のパートナーが大変らしいですよ。まぁ、食い殺すかそういう意味で死んではいないですけど、体力の限界でベッドの住人だそうです」
「あー、しかも猫科は逃げないように首の裏を思いきり噛むし回数も多いよなぁ……。猿も猿でなかなかの……」

 ルーは万年発情期だけど、草食のウサギでよかったな……と兄に撫でられました。いやいや、実際問題としてあまりよくないです。だって気を抜くとグレン兄さんや兄を押し倒しちゃいそうなんで……。ちなみに女性が発症すると妊娠と言うか受精したら早期で治るらしいです。なんと言うかゲーム内の少子化対策なんですかね──。ありがた迷惑だとしてもどうにもならないところまで進んだ国では逆に喜ばれそうな気すらする。なんと言うべきなのか。恐ろしい病気だと感じました。
 ────が、俺には関係ありません。何故ならばご飯のトマトに夢中だからです。

「トマト、美味しい!」

 モグモグしているとグレン兄さんに兄はニコニコと何故か俺のけも耳を見つめていました。どうやら嬉しいとピコピコと動くようです。

 俺の心の内が筒抜けではないかぁーーいっ!



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